麻雀の点数計算を覚えよう。覚え方のコツや練習用サイトもご紹介

2019.09.13

点数計算は、初心者にはハードルが高いと感じられがちです。しかし、麻雀中級者へのステップを踏むためには、点数計算をマスターすることが不可欠といえます。この記事を参考にして、ぜひ点数計算の覚え方のコツをつかみましょう。

麻雀の基礎知識

点数計算を覚えるには、麻雀の基礎的な知識が必要です。そこで、まずは基礎知識のおさらいから始めましょう。

麻雀は得点を競う卓上ゲーム

『麻雀』とは、卓上で持っている得点を競い合うゲームです。1人が『ツモ上がり(自力で上がり牌を引く)』すると他の3人が上がりに応じた点数を支払い、『ロン上がり(誰かが捨てた牌で上がる)』すると振り込んだ人が点数を支払います。

人数は4人が一般的ですが、3人でも遊べます。ゲームには『牌(パイ)』と呼ばれる四角いコマを使います。

1ゲームは多くの場合「半荘(ハンチャン)」と呼ばれる、東一局から南四局までの単位で行われます。東一局→二局→三局→四局まで終えると南入りし、再び南一局から四局まで一周回ると終了です。終了時の点数を確認し、点数が高かった人から順位が決定します。

点数のやりとりには点数棒を使う

点数のやりとりは、手元にある細長い棒を使って行います。この棒が『点数棒』で、点棒とも呼びます。点数棒の種類には、『1万点棒』『5000点棒』『1000点棒』『500点棒』『100点棒』があります。

持ち点2万5000点でスタート

スタート時の持ち点は、これもルールによって異なるのですが、最も一般的なのは「各自2万5000点」です。時折、持ち点3万点や2万7000点でスタートするルールもあるので、念のため事前に確認をしましょう。

2万5000点の場合、手持ちの点数棒は基本的に以下のとおりです。

  • 1万点棒…1本
  • 5000点棒…2本
  • 1000点棒…4本
  • 500点棒…1本
  • 100点棒…5本

リーチをかける際は1000点棒を場に供託するため、『1000点棒はできるだけ1本残しておく』ようにしましょう。

麻雀の点数計算に必要な要素とは

さて、ここからがいよいよ本番です。麻雀の点数計算に必要不可欠な要素、『翻』と『符』について解説します。

麻雀の点数は翻と符から算出

麻雀の点数を計算するには、『翻』と『符』の概念が必要です。簡単に説明すると、翻とは手役ごとに決まっている単位、符とは上がりの形や上がり方に応じて決まっている単位です。

翻より符のほうが複雑で覚えにくいのですが、翻も符も点数計算には欠かせない要素です。頑張ってマスターするようにしましょう。

翻はドラや役の難易度により与えられる

『翻』とは、上がった時の手役の難易度に応じて決められている単位です。例えば、基本的な手役として知られる『平和(ピンフ)』や『タンヤオ』なら1翻、ちょっと難易度の高い面前(※)の『混一色(ホンイツ)』なら3翻、といった具合です。

上がりの手牌にドラがあれば、ドラも1翻として数えられます。手役に応じた翻数とドラの数を全て合計した値が、点数計算の対象となる翻です。

【※面前…副露(フーロ)無しで手役を仕上げること。副露は、食いまたは鳴きともいう。】

符は待ちの形や上がり方で加算される

麻雀の点数計算には、『符』も必要です。符は、上がった時の面子や待ちの形、上がり方などで決まります。

まず、基本符は『20符』です。ツモ上がりなら2符、門前ロンなら10符が基本符に加算されます。以下の表は、上がった時の面子の形に対応した符の一覧です。

面子の形 符の数
順子 0符
暗刻・明刻(2~8の数牌) 暗刻:4符、明刻2符
暗刻・明刻(1・9・字牌) 暗刻:8符、明刻4符
暗槓・明槓(2~8の数牌) 暗槓:16符、明槓:8符
暗槓・明槓(1・9・字牌) 暗槓:32符、明槓:16符

続いての表は、待ちの形に対する符の一覧です。

待ちの形 符の数
両面待ち 0符
カンチャン・ペンチャン待ち 2符
単騎待ち 2符
ノベ単待ち 2符

麻雀の点数を数えてみよう

麻雀の点数計算をマスターするためには、簡単な数字から覚えていくのが一番です。ここで例を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

