甘酒が人気な理由とは?人気レシピからおすすめ商品をチェック

2019.09.12

最近ではスーパーに甘酒の専用コーナーができるほど、甘酒は人気が高まっています。年末年始などの特別な日の飲み物というイメージもありますが、甘酒には多くの人に必要な栄養素が凝縮しています。甘酒の持つパワーや人気レシピをチェックしましょう。

甘酒は飲むと嬉しいメリットがある

年末年始や縁日でよく振舞われる『甘酒』は、甘くて体が温まるだけではありません。たくさんの栄養素が含まれており、健康や美容をサポートしてくれる飲み物としても知られています。どのようなメリットがあるのか詳しく見ていきましょう。

甘酒は飲む点滴とも言われている

甘酒はその栄養価の高さから『飲む点滴』とも言われています。甘酒は『米麹甘酒』と『酒粕甘酒』の2種類に大別でき、含まれる栄養素に若干の違いがあります。

『米麹甘酒』には、ビタミンB群・ビオチン・ブドウ糖・オリゴ糖などが多く含まれています。中でも『ブドウ糖』は脳や体の活動維持に欠かせない成分です。

このブドウ糖は、体内に摂り入れると速やかに吸収され、血糖値を上昇させる役割もあるため、満腹中枢が刺激されて、満腹感を得ることができます。そのため腹持ちも良く「朝食を食べる時間がない」「暑くて食欲がない」という人は、朝食に甘酒を取り入れてみましょう。

米麹に酵母菌を加えた『酒粕甘酒』も栄養素の宝庫です。タンパク質・食物繊維・ビタミン・ミネラル・アミノ酸などが凝縮されており、夏バテ防止にもおすすめです。

女性にもおすすめの飲み物

甘酒は、『飲む点滴』であると同時に『飲む美容液』とも言われています。

例えば、『米麹甘酒』には健康的な肌や爪、髪の素になる『ビオチン』や腸内環境を整える『オリゴ糖』が酒粕甘酒よりも多く含まれています。

『酒粕甘酒』には、メラニン色素を抑制する『遊離リノール酸』や『フェルラ酸』の他、タンパク質でありながら食物繊維のような機能を持つ『レジスタントプロテイン』、自律神経のバランスを助ける『GABA』などが入っています。

その他、アミノ酸・ミネラル・食物繊維・タンパク質もたっぷりで、サプリメントにも入っているような栄養素もあります。皮膚や粘膜の健康をサポートする『ビタミンB』はどちらの甘酒にも含まれているので、「肌荒れする」「口内炎がひどい」という人にもおすすめです。

自宅で作れる定番の人気レシピを紹介

まずは、米麹甘酒と酒粕甘酒の基本の作り方を押さえましょう。作り方をマスターしたら、さまざまなアレンジを加えて変化を楽しむこともできます。

炊飯器で米麹甘酒を作ることも可能

一般的な『米麹甘酒』の材料は、米(ご飯)・米麹・水の三つです。『米麹』はスーパーや通販で手に入るので、自宅でも簡単に甘酒が作れます。

甘酒作りは温度管理がとても重要なので、一定の温かさがキープできる『炊飯器』を活用しましょう。

  • 柔らかめのご飯:1合
  • 水:500~600ml
  • 乾燥米麹:200g
  • 炊飯器・へら・温度計・布巾
  1. ご飯が炊きあがったら、保温状態のまま水を注ぎ、冷ましながらご飯をほぐす
  2. 麹は高温に弱いので、温度計で測りながら60℃をキープすることに注意して麹を投入し、へらで素早く均一に混ぜる
  3. 炊飯器のふたを開けたまま、上に清潔な濡れ布巾をかぶせる
  4. 炊飯器は『60℃の保温状態』で、6~8時間ほど『発酵』させる
  5. 保温状態の間に、全体をかき混ぜる作業を数回行い、温度が上がり過ぎていないかをチェックする
  6. 甘い香りがして、とろみがついてきたら完成

米麹だけで作る方法とは

上記では、『米麹と米(ご飯)』を使った米麹甘酒を紹介しましたが、『米麹のみ』でも甘酒が作れます。米麹のみで作る方法を『かた作り』と言い、米を加えた時よりも麹の風味が強く感じられるのが特徴です。

  • 60℃のお湯:300ml
  • 米麹:300g
  • 炊飯器・へら・温度計・布巾

60℃のお湯を米麹に注ぎ、へらでしっかりとほぐします。炊飯器にセットし、濡れ布巾をかぶせたら保温モード(60℃をキープ)にして発酵するのを待ちましょう。

途中で数回かき混ぜながら、5~6時間ほどすると甘い香りがしてきます。

酒粕甘酒の作り方

米麹に酵母菌を加え発酵させた『酒粕甘酒』はふくよかな味と香り、そして高い栄養価が特徴です。酒粕が手に入れば米麹甘酒よりも簡単に作れるのも魅力でしょう。

  • 酒粕:100g
  • 水:400~500g
  • 砂糖:適量

スーパーでは『板粕』『ばら粕』『練り粕』などさまざまな酒粕が販売されています。

練り粕はそのまま使えますが、板粕やばら粕は水と一緒にミキサーにかけ、ペースト状にしてから使用します。

酒粕を鍋に入れ替え、砂糖を加えて加熱したら完成です。酒粕甘酒のアルコール濃度は5.0%と高いですが、アルコールの沸点である78℃以上で十分に加熱すれば、1.0%程度まで下げることも可能です。お好みで生姜汁などを加えるとさらにおいしくなるでしょう。

