心理学を基礎から学んでみよう。初歩的な知識やおすすめ本を紹介

2019.09.21

人の心を理解し、時には癒すこともできる心理学。近年ではビジネスにおいても重要視され、「メンタリスト」と呼ばれるスペシャリストも登場しています。そんなロマンある学問に興味を抱いている方も多いのではないでしょうか?この記事ではそんな心理学を学ぶための基礎について解説していきます。

心理学の基礎

心理学は数ある学問の中でも特異な「実体」を持たない分野です。そのため心理学を学習していくにはしっかりとした基礎を身に付けなければ、正しい形で知識を身につけることができません。そこでここからは初歩の初歩として心理学の発生と、現代において広まっている心理学のあり方について紹介していきます。

心理学のルーツ

心理学が現代で一般化されている形になったのはおよそ100年前です。そのルーツは哲学であるとされており、古代ギリシャで活躍した数々の思想家、哲学者たちが唱えた魂の解釈などが時代を経て「実験心理学」へと到達し、その後さらに発展したものと言われています。

また現代の精神医療として広まっている「心理療法」は、当時の医者の中でも精神哲学などに精通していた「アドラー」「ユング」「フロイト」の3人によって成立されました。現代では科学として研究されている心理学は、もともとは精神や魂などの不確定要素から誕生した学問なのです。

ポピュラー心理学との違い

現代においてよりエンタメ要素の強い一部の心理学は「ポピュラー心理学」と呼ばれています。ポピュラー心理学は通俗心理学とも呼ばれ、中には学術的根拠が全くない大衆向けのエンタメとして広められているものもあり、部分的によっては本来の心理学と差別化する必要があります。

特にそれらの要素を含んでいるとされるもので「自己啓発」を目的とした書籍、人生相談などが挙げられます。著作によっては心理学とは全く関係ない内容が含まれていることもあるので、注意が必要です。

心理学の分類

一口に心理学といってもその分野は数多くのジャンルに分岐しています。それらの分類を把握することが、心理学を学ぶ最も初歩的なステップとなります。

代表的なものでは数多くの心理学の元となった「実験心理学」、フロイトによって提唱された「精神分析学」、人間の主体性を謳った「人間性心理学」、個人による社会との交わりを研究する「社会心理学」などが挙げられます。まずはこれらの大まかな分類を把握することから始めてみましょう。

心理学の基礎を学べる書籍

心理学の基礎を学ぶのであれば、基礎的な解説や文献の掲載がされている書籍を手に取るのが一番です。ここからはそんな心理学の基礎を学ぶことができる書籍を2つ紹介していきます。

基礎心理学入門

基礎心理学入門は日本の心理学者「須藤昇」と心理システム学者の「田山忠行」による著作です。心理学とはどういったものなのかを客観的に解説しつつ、脳科学ジャンルの視点からも考察を行なっています。また参考文献の項目も充実しており、最初の一冊としては十分すぎるほど使い勝手の良い書籍となっています。

  • 商品名:基礎心理学入門
  • 参考価格:2808円(税込)
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図説 現代心理学入門

図説現代心理学入門は臨床心理士の受験教材としても推奨されている作品です。製作には日本心理学界の権威たち4名によって行われており、図を伴ったわかりやすい解説で現代の心理学の基礎を学ぶことができます。文章だけでは参ってしまうという方におすすめの一冊です。

  • 商品名:図説 現代心理学入門
  • 参考価格:2376円(税込)
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心理学を学ぶなら基礎を大切に

心理学は実体を持たない対象を研究する珍しい分野です。その世界に足を踏み入れるにはしっかりとした基礎を学ぶ必要があります。この記事で紹介したのはごく一部ではありますが、実際に勉強を始める際の足掛けとなるでしょう。まずは参考書籍を手にとって、心理学とはなんたるかを学んでみてはいかがでしょうか?

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