1翻30符では子が1000点、親が1500点

最も覚えやすく出現頻度の高い点数は、『30符』です。したがって『1翻30符』から覚えていくことにしましょう。

  • 例)子のロン上がり…平和という役がついて1翻1000点 ※一発や表裏ドラ無しの場合
  • 二二 三四五 七八九 345 78 待ち:6 or 9

さらにこの手でリーチをかけて誰かが振り込んでくれれば、リーチも役になるので『点数は2000点』です。さらにドラが1枚つくと『リーチ・平和・ドラ1』で2000点のほぼ倍の3900点、もう1枚つけば7700点となります。

大まかなイメージは『役が増えるごとに点数がほぼ倍々』です。 2000点→3900点→7700点の流れを見ればわかるとおり、完全に倍々ではないので、細かい点は後述の点数表を確認していきましょう。

5翻以上は符の計算が不要で8000点から

5翻、つまり役が5つ揃うと『満貫』となります。子が8000点、親が1万2000点です。満貫以上の翻は符の計算がいりません。

4翻30符の場合、ルールによっては満貫とみなすこともあるので事前に確認しましょう。これを『切り上げ満貫』と呼びます。

6・7翻は『跳満 子1万2000点・親1万8000点』、8~10翻は『倍満 子1万6000点・親2万4000点』、11・12翻だと『3倍満 子2万4000点・親3万6000点』です。

13翻以降は『役満』扱い(※数え役満)にする場合と3倍満扱いにする場合があるので、注意をしてください。5翻以上は点数計算に符の概念がなくなる上に、数もわかりやすくなっています。

初心者はまず出現度の高い5翻や6翻を覚え、余裕があれば8翻以上も頭に入れておくとよいでしょう。

点数表を活用する

翻や符がわかったら、次は実際に点数を計算してみます。点数を出す式は、子なら『符×4×2の翻数乗』、親なら『符×6×2の翻数乗』です。

(例)子3翻40符上がりの場合

40符×4×2×2×2(3翻=2の乗数)=1280→切り上げ1300点

この場合、『子から1300点、親から2600点、合わせて5200点』です。上がった人が親なら1.5倍の『子全員から2600点、合わせて7800点』もらえます。

効率よく使いたい点数早見表

全ての点数計算を毎回することは、たとえ上級者でも難しいでしょう。そこで積極的に活用したいのが、『点数早見表』です。点数早見表を見れば、翻と符に対応する点数がすぐわかります。

下記は、4翻50符までのツモ上がりをまとめた表です。上段は子が上がった時に他の子が支払う点数、下段は子が上がった時に親が支払う点数または親が上がった時に子が支払う点数になります。

1翻 2翻 3翻 4翻
20符

400

700

700

1300

1300

2600

25符

800

1600

1600

3200

30符 300

500

500

1000

1000

2000

2000

3900

40符 400

700

700

1300

1300

2600

満貫
50符 400

800

800

1600

1600

3200

満貫

下記は4翻50符までのロン上がりの点数です。上段が子、下段が親の点数になっています。

1翻 2翻 3翻 4翻
25符

1600

2400

3200

4800

6400

9600

30符 1000

1500

2000

2900

3900

5800

7700

1万1600

40符 1300

2000

2600

3900

5200

7700

満貫
50符 1600

2400

3200

4800

6400

9600

満貫

 

大きな符の計算がわかりやすい点数表

麻雀をやっていると、時には60符70符といった大きな符になることもあります。下記に、子の1翻60符から3翻80符までのロン上がりの点数をまとめました。

1翻 2翻 3翻
60符 2000 3900 7700
70符 2300 4500 満貫
80符 2600 5200 満貫

いくら点数早見表があっても、これら全ての点数を暗記することは難しいでしょう。ですが実は、20~50符の点数さえ覚えておけば、それより上の大きな符は暗記しなくても対応が可能です。

例えば2翻80符を見ると、5200点になっています。こちらは、2翻30符2000点+2翻50符3200点を足した点数と同じです。

注意点としては、『2つの符を足す場合は、50符+〇符』と50符を基準にします。そうすることで、足し算をした時に切り上げ計算による誤差が生じにくくなるのです。

点数の数え方を覚えるコツ

符の入った点数は細かいため、暗記は難しいと感じる人もいるかもしれません。ここではそんな人のために、点数計算早見表を覚えるコツについてまとめました。

最初に暗記すべき6つの点数とは

麻雀には、最初に暗記しておきたい点数があります。それは以下の6つです。

  • 子の30符1翻:1000点
  • 子の40符1翻:1300点
  • 子の50符1翻:1600点
  • 親の30符1翻:1500点
  • 親の40符1翻:2000点
  • 親の50符1翻:2400点

