獺祭の定価はいくら?最近は定価で購入できるらしい

2019.09.21

『獺祭』は山口で造られている人気の日本酒ですが、国内だけではなく海外でも評価が高く、一時期は品薄になって高騰しました。現在は定価で購入することもできる『獺祭』ですが、その特徴や定価について紹介します。

獺祭は定価で買える

『獺祭』は人気の高さから生産が間に合わず、高騰していた時期がありました。現在はメーカーの努力もあり、妥当な価格で流注している『獺祭』ですが、現状について少し見ていきましょう。

生産体制が整い現在は定価で買える

『獺祭』の価格が膨れ上がってしまった理由の一つに、飲みたい人が多いのにもかかわらず、品薄で入手できないという供給量の少なさの問題がありました。

『獺祭』の酒造メーカーである『旭酒造』(山口県岩国市)は、より多くの人に楽しんでもらうため、生産体制を強化、十分な供給が保たれるようにしました。

また『旭酒造』は「特約店制度」を取っていて、『獺祭』のブランドを守るため、きちんと管理して販売してくれる店に限定して販売を行なっていました。

これもまた、『獺祭』が入手困難になってしまった理由の一つでしたが、今ではインターネットなどの通販でも定価で買うことが可能になりました。

獺祭の定価はどれくらい?

『獺祭』の定価は『旭酒造』のホームページにも記載されていますが、2019年9月現在は以下の通りです。

商品名 内容量 価格
獺祭 純米大吟醸45(箱無) 1800ml 3240円
獺祭 純米大吟醸 磨き三割九分(箱無) 1800ml 4989円
獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分(箱無) 1800ml 1万584円
獺祭 純米大吟醸 磨き三割九分 遠心分離(DX箱入) 1800ml 7786円
獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分 遠心分離(DX箱入) 1800ml 1万6686円
獺祭 磨きその先へ(DX箱入) 720ml 3万2400円’

定価を知っておけば、実際に購入するときも比較ができるので安心ですね。

過去には2~3倍の価格で売られていた

今では『旭酒造』が生産体制を変えたことで、定価で手に入る『獺祭』ですが、過去には2〜3倍の価格で売られていたことがありました。

これは、あまりに『獺祭』が入手困難なために転売され、その間に価格が膨れ上がったのです。

その高騰した価格でも品薄状態は続いていたため、『獺祭』は「幻の酒」と呼ばれていました。

獺祭の人気の理由とは?

なぜ『獺祭』は高騰するほどに人気だったのでしょうか。その人気の理由を見ていきましょう。

すっきりとした味わいで飲みやすい

日本酒というと、味わいや雰囲気から、和食にしか合わない、というような一定のイメージがありました。

しかし『獺祭』はフルーティーな飲み口を特長とし、「吟醸香」と呼ばれる甘い香りは果実を彷彿とさせます。思わず「ワイングラスで飲んでみたい」と思うような味わいです。

香りが高い一方で、飲み口はすっきりとしており、日本酒が苦手な人や、あまり日本酒を飲まない女性や若い世代の間でも一気に人気となりました。

まさに抜群の飲みやすさを武器に日本酒のイメージを覆したといえるでしょう。

素材や味へのこだわり

獺祭のこだわりは醸造工程だけでなく、素材選びから始まっています。

獺祭に使われる『山田錦』という酒米はさまざまな名酒に使われる優秀なお米なのですが、栽培が難しいことで知られ、農家泣かせの米としても有名です。

『獺祭』はその希少な山田錦を贅沢に削って磨きをかけ、心白と呼ばれるおいしい部分のみを使って酒造りをしています。

「酔うため、売るための日本酒ではなく、味わうための日本酒」をモットーにしている『旭酒造』の思いと味の追求姿勢が伝わってきます。

テレビなどのメディアで紹介された

『獺祭』はさまざまな形で話題になり、メディアでも紹介されました。

安倍晋三首相がオバマ米元大統領をはじめ、各国要人に『獺祭』を贈ったのは記憶に新しいところです。

また『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』では、酒好きの葛城ミサトが愛する酒として『獺祭』が登場し、ファンの中でも「飲んでみたい」という声が多数出ました。

そして、『ユニクロ』の新店舗オープンでは鏡割りで『獺祭』が使用しており、銀座店オープンでは『ユニクロ』のロゴが入った獺祭の桝を使用しています。

安倍首相、『新世紀エヴァンゲリオン』の庵野秀明監督、ユニクロの柳井正社長はみな山口県出身です。彼らの地元愛が獺祭人気を爆発させたといえるかもしれません。

蔵元が定価購入を呼び掛けたことも

『獺祭』の蔵元である『旭酒造』は、この価格高騰は本意ではなく、「真っ当な価格で獺祭を買っていただきたい」という思いから、新聞広告を使って定価購入を呼び掛けたことがあります。

新聞広告で定価での購入をお願い

転売による価格の高騰について知った『旭酒造』は、新聞で「お願いです。高く買わないでください。」という文字と共に『獺祭』の写真、そして『獺祭』全商品の定価、正規販売店を羅列する、というシンプルでありながらインパクトの大きい広告を出しました。

この広告の反響は大きく、SNSなどでも拡散され、スーパーなどで売られている『獺祭』も価格が上げられていたことが多くの人に認知されました。

また『獺祭』の定価を知って、実はそこまで高くなかったことを知ったという声も上がりました。

「状態のいい獺祭を」蔵元の願い

『獺祭』に中間業者などが入って転売されることに対する問題は、価格の高騰だけではありません。

蔵元は『獺祭』が転売される間に日にちが経ち、品質が落ちていくことも問題だと考えました。

一般の人は定価を知らないので「適正な相場を勘違いして品質の落ちた酒を飲まされるのでは、お客様にとって何も良いことがない」と考え、蔵元は出すつもりではなかった新聞広告を出すに至ったそうです。

獺祭を定価で買える店は?

『獺祭』を定価で買って味わうことは、蔵元の願いでもありますが、定価で買える店はどこにあるのでしょうか?ここでは『獺祭』が定価で購入できる店を紹介します。

正規販売店なら間違いない

お店によってはまだ『獺祭』は定価以上で販売されている場合があります。

もしも、確実に定価で『獺祭』を購入したいという場合は、正規販売店を使えば間違いないでしょう。

また正規販売店であれば、『獺祭』の管理もきちんとされているので安心です。

全国の正規販売店が『旭酒造』の公式ホームページに記載されているので、確認して近所のお店を探してみてはいかがでしょうか。

ネット通販でも定価購入可能

今では、生産体制が整ったため『獺祭』の供給が十分になり、「幻の酒」と呼ばれていた『獺祭』は「いつでも楽しめる酒」になりました。

そのため正規販売店だけではなく、ネット通販でも定価で購入できる場所が多くできました。

『旭酒造』の公式ホームページにはネットストアもあるので、利用するのも良いでしょう。

また、『獺祭』を定価で購入するには、定価を知っていなくてはならないので、『旭酒造』の公式ホームページで欲しい『獺祭』の価格を確認しながら購入すると安心です。

獺祭はなるべく定価で購入しよう

一時期は価格が高騰して、入手困難なうえに価格も何倍にもなっていた『獺祭』ですが、今は蔵元の思いにより、定価が開示され、定価で買える場所も多くなりました。

『獺祭』は正規販売店や、定価を調べてから購入するなどで、なるべく定価で手に入れるようにしたいものです。

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