死ぬまでに一度は見たい。世界遺産に登録されている『城』おすすめ6選

2019.09.11

「観光で城を見に行く」という人も多いのではないでしょうか。特に世界遺産に指定されている城は、そのデザイン、建築方法、歴史的背景などにおいて、とても魅力的です。そこでこの記事では、世界遺産に指定されている城のなかから、おすすめのものをご紹介します。

世界遺産に指定されている日本の城

 まずは、日本にある世界遺産の城からご紹介します。

姫路城

姫路城(兵庫県姫路市)は1993年12月11日に世界遺産に登録されました。1346年に築城されたという説が有力ですが、当時はまだまだ小規模の城でした。

現在のような姿になったのは、関ヶ原の戦い(1600年)の後、池田輝政が命じて拡張させてからだと言われています。白漆喰の城壁を持つ美しさが見どころで、白鷺城の別名を持ちます。

二条城

二条城(京都府京都市中京区二条城町)は1994年12月15日に世界遺産に登録されました。

徳川家康が征夷大将軍に任ぜらた場所であり、なおかつ、徳川慶喜が大政奉還を行った場所でもあることから、「江戸幕府の始まりと終わりの地」とも言われています。

見どころは、二の丸庭園、本丸庭園、清流園という三つの庭園です。それぞれが別々の年代に造られており、庭園設計の進化を感じることができます。

沖縄には世界遺産指定の城跡が5つある

沖縄には、世界遺産の城が5つあります。(2000年12月2日登録)

とはいえ、当時の建物が残っている姫路城や二条城と違い、沖縄の5つは当時の建物が存在しておらず、厳密には「城跡」としての登録になっています。

それらのなかでもっとも有名なのは、首里城跡(沖縄県那覇市首里)です。

首里城跡

首里城は琉球王朝の王城であり、最大規模の城です。

太平洋戦争中に破壊されてしまったため、正確な築城年月日は分かっていませんが、13世紀末から14世紀に建てられたと考えられています。(1992年に復元され現在の姿になっています)

龍の彫刻が施されている点や塗装に漆が使われている点など、中国の城の影響を色濃く受けており、一般的な日本の城とは外観が大きく異なるのが特徴です。

その他の城跡

首里城跡以外の4つは以下の通りです。

  • 今帰仁城跡(沖縄県国頭郡今帰仁村)
  • 座喜味城跡(沖縄県中頭郡読谷村)
  • 勝連城跡(沖縄県うるま市)
  • 中城城跡(沖縄県中頭郡北中城村)

これらのなかでもっとも保存状態が良いのが、中城城跡です。

太平洋戦争による被害がほとんどなく、大規模な城壁がそのまま残っています。

そこに用いられた建築技術は非常に高く、1853年に同所を訪れたアメリカのペリー提督は、城壁をみて驚嘆したといわれています。

フランスやドイツで世界遺産登録の城

ヨーロッパ、特にフランスやドイツには数多くの世界遺産があり、それらのなかには大変美しい城も含まれています。

フランス、ヴェルサイユ宮殿と庭園

ヴェルサイユ宮殿は、フランスの王、ルイ14世によって1682年に建てられました。

バロック建築の代表作ともいえるその造りは、絢爛豪華という表現がピッタリで、当時の王が絶対的な権力を持っていたことを証明しています。

見どころは、宮殿の建設よりも手間がかかったと言われている噴水庭園です。

約36,000人が造園に携わり、10㎞離れた場所から水道橋を使って水を引くことで完成しました。

ドイツ、アウグストゥスブルク城

アウグストゥスブルク城は、クレメンス・アウグスト・フォン・バイエルンによって17世紀初頭に建造されました。

その後、1727年から改築され、現在のようなロココ様式の姿が出来上がっています。(世界遺産登録は1984年)

このアウグストゥスブルク城の見どころは、建物に入ってすぐのところにある「階段室」です。

支えをほとんど持たない天蓋が、圧倒的な開放感と建築技術の高さ、贅沢さを感じさせてくれます。

1994年まで国賓をもてなすために使用されていたことからも、アウグストゥスブルク城が極めて贅沢な造りであることが伺えます。

世界遺産の城を見に行こう

この記事では、世界遺産に登録されている城をご紹介しました。

建築物としての素晴らしさはもちろんのこと、その歴史的背景を掘り下げてみるのも面白いのではないでしょうか。

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