これら6つは、比較的よく登場する基本的な点数です。卓を囲む際には、最低限この6つは覚えるようにしてください。

例外の3つも覚えた方がよい

ただ、上記6つだけでは少々心もとないと感じるのも事実です。できれば、次の3つのパターンも覚えておきましょう。

  • 上がりで20符はピンフツモのみ…加算符が0になるのはこの形だけ
  • 鳴きピンフ形は30符…鳴いた場合の例外
  • 上がりで25符はチートイツのみ…ツモもロンも25符で計算

ゴロ合わせでリズムよく

暗記は苦手という人は、ゴロ合わせを使ってリズムにのって暗記するのもひとつの手です。ゴロ合わせは人によって違うので、自分が言いやすいものやリズムにのりやすいものを考えるとよいでしょう。

よく使われている有名なものには、以下のようなゴロ合わせがあります。

  • ヨンナナ(ツモ400・700)
  • ゴットー(ツモ500・1000)
  • イチサンニーロク(ツモ1300・2600)
  • ザンク(3900)
  • ナナナナ(7700)
  • クンロク(9600)
  • ピンピンロク(11600)

麻雀の点数を覚えるメリットとは

麻雀の点数を覚えると、様々なメリットがあります。自分で点数計算をしなくてはいけない実戦はもちろんのこと、ネット麻雀でもほぼ同様なので、ぜひ参考にしてください。

戦術の幅が広がる

点数計算ができるようになると、戦術の幅が広がり、特に終盤での戦いに強くなります。

例えば、残り1100点でトップと入れ替わるという時に点数計算を知っていれば、無理なく1300点の手牌を作ることができます。順位の関係上、特定の人物から〇点欲しいという場合は、特定の人物を狙ってロン上がりをすることも可能です。

戦術が広がれば、麻雀の世界は今よりさらに楽しくなるでしょう。

対局相手が過度に警戒してくれることも

上がった時にさらっと点数が言えたら、上級者のように見えるでしょう。点数計算できることで、対戦相手が過度な警戒心をもってくれる可能性もあります。つまり、自分から何もしなくても『相手の自滅が誘える』ということです。

雀荘にてフリーで参加できる

麻雀をやり始めた人のあこがれ、それはフリー雀荘デビューでしょう。もちろん点数がわからなくても参加は可能ですが、ひけめを感じたり不安に思ったりする人も多いはずです。

点数計算ができれば、フリー雀荘で知らない人を相手にしても楽しく参加できるようになります。

サイトやアプリで楽しみながら練習する

最近は、インターネットゲームやスマートフォンのアプリを使って麻雀を覚える人が増えてきました。インターネットやアプリなら、外出先でも手軽に利用できる点がメリットです。

そこでここでは、楽しく麻雀を覚えられるアプリや実戦練習ができるサイトを紹介します。いつでも思いついた時に練習がしたい人は、ぜひ参考にしてください。

スマホをかざすだけで点数計算 麻雀カメラ

『麻雀カメラ』は、上がった際に手牌をカメラで写すと、自動的に点数計算をしてくれるアプリです。複雑な点数も自動で処理できる上に、手動での入力も可能なので、点数計算の練習に適しています。役一覧や点数早見表もついています。

麻雀カメラ – Appliv

練習問題に繰り返し挑戦 麻雀強化合宿

『麻雀強化合宿』は、練習を何度も繰り返すことで点数計算を覚えるアプリです。書いて覚えることに特化し、スマホの画面に計算メモを書き込めるようになっています。

役がまだわからない初心者から点数計算は完璧という中上級者まで、幅広いモードでのプレイが可能です。

麻雀強化合宿 – iPhoneアプリ | APPLION

ネットで実戦練習 ジャンナビ麻雀オンライン

麻雀をある程度覚えたら、ぜひやってみたいのは実戦練習です。いきなり雀荘デビューももちろんいいのですが、まだちょっとハードルが高いと感じる人はネット麻雀はいかがでしょうか。

ネット麻雀なら自宅にいながら全国の仲間と麻雀が打てます。『ジャンナビ麻雀オンライン』なら、スマホやタブレット、PC、ケータイなど様々なデバイスで接続可能です。全国から歴戦のプロ雀士たちも参加しています。

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麻雀の点数計算を覚えて実力向上を目指そう

麻雀の点数計算は覚えるまでが大変ですが、何度も繰り返し練習することで覚えられます。初心者の人は、間違いを恐れずどんどん実戦を積んでください。それが上達への近道です。こちらで紹介した早見表やアプリ、オンライン麻雀なども、積極的に活用してみましょう。

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