卓球ラケットをペンで扱いたい人向け。握り方やおすすめを紹介

2019.09.12

卓球ラケットの持ち方の一つであるペンホルダーは攻撃的なプレーに適しています。ペンホルダーの種類や特徴、握り方の違いを知ればより自分のスタイルに合ったラケットが選べるでしょう。プロモデルや使い勝手のよいラケットも紹介するので参考にしてみてください。

ペンホルダーの特徴

ペンホルダー(卓球においてラケットの持ち手をペンを手に取るように握るグリップのこと)の特徴と、シェークとの違いからチェックしてみましょう。

裏面を使用しない日本式ペンホルダー

日本式ペンホルダーと呼ばれるラケットは、グリップが出っ張っているのが特徴です。グリップの出っ張りが取り付けられていることで、グリップ力が向上するので、『力強い打球』を求める人におすすめと言えます。

また、日本式ではラバー(ラケットに貼り付けるシートとスポンジの組み合わせのゴム製の板のこと)を片面にしか貼れないため、片面だけでプレーします。

フォアハンド(利き腕側のこと)から打ち出す力強い打球は、強い回転を生み出しより攻撃性を高められます。ラバーによって攻防のスタイルを変えて戦えるのも強みと言えるでしょう。

両面を使いこなす中国式ペンホルダー

中国式ペンホルダーと呼ばれるラケットは、シェークハンドタイプの持ち手を短く切り落とした形で作られたものです。日本式のように出っ張りは取り付けられていませんが、ラバーを両面に貼り付けられるメリットがあります。

裏面打法に強く、手首を回しやすい持ち方が特徴的で、『チキータやつっつきのような打ち方がやりやすい』のがメリットです。また、裏面から繰り出されるドライブボール(上回転の打球のこと)は、回転数が高く鋭いコースで威力があり、対応力の高さからも人気があります。

ラケットの形が様々

ラケットの形は、ペンホルダーだけでも日本式・中国式・反転式の3つのタイプがあり、形もさまざまです。

『日本式』では、片面のみを使い手首のひねりでフォア・バックの切り替えを行います。『中国式』は、ペンラケットと同じように持ちますが、裏側にもラバーを貼り付けて両面使って打球を打ち込めるものです。

『反転式』は、中国式によく似ていますが日本式ペンホルダーの一種で、反対側の面も回転させて握れるように作られたラケットです。グリップの真ん中以降が削り取られた形で、表面・裏面のどちらでも回転させて好きな面が使えます。

このように、ラケットの形や種類にも注目して自分のプレースタイルに合わせたものを選ぶのが大切なのです。

シェークとの違いとは

では、ペンホルダーとシェークハンドの違いは何があるでしょうか。

持ち方においては、シェークハンドは握手するように握るのに対して、ペンホルダーはペンを持つように握ります。持ち方が変われば打ち方も手首の動きも変わるので、プレースタイルにも大きな影響を与えます。

日本式ペンホルダーでは、バックを打つのには手首のひねりが必要で、あまり強打はできません。その代わり、フォアではシェークよりも力強い回転と威力を出せるのがメリットです。

シェークハンドは、フォア・バックのどちらでも対応できるオールラウンダーとも言えます。フォア・バックに問わず一定のバランスで打ち込めることから、使い勝手がよく人気がありますが、フォアに関してはペンホルダーの威力には届きません。

使われている素材の違いや、ラバーの必要な枚数なども日本式とシェークハンドでは差がでてきます。どのタイプもメリット・デメリットがあるため『自分のプレースタイルに一番近いタイプを選ぶ』のがよいでしょう。

ペンの握り方を知ろう

次は、ペンホルダーの握り方についてチェックしてみましょう。日本式・中国式のどちらの持ち方も紹介するので参考にしてみてください。

ペンホルダーの握り方

基本的なペンホルダーの握り方から見てみましょう。

先ほど説明したように、日本式ペンホルダーはペンを持つようにグリップを握ります。親指と人差し指がつかないように注意し、両方の指に均等に力を入れましょう。裏面は、中指と薬指でラケットを支えるようにし、小指は薬指に添えるだけでラケットにつけないのが一般的です。親指と人差し指、裏面の中指で握る感覚を持つと握りやすくなります。

中国式ペンホルダーも日本式と同じように持ちますが、実際に持ってみると『親指と人差し指の感覚は広めに』持つ形になります。裏面も日本式と同じように持ちますが、あまり深く持つと裏面で打ち込むときに邪魔になるため注意しましょう。

サーブの際の握り方

ペンホルダーはシェークハンドよりも回転を強くかけられるのがメリットのため、そのメリットを活かせるように『握り方を変えない』のが基本です。持ち方を変えないで手首の可動域を使ってボールに回転を与えましょう。

手首のひねりを上手く使えば、上回転・下回転・横回転など同じフォームから打ち出すことも可能です。手首の動きに工夫を凝らせば、さまざまな戦略が組み立てられます。

一方、シェークハンドの人は、持ち方を変えている人も多くいます。これは、シェークハンドではサーブの回転数をそのままの持ち方では、可動域が少なく強くかけられないためです。

強い回転や特殊な回転をかけたいシェークハンドが主流の人は、プロのサーブの打ち方を参考にしてみるとよいでしょう。

おすすめの日本式ペン

ここからは、ペンホルダーの中でも人気のラケットを紹介します。まずは日本式ペンから2つ紹介するので参考にしてみてください。

バタフライ ハッドロウ・JPV-S

台から離れた位置でも威力のあるボールが打てると人気なのが、バタフライから販売されているハッドロウ・JPV-Sです。合板(いくつかの素材を組み合わせた板で構成されるもの)を採用し、弾みの高さを追求しています。

