ラーメンの麺の硬さは何種類?人気や上級者向けの硬さを紹介

2018.11.02

ラーメンを食べに行くと「バリカタで!」など、麺の硬さをオーダーしているラーメン通がいます。奥の深いラーメン界では多種多様な麺の硬さが存在しているのです。人気の硬さを知って、あなたのお好みの麺をラーメン店でオーダーしてみましょう。

ラーメンの麺の硬さについての基礎知識

まずはラーメン屋に行って戸惑わないように、麺についての基礎知識を紹介します。種類がたくさんあるので、好みの硬さを見つけてみましょう。

ストレートの細麺には硬さのランクがある

ラーメン屋で詳細にオーダーしている人を見かけることがありますが、ラーメン店には細かく硬さを指定できるお店が多くあります。

一般的に『柔らかめ』『普通』『硬め』という表現が使われますが、特に博多ラーメンではさらに細かく分類されているので分かりやすく紹介します。

博多ラーメンの麺の硬さは何種類?

博多ラーメン店に入ると店員から「硬さは?」と聞かれて、戸惑う人もいるでしょう。実はいろいろ試してみたいにもかかわらず「普通で…」と答えてしまうのはもったいないかもしれません。

麺の種類は、柔らかい順に並べると以下のようになり、なんと9種類にも分類されます。聞いたことのない種類もあるのではないでしょうか。

お店によってはすべての硬さに対応しているわけではないので、実際に聞く必要はありますが、硬さの順番を知っておくと便利です。

  1. 『バリ柔(やわ)』『ズンダレ』: コシがなくなるまで茹でた状態です。バリ柔の「バリ」は博多弁で「すごく」という意味です。
  2. 『やわ』『柔らかめ』: 茹で上がったところから更に茹でた状態です。
  3. 『普通』: もっともオーソドックスな硬さです。何もオーダーしなければ、この状態で提供されることが多いでしょう。
  4. 『カタ』『カタメン』『硬め』: 少し芯が残った状態で歯ごたえがあります。
  5. 『バリカタ』: よく聞く人気の硬さです。店舗によっては『バリカタ』が提供している最大限の硬さということもよくあります。
  6. 『ハリガネ』: 噛むと芯を感じるのはもちろん、小麦粉の感覚が強いです。このあたりからお腹を壊す人もいるので注意しましょう。
  7. 『粉落とし』: かなり硬い麺のため、提供しているお店は多くありません。「麺の表面についている打ち粉を落とすだけ」という意味から、その名前が付きました。
  8. 『湯気通し』: 文字通り数秒ほど湯気に通しただけの状態です。お店によっては、さっとお湯にくぐらせることもあります。小麦粉そのものを感じることができますが、提供するお店はとても少ないです。
  9. 『生』『生麺』: お湯に通しません。博多ラーメン上級者にとってもかなりインパクトのある食べ方となっており、提供しているお店は極めて少ないです。

地域やお店によって硬さの呼び方は異なる

ラーメンの麺の硬さをオーダーする前に大切なことがあります。それは紹介した硬さレベルの表現は一般的に『博多ラーメン』のみで使われるということです。

さらに注意すべきことは、豚骨ラーメン=博多ラーメンではないということです。豚骨ラーメンは福岡県久留米市で誕生したのち、九州各地に広がっています。硬さのレベルは博多ラーメンのみで使われています。

つまり硬さの表現は博多市や久留米市が対象地域ということです。また店によっては呼び方が違うこともあるので、お店のメニュー表記を確認してみてください。

博多ラーメン 麺の硬さはどう選ぶ?

麺の硬さのランクが多すぎて、どうすれば良いか戸惑ってしまう…。そんな方のために、博多ラーメンの麺の硬さの中から、おすすめの選び方を紹介します。

オーソドックスなおいしさを味わうなら普通

麺の太さによりますが、60秒ほど茹でると、普通の硬さになります。博多ラーメンで使われているストレートの細麺は、普通に茹でてもある程度の歯ごたえが残ります。

スープや他の具材との相性を考えて、店主が一番おいしいと感じる硬さで提供してもらえます。初めて行くラーメン店では、まずは普通を楽しんでみるのが無難でしょう。

ほどよい硬さが好みならカタメンがおすすめ

博多ラーメンのスープは濃厚なので、少し硬めが好きという人も多いでしょう。普通麺が少し柔らかいと感じた人は、2回目は1段階硬い『カタメン』を楽しんでみてください。茹で時間は30秒ほどなので、普通との差を感じることができます。

麺のコシと柔らかさ両方をバランスよく備えた麺に、濃厚な豚骨スープが絡む味は絶妙です。

パリっとした硬さを堪能するならバリカタ

こちらは「硬い!」と感じる硬さで、茹で時間は20秒ほどになります。芯がしっかり残っている感覚ですが、博多ラーメン通にはファンも多い硬さです。

また、『カタ』『バリカタ』といった硬い麺の場合、食べている最中に麺がスープを吸収するので、麺の硬さも徐々に『普通』『やわ』へと変化していきます。色々な食感を味わえるというのも、硬い麺がラーメン通を魅了しているポイントでしょう。

上級者向けの硬さ?湯気通しとは

博多ラーメンの究極の楽しみ方とも言えるかもしれません。しかしながらマニア向けの湯気通しも気になる方向けにその特徴を紹介します。

ほとんど茹でていない究極の麺

名前からも想像できますが、もはや『茹でない』と言ったほうがいいかもしれません。限りなく生麺に近く、スープの中に入れてもなお硬さを保つ、究極の麺です。ラーメンとしての完成度よりも、麺そのものを楽しむマニア向けの食べ方といえるでしょう。

テレビや雑誌で取り上げられたことをきっかけに、知名度が上がっています。 基本的に麺は、十分加熱することが推奨されているので、体調が優れないときはもちろん、個人の判断で楽しむことをおすすめします。

小麦粉の味をダイレクトに感じたい方向け

この究極の麺は、「生麺そのもので苦手」という感想を持つ人もいれば、「小麦の香りを味わうことができる」とその魅力にどっぷりハマるラーメンマニアもいます。ただしあまり慣れていない方は、バリカタなどから順にレベルを上げていくほうが安心です。

麺の硬さによってラーメンの味も変化する

麺の硬さはそれぞれの好みが強く、スープによって相性もさまざまです。まずはお店おすすめの普通を味わい、少しずつ調整して、好みの麺を探してみてください。

普段とは違う硬さの麺を注文することで、ラーメンの新しい魅力を発見することができるかもしれません。奥の深いラーメン界ですが、一歩足を踏み入れてみるのも楽しいでしょう。

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