世界遺産はイギリスにいくつあるの?2つの観光名所をピックアップ

2019.09.19

イギリスには色々な世界遺産があり、国の歴史や文化を知る貴重な資料にもなります。美しい景観や建物も多く、一見の価値ありでしょう。この記事では、イギリスの代表的な世界遺産を、2つピックアップして紹介します。

イギリスにある世界遺産の数

2019年の時点で、イギリスには32件の世界遺産が登録されています。「文化遺産」「自然遺産」「複合遺産」の3つに分けて、主な世界遺産を学んでいきましょう。

文化遺産

イギリスの文化遺産は27件です。1986年の「グウィネズのエドワード1世の城郭と市壁 」から、2018年の「ジョドレルバンク天文台」まで、色々な文化財が登録されています。

「ダラム城」や「ブレナム宮殿」などの美しい建造物や、技術の発展と歴史を垣間見れる「ダーウェント峡谷の工場群」は、イギリスの歴史を知るうえでかかせません。

自然遺産

美しい自然や生態系などを評価する自然遺産ですが、イギリスでは4件登録されています。独自の生態系をもつ「ゴフ島とイナクセシブル島」や、希少な地層からなる「ドーセットと東デヴォンの海岸」は、自然の雄大さを感じさせてくれます。

「ジャイアンツ・コーズウェーとコーズウェー海岸」では、他にはない特別な景観を楽しめるでしょう。火山活動によって生み出された、4万もの石柱が並ぶ光景はとても幻想的です。

複合遺産

イギリスで唯一の複合遺産は「セント・キルダ」です。孤立した群島には、美しい自然が残っています。雄大な自然と文化的な価値が高く評価され、世界遺産に登録されました。

世界でもっとも古いとされる火山跡があります。鳥の繁殖地であり、野鳥の楽園と呼ばれることも。伝統的集落など、今はない生活の痕跡も特徴の一つです。

ポントカサステ水路橋と運河

ポントカサステ水路橋は、ディー川にかかるイギリスで最も長く高い橋です。18kmにおよぶスランゴスレン運河とあわせて、2009年に世界遺産に登録されました。

307mの大きな橋

ウェールズ地方の運河にかかる307mの水路橋は、1805年に完成しました。地上38メートルの高さがあり、見るものを圧倒します。

イギリスの産業革命における傑作。石灰と水、牛血を混ぜたモルタルでできており、伝統的なアーチをえがく形が特徴的です。

渡航ができる水路

ポントカサステ水路橋の上には、水路と歩道が通っています。ナローボートとよばれる幅が2メートルの細い船に乗りながら、渡ることが可能です。

水路には手すりがなく、船で空を飛んでいるかのような体験ができます。周囲には放牧地や森が広がり、橋の上からの絶景が楽しめるでしょう。

ビッグ・ベンがあるウェストミンスター宮殿

ウェストミンスター宮殿は、ウェストミンスター寺院、聖マーガレット教会と共に世界遺産に登録されました。チェックしておきたい、2つの見どころを紹介します。

威厳な建築物

ロンドンのテムズ川に面している、とても大きな宮殿です。現在のウェストミンスター宮殿は19世紀に再建されたもので、 中世ゴシック様式を忠実に再現しています。

イギリスの国会議事堂でもあり、観光名所としても有名です。夜になればライトアップされ、美しく浮かび上がります。

時計台ビックベン

ウェストミンスター宮殿には、大きな時計塔が併設されています。ビックベンは大時鐘の愛称であり、時鐘設置委員長の名前が元になっているという説が一般的です。

重さ13.5トンもある鐘が、15分ごとに音を鳴らします。時計の誤差はなんと1秒未満。正午になれば「ウェストミンスターの鐘」のメロディが鳴り響きます。

2017年に改修工事をスタートし、2021年までは稼働を停止しています。

イギリスの世界遺産を楽しむ

イギリスにある32件の世界遺産には、それぞれ違う魅力があります。歴史から景観まで、それぞれ違った楽しみ方ができるでしょう。

イギリス旅行をするなら、世界遺産は外せません。この記事で紹介したポントカサステ水路橋とウェストミンスター宮殿にも、足を運んでみてください。

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