車用スピーカーを増設する方法。スピーカーのタイプごとの取り付け方

2019.09.10

カーオーディオを、より良い音で迫力あるサウンドにしたいと感じている人もいるでしょう。そのようなときは、スピーカーを増設しましょう。車載用スピーカーにも、いくつかのタイプがあります。それぞれの特徴や、増設する際の方法についてまとめました。

車のスピーカーを増設しよう

車内のサウンドを向上させるためには、いくつかの方法があります。ヘッドユニットそのものを交換することも有効で、内装に手を加えるデッドニングも効果が期待できます。

中でも、最も効果的だといえるのは、スピーカーの交換でしょう。自分自身で作業することを踏まえると、コストパフォーマンスや作業の難易度など総合的に見て最もおすすめの方法です。

増設することで音の聞こえ方が変わる

良いサウンドを得られるかどうかは、スピーカーの三つの構造にかかっているといえます。

  1. 振動板
  2. フレーム
  3. マグネット

振動板の厚さや素材で音の伝わり方に差が生まれます。また、音を確実に支えるための強度を保つにはフレームが重要です。そして、大きな磁力があるほど迫力あるサウンドになるので、マグネットの強度も必要です。

純正装備されたスピーカーでは、コストを抑えるため、スピーカーの質に強くこだわっていません。どうしても、増設用として市販されているクラスと比較すると見劣りするといわざるを得ないのです。

そのため、サウンドに影響する3点をハイレベルで備えたスピーカーを増設することで、音の聞こえ方は格段に違ってくるでしょう。

増設費用はどれくらい?

スピーカーの増設に必要な費用には、スピーカーのランクなどによって異なります。そのため、一概にいくらといい切ることは難しいのです。

ディーラーやカー用品店に依頼すると、一般的には工賃だけで数千~2万円がかかります。それに加えて、スピーカー本体の費用が必要です。

自分で取り付けるならば、スピーカー代だけですみます。あえて必要な費用をいうのであれば、手頃な価格帯で多くの人が求めるクラスの7000円ほどで交換が可能でしょう。

自分でスピーカーを取り付ける際の方法

機械や配線などに弱い人は、自分で交換することが可能なのかと不安に感じるでしょう。しかし、苦手意識を持たずに取り組めば、多くの人ができる作業です。

サテライトスピーカーは初心者でも簡単

車内の天井に吊り下げるタイプのスピーカーを『サテライトスピーカー』といいます。工賃を掛けずに増設するならば、このサテライトスピーカーがおすすめです。

天井に設置するタイプと聞くと、より増設が難しそうと感じるかも知れません。しかし、近年は設計も進化し、アシストグリップやインテリアの隙間を有効活用して取り付けるタイプが数多くあるのです。

一般的なサテライトスピーカーの取り付け方としては、以下の流れになります。

  1. 本体の金具を固定する
  2. プライヤなどの工具で車両室内の上方にあるリテーナを抜き取る
  3. 取り付け位置にネジで固定する

サブウーファーは配線に注意

低音の補強として、サブウーファーの増設を考える人もいるでしょう。純正のものには、通常、サブウーファーを直接接続する端子はありません。そのため、配線に注意が必要になります。

しかし、一つ一つ丁寧に作業すれば、初心者であっても増設は可能です。簡単な方法として、純正スピーカーの配線を切断せずに増設できるギボシ端子を使用することをおすすめします。

なぜなら、増設のウーファーの配線が、ギボシ端子付きの状態であることが多いためです。純正スピーカーの配線に割り込ませる配慮がなされています。

あとは、純正のスピーカー線を切り、ユニット側とスピーカー側に分かれた線の双方にギボシ端子をつなげます。

ツイーターを増設する場合は

ツイーターで高音域を補正し、幅広い音域で楽しみたいと考える人もいるでしょう。その場合は、増設用のコンデンサー付きのものを選ぶことが必要です。

また、配線上の注意として、フロントスピーカー用の配線を分岐し、リアに増設する方法は避けることです。フロントの音量をアップすると、リアではツイーターのみが連動し、音量が上がってしまうからです。

現在の純正ナビでは、フロント用だけでなく、リアスピーカー用の出力も備えているタイプがほとんどです。リアはリア、フロントはフロントそれぞれの出力からつなぐようにしましょう。

ブルートゥーススピーカーなら簡単

近年、さまざまなオーディオ機器で活躍する規格がブルートゥースです。増設用スピーカーでも、このブルートゥースを活用したタイプが数多くあるのです。

ブルートゥースとは?

『ブルートゥース』とは、デジタル機器用近距離無線通信の規格の一つです。スマートホンやパソコンなどを、ケーブルを使用せずにワイヤレスで接続し、映像や音声、データなどをやり取りできます。

無線の規格に、赤外線があります。赤外線とブルートゥースとの大きな違いの一つに、その通信可能距離があるでしょう。

赤外線の通信可能距離が最大1m程度であることに対して、ブルートゥースではその距離が10m程度です。また、壁などの障害物にも比較的強いという傾向もメリットとしてあります。

さらに、ブルートゥースの方が大容量データの送受信においても優れています。それゆえ、映像や音楽などのやり取りにもよりスムーズに対応し、消費電力を抑えられることも利点です。

車載用ブルートゥーススピーカーの選び方

車に増設する場合、小型のスピーカーを選ぶ人もいるでしょう。コンパクトさを重視する小型では、音質が犠牲になっているケースがあります。そのため、パッシブラジエーター付きのものを選びましょう。

また、音質や便利さだけでなく、安全性を考慮して、運転の邪魔にならないことも大切です。ドリンクホルダーに収納できる円筒形のものなどだと、安心感があるでしょう。

サンバイザーに取り付ける薄型スピーカーもあります。これだとスペースも必要とせず、運転の際にも視界に入りにくく安全です。

シガーライターのソケットに電源アダプターを接続できるタイプだと、バッテリー切れの心配もありません。また、マイク付きでハンズフリー通話対応型もあるので、運転中の通話にも対応します。

車のスピーカーを増設して音を楽しむ

自宅などでは隣近所などが気になり、スピーカーから直接大音量を受け取ることが難しいものです。その点、車内は、迫力あるサウンドを体感できる格好のシチュエーションだといえます。

オーディオ環境を変えると、サウンドも大きく変化します。車のスピーカーを増設して、良質な音を楽しみましょう。

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