哲学を映画で理解したい人に。おすすめ作品を厳選して紹介

2019.09.23

「哲学的命題を扱った映画が観たい」「おもしろいだけじゃなくて深いテーマを合わせ持った作品が好き」。こんな方向けに、哲学の世界を存分に味わえるおすすめ映画をまとめました。3ジャンルに分けてご紹介します。

哲学の話題をまとめて知れる、入門的映画

まずは哲学とは何か、哲学ってどんなテーマを扱う学問なのか、まとめて知ることのできる映画を2作品ご紹介します。

ソフィーの世界

全世界で1500万部を売上げた同名ベストセラー小説を映画化したファンタジー。謎の手紙をきっかけに、時空を超えた旅に出る14歳の少女の姿を描く。Amazonより抜粋

哲学史をわが身にひきつけてわかりやすく楽しめる作品。「あなたはだれ?」という謎の手紙からはじまり、プラトンのイデア論やルネサンス、現代科学の宇宙論まで、ソフィーと一緒に探検できます。

わたしとは・世界とは・存在とは?哲学の主要テーマを考えるきっかけとして、子や孫と一緒に鑑賞するのもいいでしょう。

  •  商品名:ソフィーの世界
  •  参考価格:6,997円(税込)
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ウェイキング・ライフ

青年は自分の部屋で何度も目覚めるが、いつも夢の中にいる状態から抜け出せないでいる。もはや夢と現実の境も分からない彼は、完全に覚醒する方法を見出そうと外に出掛けた。そして青年は、様々な人々に出会う。人々は彼に語りかける。人間の存在意義、生きるとはどういうことか?死とは何なのか?夢とは何か?我々人間は何処から来て何処へ行くのか?Yahoo!映画より抜粋

まるで夢遊病のような世界観で、哲学談義が延々と繰り広げられる不思議な作品。実写をアニメーション化した映像もまた不思議な雰囲気を助長しています。

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人工知能(AI)を扱ったSF映画

わたしたちの意識とは何なのか、どこにあるのか、機械にも意識は生まれるのか。こうした哲学の問題に触れられるSF映画の名作をつぎにご紹介します。

ブレードランナー

2019年、酸性雨が降りしきるロサンゼルス。強靭な肉体と高い知能を併せ持ち、外見からは人間と見分けが付かないアンドロイド=「レプリカント」が5体、人間を殺して逃亡。「解体」処分が決定したこの5体の処刑のため、警察組織に所属するレプリカント専門の賞金稼ぎ=「ブレードランナー」であるデッカードが、単独追跡を開始するが…。Amazonより抜粋

1982年公開の『ブレードランナー』はSF映画の金字塔で、生命倫理や実存についても考えさせてくれます。原作はフィリップ・K・ディックの『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』。より深く考察したい方はあわせてどうぞ。

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チャッピー

2016年―犯罪多発地区、南アフリカ ヨハネスブルグに世界で唯一の“感じ、考え、成長する”AI(人工知能)を搭載したロボットが誕生。彼の名はチャッピー。起動したばかりのチャッピーは真っ新でまるで子供のようだが、彼の余命はたった5日間しかない。Amazonより抜粋

人工知能・ロボットとの共存・人格のデータ化など、『チャッピー』はきたるべき近未来を予想しています。監督は『第9地区』で知られるニール・ブロムカンプ。エンタメ要素もあって楽しめるSF映画となっています。

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観念論を学べる大ヒット映画と日本アニメ

この世界はわたしたちが認識するしないに関わりなく実在しているのか、それともわたしたちの観念の中にしか世界は存在しないのか。こうした実在論と観念論という考え方を知れる映画も2作品ご紹介します。

マトリックス

凄腕ハッカーのネオは、最近”起きてもまだ夢を見ているような感覚”に悩まされていた。そんなある日、自宅のコンピュータ画面に、不思議なメッセージが届く…。正体不明の美女トリニティーに導かれて、ネオはモーフィアスという男と出会う。そこで見せられた世界の真実とは。やがて、人類の命運をかけた壮絶な戦いが始まる。Amazonより抜粋

1999年から2003年にかけて3部作が発表され、一大社会現象をまきおこした映画『マトリックス』シリーズ。特に1作目は「現実とは何か」というテーマを前面に打ち出した衝撃的内容でした。観念論を知るには格好の映画といっていいでしょう。

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うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー

学園祭を明日に控えた友引高校は上を下への大騒ぎ。あたるやラム達は連日学校に泊まり込み、学園祭の準備に大忙しだった。ある時、身近な人々が姿を消し始め、町には異常事態が次々発生。真相究明委員会を結成したあたる達が、面堂のハリアーに乗り込み宇宙から町を見下ろすと…! Amazonより抜粋

洋画ばかりでしたので最後に邦画、それもアニメをひとつ。

『うる星やつら2』は『GHOST IN THE SHELL /攻殻機動隊』で知られる押井守監督が1984年に発表した長編アニメーションです。「うる星やつら」という素材に押井監督ならではの哲学的主題が取り入れられ、大人も充分に楽しめる映画となっています。

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哲学を学べるのは本だけじゃない

哲学の世界を存分に味わえる映画を6作品、厳選して紹介しました。

映画という表現方法は本とちがって、抽象的な概念を論理的に説明することは苦手です。しかしその反面、物語を追いながら映像と音とセリフで強烈なインパクトを与えてくれます。映画を通じて哲学に触れるのもおすすめです。

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