ある程度のボールの勢いは、ラケット自体が補ってくれるため、よりスピードを求める人におすすめです。また、独特な弾みの高さは打ちやすさにも定評があるため、初心者でも扱いやすいでしょう。

  • 商品名:バタフライ(Butterfly) 卓球 ラケット ハッドロウ・JPV-S ペンホルダー 日本式 ドライブ向き 23820
  • 価格:8818円(税込)
  • Amazon:商品ページ

TSP 日本式ペンラケット 快速

高反発を実現した5枚合板の日本式ペンラケットがTSPから販売されている快速です。快速の名に恥じない心地よい飛びを実現する反発性は、中芯を集めに採用することで実現されています。攻撃的なプレースタイルの人におすすめのペンホルダーと言えるでしょう。

ラバーとの組み合わせでより緩急をつける、回転数を上げるなど戦略の幅を広げられるのも利点です。

  • 商品名:ティーエスピー(TSP) 卓球 日本式ペンラケット 快速 021142
  • 価格:5845円(税込)
  • Amazon:商品ページ

おすすめの中国式ペン

次は、中国式ペンホルダーからおすすめのラケットを3つ紹介します。ハイレベルなプレーを可能とするため、両面を活かした素材が使われています。ラケット選びから自分のプレースタイルを反映していきましょう。

バタフライ インナーフォース・レイヤー・ZLC

バタフライから販売されているインナーフォース・レイヤー・ZLCは、インナーファイバーを合板に用いることで、軽量でありながら弾みのよさとしなやかさを追求したラケットです。

適度な弾みのよさは、攻撃的プレースタイルにも対応し、しなやかさによってテクニックを織り交ぜられるため、よりハイレベルな戦略をサポートしてくれます。ラバーによって重みが気になる人にも、軽量タイプのラケットがおすすめです。

  • 商品名:バタフライ(Butterfly) 卓球 ラケット インナーフォース・レイヤー・ZLC CS ペンホルダー 中国式 5枚合板 23670
  • 価格:1万7377円(税込)
  • Amazon:商品ページ

TSP スワット

TSPが取り扱っているスワットは、硬めの打球感によってボールを打ち出すスピードとパワーをサポートしてくれます。木材7枚合板を採用し、追求された打球感は攻撃のプレースタイルをより引き立ててくれるでしょう。

面が広めに作られ、スイートスポットも大きくなっているため『安定感も向上』しています。初心者から上級者まで幅広いプレースタイルに対応でき、コスパがよい点も見逃せません。

  • 商品名:ティーエスピー(TSP) 卓球 中国式ペンラケット スワット CHN 021013
  • 価格:4428円(税込)
  • Amazon:商品ページ

STIGA クリッパーウッド

STIGAのクリッパーウッドは、スピードとコントロールのバランスの取れたタイプのラケットです。平野美宇選手の使用モデルで、グリップタイプは5種類から選べるのでシェークハンドの人でも使えます。

やや他のペンホルダーと比べると重量がありますが、グリップ力を高めて手首の動きで生み出した回転を程よくボールに伝えられます。回転数を求めながら、スピードをより求めたい人におすすめです。

  • 商品名:STIGA(スティガ) 卓球 ラケット クリッパーウッド 平野美宇選手使用 1020-XX
  • 価格:1万530円(税込)
  • Amazon:商品ページ

プロ使用モデルを紹介

最後に、プロ使用モデルを2つ紹介します。選手のこだわりが反映されたラケットは、プレースタイルの参考にもなるためチェックしてみましょう。

許昕選手愛用 STIGA ダイナスティ カーボン

許昕(きょきん)選手愛用 STIGA ダイナスティ カーボンは、やや攻撃面に性能を特化させたラケットです。アウターカーボンを搭載し、ボールの威力を底上げしていますが、木材の打球感のよさはそのままなのでテクニックのサポートも期待できます。

STIGAの独自技術によって作られたラケットは、スイートスポットが広く用意されているため初心者から上級者まで扱いやすさから人気があります。個性豊かなプレーと繊細な感覚を実感したい人におすすめです。

  • 商品名:STIGA(スティガ) 卓球 ラケット 許昕モデル ダイナスティ カーボン シェークハンド 攻撃用 特殊素材入り
  • 価格:1万8685円(税込)
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バタフライ張継科ZLC中国式ペン

バタフライ張継科(ちょうけいか)ZLC中国式ペンは、合板を用いてやや縦に伸びた形で作られているラケットです。ZLカーボンは、強度が高い繊維で攻撃的プレースタイルのプレーヤーにおすすめの反発性を持っています。

しなやかさも兼ね備えているため、攻守のバランスも取りやすく使い勝手のよさにも定評があります。初心者にはやや扱いにくい点もありますが、中級者から上級者にはおすすめできるでしょう。

  • 商品名:バタフライ(Butterfly) 張継科ZLC中国式ペン (Zhang Jike ZLC CS) 23590 [並行輸入品〕
  • 価格:3万9800円(税込)
  • Amazon:商品ページ

ペンホルダーで自分らしい卓球を

ペンホルダーは、日本式・中国式で打ち方やテクニックが大きく変わります。プレースタイルによって自分にピッタリなペンホルダーを見つけてみましょう。ラケットの材質や特徴によっても、打球感は変わるのでいろいろと試してみるのはいかがでしょうか。

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