最新スポット!シンガポール国立美術館で知る東南アジア美術の歴史

2019.09.26

2015年にオープンしたばかりのシンガポール国立美術館は、マリーナベイに面した好立地と新旧が融合したスタイリッシュな建築で、すでに人気の観光スポットとなっています。この記事では、シンガポール国立美術館の成り立ちや基本情報、見どころをご紹介します。

シンガポール国立美術館とは

まずはシンガポール国立美術館の成り立ちやその建築、入場料などの基本情報をご紹介します。

シンガポール国立美術館の成り立ちと建築

2015年に開館したばかりのシンガポール国立美術館は、シンガポールと東南アジアの近代美術を扱う世界最大規模の美術館で、現在、コレクションは8,000点を越えています。シンガポールの歴史上重要な出来事の数々が繰り広げられた旧最高裁判所と旧市役所を改修して開館しました。いずれの建物も19201930年代のイギリス植民地時代の様式をよく伝えていて、古代ギリシア風の円柱や浮彫彫刻で飾られた壮麗なファサードを見ることができます。パリとシンガポールに拠点を置く建築事務所スタジオ・ミルーによって増築された連結部分のテラスやライブラリーは、古い建築と美しく調和しています。

シンガポール国立美術館へのアクセス、開館時間、入場料

シンガポール国立美術館は、地下鉄City Hall駅から徒歩5分ほどで、近隣のバス停には15の路線が乗り入れています。

開館時間は通常10:00am7:00pmで、金曜日のみ9:00pmまでの夜間開館を実施していますが、入場は閉館の30分前までとなっています。原則年中無休で、祝日とその前日は開館時間が変更になる可能性があるのでチェックしましょう。

入場料は、常設展示は大人が20ドル、712歳の子どもと65歳以上のシニアが15ドル、企画展示は大人が25ドル、子どもとシニアが20ドルです。そして、常設と企画のセット券が大人30ドル、子どもとシニアが25ドル、6歳以下の乳幼児はいずれの入場も無料となっています。

シンガポール国立美術館の見どころ

シンガポール国立美術館では、どのような展示やアクティビティを楽しむことができるのでしょうか。ここでは、シンガポール国立美術館の見どころをご紹介します。

 UOB東南アジアギャラリー

シンガポール国立美術館の最初の見どころは、最高裁判所棟にあるUOB東南アジアギャラリーです。19世紀中頃から現在までの東南アジアの美術を、約300点の作品とともに時代順にたどることができ、東南アジアの美術がいかにその政治的社会的動乱と結びついていたかがよくわかる展示となっています。シンガポールの銀行が、ギャラリーのネーミングライツを取得したため「UOB」と冠されています。

DBSシンガポールギャラリー

シンガポール国立美術館の2番目の見どころは、市役所東にあるDBSシンガポールギャラリーです。シンガポールの美術の歴史を19世紀から現代までに制作された400点あまりの作品で紹介する展示が行われています。多民族国家シンガポールならではのアイデンティティを問うような展示構成によって、多様な表現が生まれた背景を感じることができます。「DBS」は同じくシンガポールを拠点とする銀行です。

ケッペル美術教育センター

市役所棟1階の広い面積を占めるのがケッペル美術教育センターで、キュレーターやミュージアム・エデュケーター、アーティストの考案による、子どもの想像力や創造性を刺激するようなアクティビティが用意されています。乗って楽しめる彫刻やその場で参加できるワークショップなど、子どもたちが美術に触れるのに最適の空間となっており、入場無料のため、家族連れで訪れる来館者に人気のスポットになっています。「ケッペル」もシンガポールに拠点を置く大企業です。

シンガポール国立美術館はレストランやカフェも充実

シンガポール国立美術館の中では、なんと10店舗ものカフェやレストラン、バーが営業しています。シンガポールの地元料理から中華、フレンチ、日本食、そしてスイーツまでと種類も豊富で、見学の休憩にはどこへ入ろうか迷ってしまいそうです。マリーナベイに面した好立地を活かして、裁判所棟6階のバーは夜中1:00amまで営業していますので、あの有名なマリーナベイ・サンズ・ホテルの夜景を見ながらお酒を楽しむこともできますよ。

ガイドツアーも毎日開催

シンガポールのランドマークを改築したシンガポール国立美術館は、東南アジアの美術を詳しく知らなてもぜひ訪れたい最新のスポットです。

英語と中国語のみですが、毎日11:00amからは建築や展示についてのガイドツアーも開催されていますので、興味のある方は参加してみてはいかがでしょうか?

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