甘酒をアレンジしてみよう

甘酒をさらにおいしく飲むためのアレンジレシピを紹介します。米麹甘酒と酒粕甘酒のどちらを使っても良いですが、酒粕にはアルコールが含まれているので、子供が飲む際いは十分管理しながら作りましょう。

ミルクやコーヒーと合わせる

甘酒は乳製品との相性がぴったりです。牛乳を加えて、まろやかな『ミルク甘酒』を作ってみましょう。牛乳が苦手な人は、代わりに豆乳を使っても良いでしょう。

  • 酒粕:100g
  • 水:200ml
  • 牛乳:400ml
  • 砂糖またはハチミツ:適量
  • 生姜汁:少々

材料はそのままで、牛乳を濃いめの『エスプレッソコーヒー』に変えれば、ほろ苦い大人の味の『コーヒー甘酒』になります。ポリフェノールたっぷりの『純ココア』を加えても良いでしょう。

朝食にもおすすめな甘酒の卵スープ

寒い日の朝は、腹持ちがよくて体が温まる『甘酒の卵スープ』を作りましょう。小腹が空いた時や夜食にも最適です。

  • 米麹甘酒:50ml
  • 水:250ml
  • 固形コンソメ:1個
  • 卵:1個

鍋に甘酒・水・固形コンソメを入れて加熱し、煮立ってきたら溶き卵を加えて完成です。

火を使いたくない特は、大きめの耐熱容器に材料を入れ、電子レンジを使っても良いでしょう。最後に刻んだイタリアンパセリを散らすと彩りが良くなります。

甘酒の人気商品を紹介

市販されている甘酒は、飲みた時にいつでも飲める手軽さがメリットです。大手メーカーがこだわった人気の甘酒を紹介します。

マルコメ 米糀からつくった甘酒

長野県に本社を構える味噌の大手メーカー『マルコメ』が作ったアルコールゼロ、砂糖ゼロの米麹甘酒です。

信州味噌に欠かせない『米糀(こめこうじ)』と人々の生活や工場の影響を受けていない『魚沼の水』を使っており、すっきりとした甘さに仕上がっています。

原料は米・米麹・食塩のみで、添加物や甘味料は一切使われていません。1本(125ml)あたりのカロリーは93kcalなのでダイエット中の人にもおすすめです。

  • 商品名:マルコメ 米糀からつくった甘酒(125ml×18本)
  • 価格:2100円(税込)
  • 楽天:商品ページ

メロディアン 酒粕甘酒

100%国産米を使った香り豊かな酒粕甘酒で、アルコール分は1%未満に抑えられています。

原材料は砂糖・酒粕・澱粉・食塩のみで、食品添加物は含まれていません。100mlあたりのカロリーは80kcalで、小腹が空いた時のおやつ代わりにぴったりです。

販売・製造元の『メロディアン』は、大阪に本社を置く食品メーカーで、主にコーヒーフレッシュやシロップの製造を手掛けています。

機能性表示食品の黒酢飲料や甘酒など、健康をサポートする食品づくりにも力を入れており、スーパーで目にすることは多いのではないでしょうか。甘酒は、『しょうが酒粕甘酒』や『花糀甘酒』なども人気です。

  • 商品名:メロディアン 酒粕甘酒(1000ml×6本)
  • 価格:3240円(税込)
  • 楽天:商品ページ

八海山 麹だけでつくった あまさけ

新潟県の南魚沼にある蔵元『八海山』が作った甘酒は、米麹と水のみが原料です。水は八海山水系の極軟水、麹には精米歩合60%の米使用しており、まろやかな口当たりとすっきりとした甘みのバランスが絶妙でしょう。

八海山こだわりの麹の風味と香りがじっくりと味わえるので、お酒好きの人にも味わって欲しい逸品です。

825mlのペットボトルタイプは家族みんなで飲むのに適しています。保存料が入っていないので、保存方法に注意しながら早めに飲み切りましょう。

  • 商品名:八海山 麹だけでつくった あまさけ(825ml×2本)
  • 価格:1836円(税込)
  • 楽天:商品ページ

健康にも良い甘酒をアレンジしてみよう

おいしくて健康に良い甘酒は、仕事や家事に忙しい現代人にとっておすすめの飲み物です。温めても冷やしても栄養価は変わらないので、季節ごとにさまざまなアレンジが楽しめるでしょう。

時間がたっぷりある時は、米麹から甘酒を手作りするのも良いですが、忙しい時は、市販の甘酒がおすすめです。特に、メーカーの酒粕甘酒は自分で作るよりもアルコール濃度が低いものもありますので、お酒が苦手な人でも安心して飲めるでしょう。

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