世界遺産からインドの文化を知る。一度は行きたい6つのスポット

2019.09.27

独自の文化を持つインドには、魅力的な世界遺産がたくさんあります。この記事では、一度は行きたいインドの世界遺産を6つに絞って紹介。独自の形をした建築物や、神聖な寺院を知れば、インド文化への理解が深まるでしょう。

芸術的で美しい建築物

インドには繊細で美しい建築物が多く、歴史的価値が高いものは、世界遺産に登録されています。2つをピックアップして紹介するので、芸術的な美しさを感じてください。

タージマハル

全てが大理石でできた、世界一美しいと言われる霊廟です。かつてインド亜大陸を支配していたムガル帝国の皇帝が、愛妃を偲んで建設しました。

4本の水路が通る庭園の中に、白亜の霊廟が建っています。近くで見れば施された繊細なレリーフやはめ込まれた宝石があり、細部までが美しい。朝日や夕焼け、満月の夜など、当たる光や時間帯によって、違った表情が見れます。

ラージャスターンの丘陵城塞群

8~18世紀までに建てられた6つの城塞には、当時栄えたラージプート諸王国の文化が色濃く残っています。中でも有名なのが「アンベール城」。堅牢な城壁と、象頭の神「ガネーシャ」を描いた美しい門で有名です。

壁や天井は芸術的なモザイク画でおおわれており、細部まで楽しめるでしょう。謁見につかわれた「勝利の間」や、部屋中に鏡を飾った「鏡の間」など、見所がたくさんあります。

仏教やヒンドゥー教発祥の地インドの寺院

インドは仏教やヒンドゥー教が発祥した地としても有名です。歴史的な寺院が多数あり、それぞれ違った魅力をもちます。世界遺産に登録されている2つの寺院を紹介しましょう。

コナーラクのスーリヤ寺院

インド神話に登場するヒンドゥー教の太陽神「スーリヤ」を祀った寺院です。太陽神の住まいとされる馬車の形を模しており、24個もの巨大な車輪がついています。

拝殿の手前にある神楽殿では、神に捧げる舞や歌が行われていました。寺院や神楽殿、小祠堂に施された繊細な装飾やヒンドゥ彫刻から、高い芸術性が感じられます。

ブッダガヤの大菩提寺

仏教の開祖である「釈迦牟尼」が悟りを開いた場所として有名です。仏教における4大聖地の一つ。52mもある現在の寺院は、紀元前の5~6世紀ごろに建てられました。

寺院には複雑な彫刻がほどこされており、荘厳な美しさを感じられるでしょう。本殿にある黄金に輝く仏像には、教徒が祈りを捧げています。神聖な菩提樹や、釈迦が沐浴したとされる蓮池も、見逃せないスポットです。

他にもある魅力的な世界遺産

建築物や寺院以外にも、魅力的な世界遺産はたくさんあります。注目したのは、階段で地下へと降りる「階段井戸」と、昔から変わらない「山岳鉄道」。2つの人気スポットについて、詳しくチェックしましょう。

ラーニー・キ・ヴァーヴ

「王妃の階段井戸」と呼ばれる、インドにある中でも最大規模の階段井戸です。7段構造になっており、幅が20m、長さは70m、深さは28mにもなります。

水の貯蔵という役割の他には、宗教的な一面も。大小様々な彫刻が壁一面に施されており、ヒンドゥー教の神話や神々がモチーフになっています。

インドの山岳鉄道群

インドの山岳部の鉄道は、100年以上前の姿を今でも保っています。最初に登録された「ダージリン・ヒマラヤ鉄道」の他、「ニルギリ山岳鉄道」「カールカー=シムラー鉄道」が対象です。

谷や崖を昔ながらの蒸気機関車が走る光景は貴重です。レールの幅が61cmしかない「ダージリン・ヒマラヤ鉄道」は機関車も小さく、「トイ・トレイン」とも呼ばれています。

世界遺産からインドの神秘を感じよう

インドを象徴する6つの世界遺産について、ご紹介しました。独自の文化や文明が作り上げた建築物や寺院は、他の国にはないものです。

紹介した世界遺産は、インドの宗教や歴史を学ぶうえでとても重要です。世界遺産の文化に触れて、インドの神秘を感じてみてはいかがでしょうか?

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