登山用のリュックを買うなら専用品がおすすめ!選ぶコツとは?

2019.09.24

登山を快適に楽しむために用意しておきたいアイテムはたくさんありますが、中でも必須だとされているのが『登山リュック』です。登山に使うリュックには、どのような機能があるのでしょうか?選び方や魅力について紹介していきます。

登山リュックは必需品

専門的なアイテムを揃えることが推奨されている登山グッズのなかでも、登山リュックは必需品といわれています。登山リュックには、どのような機能が搭載されているのでしょうか?通常のリュックと登山リュックの違いについて紹介します。

長時間の登山は専用品がおすすめ

長い時間を要する登山では、タウンユースのリュックよりも登山を想定して作られた専用品の使用がおすすめです。タウンユースのリュックにはない、優れた機能を搭載しています。

登山リュックを背負って山道を歩くと、機能性の高さを実感できるでしょう。これから登山用品を揃えるなら、まずは登山リュックから揃えてはいかがでしょうか。

重い荷物を背負っても体の負担が軽い

登山リュックの特徴の一つが『重い荷物を背負っても体への負担が軽い』という点です。例えば、タウンユースのリュックに比べ、登山リュックのショルダーハーネスはクッション性が高く、肩にかかる重みを軽減してくれます。

ショルダーハーネスには背中に登山リュックを程よく密着させ、左右にブレるのを防ぐ役割もあります。ブレずに安定するため、疲労感を感じずに長い時間背負っていられるのです。

耐久性が高く、拡張性もある

『耐久性』や『拡張性』が優れているのも登山リュックの特徴です。登山では多くのアイテムを運ぶ必要があり、重量に耐えられる高い耐久性が求められます。

木の枝や岩にリュックが擦れることも少なくありません。衝撃や外傷で破損しないように、強度の高いナイロン素材などが使われています。

荷物が多い場合は、拡張して使うこともできます。登山リュックの内部に荷物が入りきらないときは、リュック上部にあるトップギアリングにストラップを通して、荷物をくくりつけられます。

登山リュックに付いているコードやストラップを使って小物を分けて収納したり、収納スペースを増やしたりすることもできるのです。

疲労による事故防止に役立つ

実は登山における事故の多くは、疲労からくる判断低下や身体的疲労によるものです。そのため、登山において疲労感を軽減する工夫を施しておくことは非常に重要なことです。

疲労感を軽減する機能を持ち合わせた専用品を選択することは、事故を防ぎ快適に登山を楽しむことに繋がるのです。

登山リュックのサイズ選び

では登山リュックを選ぶときには、どのような点に着目すればよいのでしょうか?ポイントをおさえ、自分に必要なリュックのサイズを把握しましょう。

登山日数と荷物に応じて容量を選択

登山リュックの容量はいくつかあります。容量を選ぶときの目安は、登山日数や荷物の量です。

日帰りなどの軽めの登山にぴったりなサイズは20〜30L、山小屋泊や防寒着を多めに持っていく冬の山での利用を想定したものは30〜50Lです。テントでの宿泊や長期間の登山を想定したものは50〜70Lといわれています。

山にどれくらいの時間登るか、何をどれだけ持っていくかなどを考慮した上で、容量を選びましょう。

初心者は30L前後がおすすめ

バリエーションが豊富なリュックを前にして「どの容量を買えばいいんだ?」と初心者は迷ってしまうかもしれません。恐らく登山初心者の方は過酷な山登りをすることが少ないでしょうから、そのような場合は『30L前後』の容量を選ぶのがおすすめです。

30L前後は、日帰りから宿泊まで幅広く対応できるサイズで使い勝手が良いためです。まずはこの容量から揃えて、必要に応じて大容量の登山リュックを購入していきましょう。

迷ったら店舗で相談してみよう

登山リュックは同じサイズ帯で、様々なブランドから発売されているので、目移りして迷ってしまうこともあるでしょう。

何を選べばよいか迷ってしまったときは、登山に関する知識が豊富な店舗のスタッフに直接相談するのも一つの手段です。自分がリュックに求めている機能を説明して、最適なモデルを提案してもらうとよいでしょう。

登山リュックはフィッティングして選ぼう

登山リュック選びで気をつけたいのが『背負い心地』の確認です。登山リュックの背負い心地は、実物を実際に背負うことでしか判断できません。登山リュックを購入する際は、フィッティングしてからにしましょう。

背面の長さを合わせる

登山リュックをフィッティングするときは、まず『背中の長さを合わせる』ところから始めます。

背中の長さ(背面長)とは、首の後ろでもっとも飛び出ている骨(第7頸椎)から骨盤の上までの長さのことです。登山リュックのトルソー(背面長)と合っているかを確認しましょう。

