鉄瓶のサビを落とす方法。サビつかせない手入れ方法も紹介

2019.09.26

水をまろやかにしてくれる鉄瓶。しかし、鉄瓶は陶器の急須とは扱い方が異なりますので、手入れを怠るとサビつきやすくなってしまいます。今回は鉄瓶についてしまったサビを落とす方法と、サビ落としのポイント、そしてサビつきにくい手入れの仕方をご紹介します。

鉄瓶のサビを落とす方法

きちんと手入れをしていても、気温や湿度の関係で鉄瓶がさびてしまうこともあります。ここからは、鉄瓶のサビを落とす方法をご紹介します。

お湯が赤く濁っていたらサビ落としのサイン

サビ落としの目安は、鉄瓶にお湯を注いだときに、お湯が赤く濁っているときです。サビを落とす方法は、鉄瓶で 30分ほどお湯を沸かして、白い器にお湯を注ぎ、お湯の色を確認します。この作業をお湯が透明になるまで繰り返します。お湯が透明になっても鉄の味がする場合はまだサビが出ていますので、その場合はもう少しお湯を沸かしてみましょう。

お湯が鉄臭い場合

鉄瓶を煮沸してもお湯に鉄臭さが残る場合は、お茶のティーパックを鉄瓶に入れて沸かしてみてください。お湯が真っ黒になりますが、これはお茶に含まれるタンニンが鉄と反応しているだけですので安心してください。20~30分沸かしたら、お湯を捨てずにそのまま1日放置します。翌日、鉄瓶の水を捨てて、もう一度お湯を沸かし、すすぎ沸かしを2回ほど行ってください。お茶に含まれるカテキンの消臭作用によって鉄臭さが和らぎます。

サビ落としのポイント

鉄瓶のサビを落とす際には、いくつか注意していただきたポイントがあります。

煮沸するときは中火以下

質の良い状態で長く鉄瓶を使うためには、煮沸をする火力を中火以下にすることが大切です。また、熱源にはガス、炭火、IH調理器など、さまざまな種類がありますが、底面の劣化を軽減するためにはIH調理器での利用がおすすめです。

急須のように洗わない

サビ落としは汚れ落としとは違います。汚れを落とすように鉄瓶をたわしやスポンジなどでこすると余計にサビが出てしまいますので、注意しましょう。

ちなみに、サビの入った赤いお湯を飲んでも健康を害する事はまずありません。鉄サビは美味しくないというだけで体にとっては無害ですので、必要以上に気にする必要はありません。

鉄瓶をサビつかせない。手入れの仕方

鉄瓶の手入れは面倒と思われる方もいるかもしれませんが、実はとっても単純なのです。サビつかせないための大切なポイントをご紹介します。

使用後はしっかりと乾かす

サビつかせないために最も重要なことは、鉄瓶の使用後はしっかりと乾かすことです。それだけ?と思われるかもしれませんが、そもそも鉄瓶がサビる大きな原因は水を入れたまま長時間放置することにあります。そのため、水気をしっかり切って、乾いた状態で保管することが、サビを防ぐ上で何よりも重要なポイントなのです。

定期的に鉄瓶を磨く

良い状態で長持ちさせるためには、定期的に鉄瓶を磨くことも大切です。

やり方は、お湯を沸かした後の熱い状態の鉄瓶を軽く濡らした布巾でやさしく拭きます。その際手を火傷しないようにくれぐれもご注意ください。拭いた後は水気を切って、しっかりと乾かしてください。しばらく使わない時は、鉄瓶の中をよく乾燥させて、風通しのよい場所に保管してください。

お手入れを怠らなければ鉄瓶は何十年も使い続けられる

鉄瓶で沸かしたお湯でお茶やコーヒーを飲むと、より美味しく感じます。鉄瓶で沸かしたお湯には鉄分が溶けだしており、現代人に不足しがちと言われている鉄分も摂取できるので一石二鳥です。
鉄瓶は日々のちょっとしたお手入れを怠らなければ、何十年と使い続けることができます。ぜひ愛着をもって使ってみましょう。
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