ノンアルコールワインはあなどれない!ワインと遜色ないレベルの商品が続々登場

2019.09.23

ノンアルコールワインと聞いて、「要するにぶどうジュースのようなものでしょ」と軽く見ている人も多いでしょう。しかし製造技術の進展により、アルコール入りワインと遜色のない味わいを持つ商品も登場するなど、かなり侮れない状況になってきているのです。

ノンアルコールワインはこうして造られる

ノンアルコールワインは、造り方によって次の2つのタイプに分かれます。

①完成したワインからアルコールを抜いて造るタイプ

脱アルコールワインとも呼ばれ、次のような方法でアルコールを抜きます。

  • 気圧を下げて沸点を下げ,常温でアルコールを蒸発させる(蒸留法)
  • 半透膜でアルコールと水分を分離・濃縮する(逆浸透法)
  • 遠心力でアルコール分と味・香り成分を分離させる(揮発性物質回収法)

ワインがベースとなっているので、ワイン感をしっかり楽しみたい人におすすめです。ただし製法上1%未満のアルコール分が残るものもあるため、運転を控えた方や妊娠中・授乳中の女性は要注意です。

②アルコール発酵が起きないように造るタイプ

例えば、次のような方法を用いてアルコール発酵を抑えます。

  • 果汁の糖分を減らして発酵を抑える
  • 発酵を途中で止める(急速冷却して酵母の働きを止める/ろ過して酵母を取り除く等)
  • アルコールが生成しにくい酵母を使って発酵させる など

製法上アルコールが含まれておらず、裏ラベルに「ぶどうジュース、ぶどう果汁入り飲料、混合果汁入り飲料」と記載されているものがほとんど。濃厚な果汁感を味わいたい人におすすめです。

ノンアルコールワインの種類と特徴

ノンアルコールワインは、通常のワイン同様赤、白、ロゼ、スパークリング、ロゼスパークリングなど豊富な種類が揃っています。

メルロー、シャルドネ、リースリング、ピノ・ノワールなどワイン用のぶどうを原料にした本格的なものも多く、適度な渋味が感じられたり、甘さ控えめで酸味のバランスが良かったりと、食事と合わせるのに不足はありません。特にスパークリングタイプは炭酸の爽快感と味わいが本格的で、見た目も華やかなので、パーティーシーンでも大いに活用できます。

もちろんワインの旨味の一部でもあるアルコールが含まれていないため、多少コクやパンチに欠ける印象があるのは否めません。ただその分、カロリーが低いというメリットもあるので、あえてノンアルコールワインを選ぶコアなファンも増えているようです。

おすすめのノンアルコールワイン

それではプロのソムリエからも高い評価を受けているノンアルコールワインを、赤、白、スパークリングの種類別にご紹介します。

ヴィンテンスシャルドネ(白)

ワインに限りなく近い完成度を持つ、スッキリ系の辛口タイプ。ほのかに漂う樽の芳ばしい香りはまさにワインそのもので、適度な渋味とキリッとした酸味のバランスの良さが、ワイン通からも高く評価されています。

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妖精たちの宴(赤)

野生種の山ぶどうを使用。酸味・甘味・渋味のバランスが絶妙で、豊かな果実味は甘口のデザートワインを彷彿させます。濃い味の料理に合わせても負けない濃厚さがあるので、食中酒にも最適です。

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デュク・ドゥ・モンターニュ(スパークリング白)

ワインの本場フランスでも年間100万本を売り上げている、ベルギー産の人気商品。白ワインを低温低圧で蒸留してアルコールを抜く独自製法により、本物さながらの完成度の高さを実現しています。果実由来の酸味と甘味のバランスの良さが絶妙です。

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ノンアルコールワインで広がる新たな食の世界

本格的な製法で造られたノンアルコールワインは、通常のワインと同じような香りと風味があり、料理とのマリアージュもしっかりと楽しめます。『百聞は一飲に如かず』。ぜひその完成度の高さを体験してみてください。

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