自分だけの革財布の作り方。初心者が押さえるポイントは?

2019.09.10

自分だけの革財布の作り方を、その特徴から基本的な方法までまとめて解説します。手作り革財布の特徴や作り方の基本を覚えれば、身近なところで素材を揃え、自宅でじっくりと挑戦できるでしょう。初心者に最適な素材の揃え方も紹介します。

手作り革財布の特徴

手作り革財布の特徴とは、どのようなものでしょうか。革を素材に使うことで、その風合いを楽しめるのは確かですが、それ以外にもメリットがあります。具体的にチェックしていきましょう。

自分だけのオリジナルが作れる

手作り革財布を作る大きなメリットが、自分のこだわりを反映したオリジナルの品を作れる点でしょう。

既製品を見ているときに感じた、『収納不足や形状の不満点』を、手作り革財布では『全て反映』して作り込むこともできるからです。

こんな財布があったらと考えた理想形を、そのまま手作りで生み出す喜びは大きいでしょう。シーンに合わせた色合いや形状を選べるのもメリットと言えます。『自分だけの逸品』を目指しましょう。

丈夫で長く愛用できる

革素材の品は、基本的に耐久性が高く、長く愛用することができます。財布は毎日のように使うので、下手な素材だと、いつの間にかボロボロになっていることも少なくありません。

革であれば長持ちしますし、その高級感や上品な風合いは、年齢や性別を問わずマッチするとも言えます。愛用するうちに表れてくる『経年変化による風合いの変化』も楽しめるでしょう。

革財布の手作り方法の基本

では、革財布を手作りするときの方法には、どのようなものがあるのでしょうか。基本的な方法を流れに沿って解説していきます。

二つ折りなど作りたい型紙を手に入れる

まずは、作りたい財布の形状を具体的にイメージするところから始めます。財布の形状としては『二つ折り』と『長財布』が代表的ですが、そのどちらか、あるいはその他の、作りたい形状を考えてみましょう。

イメージが固まったら、次はその『型紙』を手に入れる段階です。型紙は、書籍などの付録や、型紙自体を販売している店舗などから入手します。サイト上で無料公開されていることもあるので、理想の型紙を探すことが大切です。

型紙によって、できあがる財布の大きさや形状がある程度決まってしまうので、型紙選びの時点で、どのくらいの大きさで、どんな仕上がりにするかを考えておくと良いでしょう。

革の切り抜き

型紙を用意したら、型紙に合わせてレザーを切るために、型紙に沿った切り抜き線を専用の『銀ペン』で引いていきます。この線がズレてしまうと、完成させるのに苦労してしまうため、ていねいに引きましょう。

次に切り抜きです。『線のギリギリ内側』を通るように意識しながら、ハサミで切り抜いていきます。型紙のサイズ通りの仕上がりにするためにも、切り抜いた後の革に引いた線が残らないのがベストです。

ファスナーやポケットを縫い合わせて完成

切り抜いた革に、縫い合わせるための穴を開けていきます。専門の道具である『菱目打ち』を使うと上手に開けられるでしょう。

穴が開けられたら、ファスナーやポケットなどになる部分を縫い合わせていきます。革に合わせた縫い方を覚えればそこまで難しくありませんが、縫い目は目立つので、特にていねいに仕上げていきましょう。

革財布作りのポイント

ざっと作り方を説明してきましたが、ここからは革財布作りのポイントを三つに分けて紹介します。本格的に作りたくても、どこから始めたらよいのか分からない人は、一緒にチェックしてみましょう。

道具は100均や手芸店で入手可能

革製品の手作りには、特殊な道具が必要だと懸念する人も多いでしょう。実際、本格的にやろうとすれば必要なものもありますが、『ごく初歩的な革製品作り』ならば、100円ショップや手芸店で売っているものでも楽しめます。

飽きてしまって初期費用が無駄になってしまうことを考えれば、100円ショップのアイテムは『お試し』として特におすすめです。ボンドや目打ち、クラフト用カッター、ヘラ、糸などが揃うので、ぜひ活用してください。

初心者はミシンではなく手縫いがベター

革は布に比べて硬く、そのままでは針が通らないことも少なくありません。革製品に対応したミシンを使って作ることもできますが、初期投資としてそこそこの出費となるため、『初心者はまず手縫いから』始めるのがおすすめです。

革の質感や硬さなどに慣れるのにもちょうどよいので、まずは手縫いで、経験を積みましょう。ちなみに材料となる革は、手芸店などで『端切れ』のセットを買うと安くあがります。

本で作り方を学ぼう 本格革財布の仕立て方

本格的に革財布やその他の革製品を作りたいと考えたら、その入口として、本を読んでみるのも良いでしょう。

革財布の作り方を学ぶ本や、レザークラフト全般に関する知識がたくさん収録された本など、関連する書籍がいろいろと出版されています。例えば『本格革財布の仕立て方』では、職人技を駆使した本格的な革財布作りの技法が学べます。

全作例の『実寸大型紙』が掲載されており、図解も含めて細かく工程が紹介されているので、レベルアップに最適です。難易度の高いテクニックも収録しているので、上級者からプロも満足できる一冊でしょう。

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自分だけの革財布作りに挑戦しよう

革財布の手作りでは、それだけで趣味にできるほど奥深い世界を楽しめます。始めてみるだけなら意外と安価で済み、取っつきやすいとも言えるでしょう。

手づくりの何よりの魅力は、素材選びにやデザインにこだわり、自分だけの品を創作できることです。理想の革財布を目指して、ぜひ挑戦してください。

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