登山初心者が準備したい最低限の装備まとめ。専用品以外でも大丈夫!

2019.09.14

登山は非日常を楽しめるスポーツとして人気を集めています。しかし、悪天候に巻き込まれたり、予想していないタイミングでバテてしまったりするリスクもあるのです。登山を快適に楽しむために、初心者はどのような装備を揃えておけばよいのでしょうか。

登山初心者が用意したい装備は?

登山は誰でも楽しめるスポーツですが、快適な登山に専用の道具は欠かせません。登山初心者は、どのような装備で臨むのがよいのでしょうか?

基本装備

基本装備は『バックパック』『登山靴』『レインウエア』です。これらは登山の『三種の神器』といわれ、登山には必ず持っていきたい装備です。

バックパックは、持ち物の量に合わせて容量を選びましょう。試着時のポイントは『背面長』です。バックパックが体格に合っていないと、体への負担が増してしまいます。

登山靴には『ローカット』『ミドルカット』『ハイカット』の3種類があります。防水加工され、足首を固定できるミドルカット以上がおすすめです。

レインウエアは、脱ぎ着しやすいセパレートタイプを選びましょう。雨の侵入を防ぐ防水性だけでなく、水分を外に逃がす透湿性にも優れた素材が理想です。透湿性が高いウエアは、汗をかいたときに生地の内側が蒸れるのを防いでくれます。

快適な登山に役立つ装備

登山中は熱中症対策のために『帽子』を着用します。標高が高くなると紫外線量もアップするため、日焼け対策としても役立ちます。

『サングラス』も快適な登山を叶えてくれる装備です。紫外線を長時間浴びると目の疲労を招きます。UVカット機能が付いたものなら、目の不調を防げるでしょう。

ついつい準備を後回しにしがちな『手袋』も登山には必要です。強風が吹いたり、気温が低くなったりする山では、指が出ていると冷えてパフォーマンスに影響が出ることがあります。

手袋を装着すれば風による寒さなどを緩和し、快適な登山を実現できます。

水と行動食も忘れずに

登山中は大量に汗をかきます。そのため『水分』の携帯は必須です。

汗で失われたナトリウムなどを補うには、スポーツドリンクを用意するのが賢明です。しかし、スポーツドリンクだけでは塩分で喉が渇いてしまうかもしれません。喉の渇きは不調を招くため、真水も用意しましょう。

登山ではエネルギー不足を防ぐ目的で、登山中や休憩時に『行動食』を食べます。一番早くエネルギーに変わる糖分以外にも、腹持ちがよいものも携帯しましょう。行動食には、魚肉ソーセージやチョコレートなどが挙げられます。

水分補給・エネルギー補給をしないで登山を続けると、集中力の低下や疲労の蓄積につながります。こまめに水や行動食を口にすることが大切です。

季節や計画に合わせて装備の見直しが必要

登山では、季節ごとに装備を変えたり追加したりする必要があります。季節だけでなく、登山の計画によっても装備を変更するのです。どのような場面で装備を見直すのかを見ていきましょう。

雪山や冬の登山は追加の装備を

雪山登山は危険を回避するために、雪山専用の装備を追加して臨みましょう。

『ピッケル(アイスアックス)』は必須です。雪面に突き刺す杖のようなもので、氷状の雪道に耐えうるよう金属でできています。強風時に体を支えたり、転倒を防いだりするために役立ちます。

登山靴に装着する金属の爪の『アイゼン(クランポン)』も必要です。登山靴だけでは滑ってしまう場所でも、確実にグリップしてくれます。

冬の山では、首周りに巻く『ネックゲイター』も持参しましょう。冬山の気温はマイナスまで下がります。皮膚が外気に触れると凍傷になるリスクがあるため、ネックゲイターで首を守りましょう。

テント泊の場合、装備が大幅に増える

テント泊をするときには、必要なものが大幅に増えます。テントはもちろん、山岳用の『シュラフ』は必需品です。持ち運びが楽な、軽くて保温効果の高いダウン性のシュラフをおすすめします。

シュラフだけでなく、下に敷く『マット』も持っていきましょう。マットは保温に役立つほか、地面の凹凸も気にせず快眠を叶えてくれます。

テント泊では食事を自炊することもあります。火を使うなら、山岳用の『カートリッジ一体型コンロ』がコンパクトで便利です。自炊用の食料やドリンクも忘れないよう持参しましょう。

登山専用品を揃えると費用がかかる

実際に登山専用のアイテムの値段を調べてみると、高価なものが多いことに気づくはずです。しかし、高いのには理由があります。

高機能なぶん価格は高め

登山用のアイテムは、体への負担を減らすためにいろいろな工夫や機能を備えています。普段着たり使ったりするものにはないような特別な機能が多いため、価格は高めです。

例えば、登山靴は高価ですが、険しい山道を歩きやすいようソールが硬めであったり足首のホールド感を強めたりしています。スニーカーにはない工夫が随所にされているのです。

高価であっても、快適な登山を実現する機能や工夫が施されていることを念頭に置いて必要な装備を揃えましょう。

軽めの登山なら普段着で間に合う場合も

初心者向けの低い山であれば、普段着で代用することも可能です。帽子や手袋などは普段使っているものでも不便さを感じないでしょう。

しかし、何を着てもよいわけではありません。速乾性のよくないコットン素材の服を着ると、蒸れてストレスを感じてしまいます。汗をよく吸い取り、素早く乾かしてくれるポリエステルの服を選びましょう。

デニムパンツはアウトドアに向いていそうですが、動きづらく速乾性も劣ります。パンツも伸縮性のあるポリエステル素材のものがおすすめです。

予算に応じてレンタルも検討しよう

近年では、登山専用アイテムのレンタルサービスも登場しています。一気に高価な装備を揃えるのが難しい場合は、レンタルを活用するのもよい方法です。

高価な登山用品を一気に揃えたのに、すぐに飽きて無駄にしてしまったというケースもあります。まずは必要なものだけを揃えて、レンタルで使い心地を確かめながら少しずつ装備を増やしてはいかがでしょうか。

正しい装備で安全に登山を楽しもう

登山を心置きなく楽しむには、正しい装備で臨む必要があります。初心者は、基本の装備を揃えるところから始めましょう。レンタルを視野に入れるのもありです。

登山中の快適さを確保してくれる装備で、満足度の高い登山ライフを実現しましょう。

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