リュックによっては、背面長が『S・M・L』と選択できるものや、長さを調整できるモデルも販売されています。長すぎたり短すぎたりすると登山中にズレて背負い心地が悪くなるため、しっかりと背中に合うものを選ぶのが基本です。

ウエストベルトの確認

登山用リュックには『ウエストベルト』と呼ばれる、腰の位置に設けられているベルトがあります。ウエストベルトには、腰とリュックの一体感を高めてくれる効果があるのです。

ウエストベルトの長さは、登山リュックのモデルやサイズごとにばらつきがあります。短すぎても長すぎても、効果が発揮されなくなってしまうため注意が必要です。

ウエストベルトの長さが体に合っていないと、腰を中心にして荷物の重量を分散できなくなってしまいます。しっかり腰にフィットする長さのものを選ぶようにしましょう。

使用後はしっかりお手入れで長持ち

登山リュックは、ほかの登山用品に比べるとメンテナンスの重要性が認知されていない傾向があります。定期的なメンテナンスは、機能性を維持し長く使用するための重要な作業です。

では登山リュックをメンテナンスするときは、どのようなことに注意すればよいのでしょうか?使用後に実践したい、登山リュックの基本的なメンテナンス方法について紹介します。

外せるパーツは分解して洗う準備を

登山リュックのメンテナンスは、各パーツの経年劣化やカビの発生を防ぐ上で大切な作業です。メンテナンスをするときに行うのが『パーツの分解』です。

登山リュックには、ショルダーハーネスやウエストベルトなど、いろいろなパーツが取り付けられています。まずは取り付けられているパーツを外し、リュックを洗いやすい状態にしましょう。

パーツを外すと同時に、各部位のファスナーを開けておきます。ファスナーが閉まっていると局所まできれいに汚れを落とせないため注意が必要です。パーツが壊れていないかも、取り外したときに確認しておきましょう。

洗濯し汗や汚れを落とす

パーツを外しファスナーを開けたら、いよいよ洗濯です。まずは、汚れている箇所を水で濡らし、中性洗剤をつけスポンジやブラシでこすって部分洗いをします。

部分洗いが終わったら、おけなどにリュックがちょうど浸かるくらいの水をため、押し洗いをしていきましょう。汚れがひどい場合は、水ではなくぬるま湯を使うと落ちやすくなります。

押し洗いが終わったら、すすぎ作業に移ります。汚れた水を抜いて、きれいな水に入れ替えましょう。水が汚くなくなるまですすぎ続けます。水に濁りがなくなったらすすぎは完了です。

水気を切って、風通しのよい場所で陰干ししましょう。完全に乾いたら、湿気の多い場所を避けて保管します。

初心者におすすめの登山用リュック紹介

数あるリュックの中でも、特に初心者におすすめの登山リュックを紹介していきます。登山リュックの特徴は、ブランドやモデルごとに異なります。気になる登山リュックがあったら、店舗で手に取ってみるのもおすすめです。

ザ・ノース・フェイス テルス35

『テルス35』は、アウトドアブランドとして世界的に人気を集めているTHE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)が販売している定番の登山リュックです。

このモデルの容量は35Lで、宿泊を伴う登山などにも対応できます。生地の強度を高めながら軽量化することに成功しており、フィット感にも定評があります。さりげなくレインカバーが付属しているのも嬉しいポイントです。

豊富な収納スペースと機能性が両立しているオールラウンドモデルとして、初心者から上級者まで幅広いユーザーを獲得しています。

  • 商品名:ザ・ノース・フェイス テルス35
  • 価格:1万7259円(税込)
  • Amazon:商品ページ

カリマー リッジ30

デザイン性と機能性を追求しているkarrimor(カリマー)から発売されているのが『リッジ30』です。

このモデルは、発売されて以来、数多くの登山者やトレッキングユーザーから愛され続けています。近年、さらなる改良が加えられ、より快適な登山リュックへと進化しました。

リッジ30の特徴の一つに、3タイプの背面長から選べるという点が挙げられます。背面長はフィット感を追求する上で重要な要素のため、自分に最適な長さを選べるのは魅力的です。

ハイセンスなデザイン性も人気の理由です。タウンユースもできるシンプルなデザインで、登山者以外のおしゃれに敏感なユーザーからも好評を得ています。

  • 商品名:カリマー リッジ30
  • 価格:2万2464円(税込)
  • 楽天市場:商品ページ

自分に合った登山リュックを背負って出かけよう

登山リュックは、登山をする上で欠かせないアイテムです。自分にぴったり合った登山リュックを選ぶことは、快適な登山を楽しむためだけでなく、思いがけない事故防止にも繋がります。

気になる登山リュックが見つかった際には、必ず実際にフィッティングしてみましょう。自分の体にすんなりなじむ登山リュックを見つけたら、次の休日に登山に出かけてみてはいかがでしょうか?

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