『和紙畳』はカビやダニが発生しにくい?和紙で作られた畳の魅力を解説

2019.09.21

皆さんは和紙畳をご存知でしょうか?い草を使用した畳とは異なり、和紙で作られた和紙畳は撥水性があり、傷がつきにくく、カビやダニが発生しにくいという特徴があります。最近はオシャレなデザインの畳表(たたみおもて)もあるので、和モダンな空間にしたいときにぴったりです。この記事では和紙畳の特徴や価格、メリットとデメリットについてご紹介します。

和紙畳とは

和紙畳とは和紙をい草のような形状にして編んだ畳のことを言います。まずは和紙畳の特徴と価格相場についてご説明します。

和紙畳の特徴

和紙はコウゾやミツマタなどの植物から作られた日本の伝統的な紙です。この和紙をい草のように細くして作った和紙畳は、通常の畳のような見た目で吸放湿性に優れています。

表面が撥水加工されているため、水や傷、汚れに強く、い草の畳より耐久性があると言われています。飲み物をこぼしてしまったときは雑巾で拭き取るだけで綺麗にすることができ、そのうえシミになりにくいのです。

い草は直射日光に長期間さらされると黄色く変色してしまいますが、和紙畳は変色や色あせにも強く、直射日光が入る部屋にも適しています。

和紙畳の値段

和紙畳の畳表の価格は、メーカーによって異なりますが、6帖で7~15万円、8帖で10~22万円ほどかかります。畳床を追加した場合は値段が異なり、6帖未満の狭いスペースから広い部屋まで対応できます。

発注するときは長方形の1帖単位ではなく、正方形の半帖単位でも注文できます。興味のある人はメーカーに問い合わせて見積もりを取ってみましょう。

和紙畳のメリット

和紙畳には、主に次のようなメリットがあります。

カビやダニが発生しにくい

カビやダニは高温多湿の場所に発生しやすく、特にに気温が20~30℃、湿度が60%以上が繁殖に適した環境です。

い草の畳は湿気がこもりやすく、カビやダニにとっては好条件の発生場所です。一方、和紙畳は水に強いためカビやダニが発生しにくい構造になっています。

赤ちゃんやペットのいるご家庭には、畳の上で横になる機会が多いので、カビやダニが発生しにくい和紙畳がおすすめです。またアレルギー性の鼻炎や皮膚炎がある人にとっても快適です。

色が豊富

和紙畳は、材料となる和紙を染めることで緑だけではなく黒やピンクなど奇抜な色の畳表を作ることもできます。白と黒の市松模様や、小紋柄、ストライプ模様の畳などは和紙畳だからこそできるデザインです。和モダンな空間にしたいときや、普通の緑色の畳とは少し違った趣の和室にしたいときにおすすめです。

和紙畳のデメリット

メリットの多い和紙畳にも、デメリットがあります。

い草の香りがしない

新品の畳は、い草の爽やかな香りがして気持ちがいいものです。和室が好きな人の中には、い草の香りが好きという方も多いことでしょう。しかし、和紙畳はい草を使用していないため、当然その香りはなく、畳の香りが好きな人は物足りなく感じることがあります。

また、和紙畳は表面が樹脂コーティングされているため、い草より手触りが硬いという特徴もあります。

新品は酸っぱいにおいがする

製品の特性により、新品の和紙畳は酸っぱいにおいがすることがあります。しばらく使っている内に、その匂いは抜けていくため気にならなくなりますが、和紙畳の匂いが気になったときは、香りが薄れるまで窓を開けて風通しを良くしておくと良いでしょう。

和紙畳でモダンな空間に

和紙畳は和紙をい草のような形状にして編んだ畳のことです。カビやダニが発生しにくく、水や傷に強いという特徴があります。小さな子どもやペットがいる家庭も安心して使うことができ、色が豊富なので和モダンな空間にしたいときにもぴったりです。自宅に和室がほしいと思っている人は、ぜひ和紙畳を検討してみてはいかがでしょうか?

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