世界遺産を学ぼう『スペイン編』。人気のスポットを厳選して紹介

2019.09.18

スペインは世界遺産が多い国ということをご存知でしょうか?48件登録されており、世界でもトップクラスです。この記事では、そんなスペインにある世界遺産の中から、代表的なものを6つ紹介します。スペインにしかない特別な光景や文化を学びましょう。

伝統と歴史を感じる文化遺産

スペインには建造物から遺跡まで、数多くの文化遺産が存在します。スペインの歴史と文化を学ぶのにピッタリな世界遺産を、2つピックアップしました。

ヘラクレスの塔

2世紀頃に建築され、最古の灯台として知られています。名前の由来は、古代ローマ神話の英雄ヘラクレスから。12世紀に書かれた「侵略の書」の伝説からつけられた、という説が一般的です。

建設から1900年以上たった今でも現役で稼働中。石造りの螺旋階段を登れば展望台にでることができ、北大西洋とラ・コルーニャの街を見渡せます。

古都トレド

川に囲まれた旧市街全体が世界遺産です。芸術的な町並みと建築物は「町全体が博物館」とも言われています。イスラム教やキリスト教、ユダヤ教の文化が入り混じった特殊な都市です。

宗教的な建築物が多数あり、スペインカトリックの総本山「トレド大聖堂」が有名です。750枚のステンドグラスや、「新約聖書」場面を表現した祭壇画など、様々な見どころがあります。

雄大で美しい自然遺産

スペインにある3つの自然遺産から、2つを紹介します。スペインの自然が生み出す景観や生物の多様性を、ぜひ学んでください。

ドニャーナ国立公園

ヨーロッパでも有数の自然保護区で、50万羽以上の鳥たちの越冬地として有名です。さらに、さまざまな動植物が息づいており、絶滅危惧種である「スペインオオヤマネコ」の生息地でもあります。

湿地帯や雑木林、ラグーンなどの多彩な環境が、豊かな生態系と景観を作ります。ヨーロッパで最大級の移動砂丘は、1年で6メートルも動くのです。

テイデ国立公園

スペインの最高峰「テイデ山」を中心にした世界遺産です。噴火を繰り返してきた火山であり、独自の地層や地形を形成しています。

特異な環境によって作られた土壌が、さまざまな植物を育みます。また、動物も多く、テイデ国立公園にしかいない固有種も。無脊椎動物は70種類、爬虫類は3種類、哺乳類では1種類が確認されています。

様々な魅力をもつ複合遺産

スペインには2つの複合遺産があります。文化と自然、2つの魅力をもつスペインの世界遺産をチェックしましょう。

ピレネー山脈のペルデュ山

スペインとフランスにまたがる、ピレネー山脈の一部が世界遺産として登録。農牧民の生活文化や、大自然がもたらす景観など、様々な価値をもっています。

一部の地域は「オルデサ・イ・モンテ・ペルディード国立公園」とされ、生物圏保護区にも指定されています。広大な森林や多彩な野生生物によって、ダイナミックな自然の営みが感じられるでしょう。

イビサ、生物多様性と文化

スペインの東部に浮かぶ大きな島です。様々な国々が所有権を巡って争った歴史があり、古代ローマやアラブ諸族の古代遺跡や建造物が残っています。様々な民族による文化が入り混じった特異性が魅力です。

生物や植物の多様性が素晴らしく、さまざまな鳥類や無脊椎動物が生態系を築いています。青い海は美しく澄み切っており、地中海固有種の海草や海洋生物は多彩。モンクアザラシなど、絶滅危惧種も生息しています。

スペインの世界遺産から学ぶ

スペインにある世界遺産を、6つピックアップして紹介しました。歴史的に重要な価値をもつ建築物から、雄大な自然まで、それぞれ違った魅力があります。

この記事では紹介しきれなかった他の世界遺産を含めて、素晴らしい場所ばかりです。世界遺産を通して、情熱の国スペインへの理解と知識を深めましょう。

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