獺祭の美味しい飲み方。種類ごとに獺祭のおすすめの飲み方を解説

2019.09.27

『獺祭』は、日本のみならず、世界的にも評価が高く、権威ある賞をいくつも受賞している日本酒です。そんな『獺祭』を手に入れたなら、せっかくなら一番美味しい方法で飲みたいものですよね。この記事では『獺祭』の種類別に美味しい飲み方を解説します。

獺祭を美味しく飲むポイント

『獺祭』はちょっとした工夫をするだけで、さらにおいしく飲むことができます。そのポイントについて紹介しますので、ぜひ試してみてください。

ワイングラスを使って飲もう

『獺祭』には小さめのワイングラスが向いています。

というのも、『獺祭』の場合はワインと同じ温度に冷やして飲むことも多いため、ワイングラスであれば、より『獺祭』のフルーティーな風味や芳醇な香りを感じることができるからです。

実際に海外で『獺祭』は、ワイングラスで出されることがほとんどで、ワイングラスに『獺祭』の名前が入ったものも販売されています。

グラスが薄いと口当たりが良く、より美味しくいただくことができるでしょう。

獺祭は熱燗に向かない

一般的に純米大吟醸は熱燗に向かないお酒とされています。『獺祭』は純米大吟醸がメインの銘柄なので、熱燗にはあまり向きません。

『獺祭』はフルーティーな香りに柔らかい口当たりが特徴のお酒なので、熱燗にするとその香りや口当たりが飛んでしまい、辛口になってしまうからです。

種類にもよりますが、まずは冷えた状態のものを楽しみ、ほかの温度のものと飲み比べてみてはいかがでしょうか。

おつまみは香り高いものがおすすめ

『獺祭』は和食とも合いますが、ほかの日本酒とはまた違い、ワインのような感覚で、特にチーズやトリュフなどと相性も良いことで知られています。

また『獺祭』の味には奥行きがあるため、鴨や白子、トリュフといった、香り高い味わい深い食材とも相性が良いとされています。

料理であれば柑橘系ソースや柚子胡椒を使った肉・魚料理にも合います。

デザートのバニラアイスクリームやフルーツなどともあうため、自分の好みのおつまみや食材を探してみてください。

獺祭の種類ごとの飲み方

『獺祭』にはいくつかの種類があり、種類によって美味しく飲む方法が異なります。それぞれの美味しい飲み方をご紹介します。

二割三分や三割九分は10度~常温最適

『獺祭 磨き二割三分』『獺祭 磨き三割九分』は、米の精米歩合を表しており、特に『二割三分』はその数字の通り77%削って、23%残しています。

日本酒は基本的に、50%削れば純米大吟醸酒のランクになりますが、『二割三分』はそれをはるかに上回る77%を削っているわけですから極限まで磨いている日本酒といえます。

そんな『二割三分』や『三割九分』はその香りと甘みを最大限に味わうため、温度は10度から常温の間で飲むのがよりおいしく飲めるとされています。

10度前後の温度にするには、冷蔵庫から出して10分くらいがちょうど良いでしょう。

「その先へ」は12度からゆっくり飲む

『獺祭 磨き その先へ』は、精米歩合こそは公表されていませんが、『二割三分』が日本でも最大級の精米歩合だと言われているその先へ進むように、思いを込められた酒です。

そんな『その先へ』は、さらに豊かな香りが特徴で、12度からゆっくり飲む方法がおすすめです。

ほかの『獺祭』のように冷やすと、逆にその豊かな風味が味わいづらいため、12度くらいから始めて、温度による味の変化を楽しんでみてはいかがでしょうか。

スパークリングは氷水で冷やそう

『獺祭 スパークリング』は、ワインではなく発泡日本酒です。

スパークリングの場合はやはり、氷水でキンキンに冷やして、その冷たさを喉ごしと共に楽しむのがおいしい飲み方でしょう。

のど越しが爽やかなスパークリングは、日本酒が苦手な人でも挑戦しやすいので、ぜひ、試してみてはいかがでしょうか。

獺祭焼酎を割るのにおすすめの飲み物

実は『獺祭』は日本酒だけではなく、『獺祭』の製造過程で出た酒粕を再醗酵させ蒸留させて作った粕取り焼酎という焼酎もあります。『獺祭』の特徴だるフルーティーな香りとまろやかさはそのまま引き継いでいますが、アルコール度数が39度と高いので、ストレートに飲むよりも割って飲む方が向いています。

そんな『獺祭焼酎』を割るのにおすすめの飲み物について紹介します。

香りを楽しみたいなら水割りやお湯割り

もしも『獺祭』特有の香りを味わいたいなら、水割りもしくはお湯割が一番向いています。

獺祭はアルコール度数の高さから、ストレートやロックで飲むとアルコールの強さの方が際立ってしまいます。そのため、水割りやお湯割りにすることで、香り高さを楽しみながらおいしく飲むことが可能です。

炭酸水で割れば食事によく合う

『獺祭焼酎』は、炭酸水で割ることによって食事にも合わせやすいお酒です。

『獺祭』は本来主張が強いお酒なので、食べ物と合わせると酒の風味が強すぎる場合がありますが、『獺祭焼酎』の炭酸割りであれば、そのフレーバーを味わいつつ、食事も楽しむことができます。

果実系のジュースで飲みやすくなる

『獺祭焼酎』を白桃やクランベリーのジュースで割って、いつもの『獺祭』と違う楽しみ方で味わうのもよいでしょう。

『獺祭』に含まれているフルーティーな香りが、果実系のジュースでよりアップし、より飲みやすくなるので、日本酒が苦手な人でも飲みやすいかもしれません。

一見、『獺祭』をジュースで割るなんてもったいない、と思われるかもしれませんが、『獺祭』がフルーティーな味だからこそできるコンビネーションではないでしょうか。

実際、この『獺祭焼酎』とクランベリージュースを使ったカクテルは、『獺祭』の製造会社である旭酒造の社員が考えたアイデアです。

獺祭を飲むときの注意点

『獺祭』を最後までおいしく飲むために、いくつか知っておきたい注意点があります。ここではその注意点について紹介します。

開封後は早めに飲もう

『獺祭』の旬な期間は意外と短く、生酒だと開封していなくても1週間以内、それ以外でも1〜2カ月とされています。開封後はさらに早くなるので、美味しさを堪能するなら少なくとも3日以内に飲み切るようにしましょう。

飲み比べの際は二割三分を最初に

『獺祭』の中でも『二割三分』は最も繊細な味とされています。そのため、飲み比べをするときは『二割三分』から飲むとほかの種類との違いが分かりやすく、おすすめです。

獺祭をより美味しく飲もう

『獺祭』は日本だけではなく、世界でも注目を浴びている日本酒です。

常に日本酒の味のおいしさや香りと向き合い、こだわりを持って作られている『獺祭』だからこそ、飲むときにも少しこだわって、よりおいしく飲めるようにしたいものです。

そのための工夫はさほど難しいことではありません。簡単にできるところから始めて、『獺祭』の香りと味を楽しんでみてはいかがでしょうか。

その他のテーマ

ART

CULTURE

CRAFT

FOOD

TIME