映画好きは「ミニシアター系」も要チェック。ちょっとマイナーな面白映画

2019.09.28

大きな映画会社によって直接干渉されない小規模な映画館を「ミニシアター」と呼びます。時代とともに「ミニシアター系」という言葉が広まり定義は変わりつつありますが、面白さは不変。この記事ではミニシアター系のおすすめ映画をご紹介します。

映画のカテゴリー「ミニシアター系」とは?

おすすめの映画を調べているとふと目にすることのある「ミニシアター系」という言葉。ミニシアターと他の映画館にはどんな違いがあるのでしょうか。

大手映画会社に由来していない映画館のこと

ミニシアターとは、東宝や松竹、東映などの大手映画会社が直接運営していない、小規模運営の映画館のことを指します。

さらに、客席の数もまた「ミニ」の定義として使われます。200人ほどを客席の上限としている映画館であることと、大手映画会社が絡んでいないということ、これらの条件が揃うとミニシアターとして大きく定義されるのです。

近年は境目が曖昧になりつつある

最近は「ミニシアター系」という言葉が広まりました。それにより、実際は全国的かつ同時に上映されている単館上映作品でないとしても、ミニシアター系として扱われることもあります。

自分の住んでいる地域に「東宝」や「東映」などといった大々的なネーミングではない映画館があるようであれば、ミニシアターとして扱われているかもしれません。

ミニシアター系映画のおすすめ3選・洋画編

有名俳優や女優の起用がなく、かつ小さな映画館での上映となった映画でも良作は数えきれないほど生まれています。まずは洋画のなかからおすすめのミニシアター系映画をご紹介します。

皮肉屋な漫画家の実話「ドント・ウォーリー」

主人公のジョンは、アルコールにひたりながら荒れた生活を送っていました。そのさなか、ジョンは不運にも交通事故に遭い車いすでの生活を余儀なくされます。

しかし皮肉屋のジョンの心は折れません。不自由な手でペンを取り、風刺漫画家として活動しはじめるのです。ジョンが持っているユーモアセンスや人と違う視点は、世の中の人々の心を次第に掴むようになっていきます。

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ドタバタな家族愛「リトル・ミス・サンシャイン」

アリゾナに住む一家が巻き起こすドタバタな出来事と家族愛の物語です。一家の娘・オリーヴはダンスが大好き。美人でスタイルがいいとは言えない彼女ですが、持ち前の明るさは子どもらしくまるで太陽のようです。

自殺未遂を起こし一家と暮らすことになったゲイの叔父や、言葉を発さないことで夢への誓いを立てた兄など、ユニークな登場人物が映画を彩ります。

ある日、全米の美少女コンテストに繰り上げ出場が決まったオリーヴは、家族とともに会場へ向かいます。しかしそのさなかで祖父が死亡。おんぼろ車はうまく動かず、さまざまな波乱が家族に迫ります。

ドタバタコメディではありつつも、家族とはなにかといった心のつながりをしっかりと描いている作品は、観たあと思わず家族に会いたくなります。

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次のトップは誰だ「スターリンの葬送狂騒曲」

当時のソ連で、最高の権力を持っていた独裁者・スターリンが死亡するところから物語は始まります。次のトップとなるのは誰なのか、という問題が発生し、書記や軍の司令官たちがお互いを出し抜くために奔走します。

ロシアで上映することを禁じられたというこの作品は、ブラックユーモアが効いた仕上がりになっています。歴史的背景を絡めつつもオリジナリティあふれる演出にあふれている作品ですので、それほどソ連の歴史に詳しくない方でも楽しむことができるでしょう。

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ミニシアター系映画のおすすめ3選・邦画編

ミニシアター系で魅力的な作品は洋画だけではありません。次はおすすめの邦画をピックアップしてご紹介します。

酒に想いを「カンパイ!日本酒に恋した女たち」

こちらの作品は、日本酒に心をささげた女性たちの奮闘を描くドキュメンタリー映画です。「女人禁制」、そんな言葉でなかなか超えられない垣根を作られてしまっていた日本酒造りの世界において、3人の女性をクローズアップしています。

酒造りについての知識を持っていなくとも、酒に対する強く芯の通った想いは視聴者の心にしっかりと刺さります。日本酒が世界へと羽ばたき新しい世界へと進むために必要なことはなにか、彼女たちの信念を通して学べる作品です。

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恋に正解はない「愛がなんだ」

有名作家・角田光代原作の小説を映画化した作品「愛がなんだ」。この作品で描かれるのは、とあるアラサー女子の恋と失恋です。恋のためなら仕事も放りだしてしまうヒロイン・テルコは、何を失い何を得るのでしょうか。

「恋愛ってなんだろう」という疑問を抱いたことが一度でもあるのであれば、ぜひ観てほしい作品です。

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ゆるく、そして強く「かもめ食堂」

主人公のサチエは、日本から遠く離れたフィンランドで日本食の食堂を開いていました。周囲の人間からは変わり者として遠巻きに見られ、お店は毎日閑散としています。そこに同じく日本人のミドリが加わり、次第に周囲の人間とのかかわりが増えていきます。

サチエのマイペースさは、うらやましさすら抱いてしまう不思議な温かさがあります。心が疲れたとき、自分を見失いそうになったときに観てほしい作品です。

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規模は違えど映画の面白さは変わらない

映画は、大きな映画館で扱われていたり、広告が何度も派手に流れているものばかりが良作とは限らないのが面白いところ。

ミニシアター系映画でいつもと違う視点を体感すれば、自分が求めていた答えが見つかるかもしれません。まずは気になるタイトルをチェックしてみてください。

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