ホッピーってどんな味?その特徴や種類ごとの違いを解説

2019.09.09

ビールテイストの味がするとも、ホッピーらしい個性的な味わいがするとも言われているホッピーですが、一体どんな味がするのでしょうか。ホッピーの持つビールらしい味わいについて、その背景や歴史、主流の飲み方や三つの味わいなどを紹介していきます。

ホッピーの基本

首都圏ではブームになっていると言われるホッピーですが、まずはその基本的な情報について触れていきましょう。

そもそもホッピーとは何?

ホッピーは、現在では一般的になったノンアルコール飲料の先駆け的な、『ビールのような味のする清涼飲料水』です。

ホッピーは1948年に製造が開始されました。戦後間もない当時、酒と言えば闇市で手に入る粗悪なアルコールでしたが、それをホッピーと混ぜることでビール風になると人気を集め、現在の焼酎で割って飲むスタイルの源流となりました。

アルコール度数0.8%のビール風飲料として、そのままでも飲めるホッピーですが、居酒屋などでは『ホッピーを焼酎で割ったものもホッピー』と呼ばれます。

その背景には、焼酎割りが大人気となった、上記のような経緯があると言えるでしょう。

ホッピーの味はビールテイスト

アルコール度数こそ0.8%ですが、味の面では、ホッピーは『限りなくビールに近い』と言っていいでしょう。

カナダ産二条大麦、ドイツのハラタウで育まれた2種類の最高級ホップと、同じくドイツのミュンヘンで選別された酵母など、こだわりの原料に、『ビールとほとんど同じ製造工程』を経て作られているので、ビールのような味わいがするのです。

こうした原料が使われている背景には、製造を手掛けるホッピービバレッジが創業当時から掲げる本物へのこだわりがあると言えるでしょう。ホップが手に入らず、一時は開発中止になりかけた経緯からも、その熱意が伝わってきます。

低カロリー低糖質でビールより健康的

ホッピーのカロリーは100mlあたり『約11kcal』、糖質も100mlあたり1.7%と共に低く抑えられています。加えて『プリン体は0』と、ビールと比較すると全体的に健康的なことも、ホッピーの特徴です。

ホッピーなら、プリン体を摂取することがないので尿酸値を気にかける必要はありませんし、糖質を気にかけている方にも比較的優しく、誰にでも気軽に楽しめる飲料となっています。

種類別の味の違い

現在、ホッピーには全部で5種類のバージョンがありますが、一般家庭向けの商品と業務用商品による違いを除外すると、『味としては3種類』です。それぞれの味には、どのような違いがあるのでしょうか。

白ホッピーの味わい

白ホッピーとも呼ばれるスタンダードなホッピーは、清涼感のあるすっきりとした風味が魅力です。

焼酎と割ることで、定番のホッピーの味を作ることもできますし、アルコールとホッピーの比率を変えれば、好みの味わいで楽しめます。

『オーソドックスなビールらしい味わい』は飽きを感じさせず、長く飲み続けることができるのが、白ホッピーの特徴と言えるでしょう。

黒ホッピーの味わい

黒ホッピーは、スタンダードなホッピーの味わいに芳しい香りと適度な苦味、そして口当たりの良い甘みを加えた『黒ビール風のホッピー』です。

この味わいは、研究開発に費やされた10年という歳月と、それにより見出された4種類の麦芽によって引き出されています。全体にバランスがよく、オリジナルのホッピー(白ホッピー)とひと味違った味わいが楽しめる逸品です。

赤ホッピーの味わい

ラベルの色から『赤ホッピー』とも呼ばれる『55ホッピー』は、ホッピー発売55周年を記念し、『ビールに近い味わい』にこだわり、それを追求したホッピーです。

通常の倍の醸造時間をかけて丹念に熟成され、麦芽の持っているコクとホップの清涼感のある香りを引き出しており、喉に上質な潤いをもたらしてくれます。

ホッピーの中でも特にビールに近い味に仕上がっているので、本物のようなノンアルコールビールを飲みたい方にはぴったりのホッピーです。

ホッピーの飲み方

ホッピーには、歴史ある焼酎で割って飲む以外にも、さまざまな飲み方が考案されています。その中から基本的なものを少しだけ紹介しましょう。

焼酎などのお酒で割って飲む

スタンダードな飲み方として知られるのは、公式でも推奨されている『3冷』と呼ばれる飲み方です。

これは、冷やしておいたホッピーと焼酎を、同じく冷えたジョッキに注いで飲む方法で、この3点を全て冷やしておくことで、氷などを入れず冷えた状態で飲め、味が薄まる心配もありません。

また、梅酒やラム、ジンなど焼酎以外のお酒と割って楽しむカクテルも、公式サイトで各種レシピが紹介されています。

ハーフ&ハーフでそのまま飲む

『ハーフ&ハーフ』は、白ホッピーと黒ホッピーを半分ずつ注いで飲む方法です。黒ホッピーの持つ苦味と甘みが、スタンダードなホッピーの味わいと混ざり、どんなおつまみとも合うドリンクになります。

アルコールを追加で入れているわけでもないので、アルコール度数は0.8%のまま、ノンアルコールドリンクとして楽しめます。

本格ビール味を堪能しよう

ホッピーは、ビールに似せて作られたノンアルコールビールのパイオニア的存在です。3冷など焼酎で割って飲む方法が一般的ですが、単体でもビール風のドリンクとして楽しめます。

ビールが飲めたいけれどアルコールが摂取できない時などに、本格的なビールに近い味が堪能できる選択肢として、選んでみてはいかがでしょうか。

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