天ぷらの保存期間はどのくらい?目安や冷凍保存のポイント

2019.09.06

食べきれずに残ってしまった天ぷらは、時間が経つとフニャフニャになり、風味も落ちてしまいます。そのため、天ぷらを保存するとなると、どうすれば良いのか迷う人も少なくないでしょう。天ぷらの保存期間の目安や、おすすめの保存方法について解説します。

天ぷらの保存期間の目安

天ぷらの保存期間はどれくらいなのでしょうか?常温・冷蔵・冷凍の三つの方法で保存可能な期間の目安を解説します。

常温での保存

天ぷらは油を使って揚げているため、時間の経過と共に油が酸化していきます。特に油は空気に触れることによって酸化が進むため、食べきれなかった天ぷらはそのままお皿に残すのではなく、必ずラップをかけて空気との接触を最小限にすることが必要です。

常温での保存期間は5時間程度が限度でしょう。冷房の入っていない夏の部屋や、暖房のきいた冬の部屋であれば、保存期間はもっと短くなります。

なお、室温が高いと油の酸化だけでなく、食中毒の原因となる可能性もありますから、できるだけ常温保存はしないほうが良いでしょう。

冷蔵庫での保存

余った天ぷらは、冷蔵庫に入れるのが基本的な保存方法です。冷蔵庫に入れる場合も、油の酸化を防ぐため、できるだけ空気に触れないよう工夫する必要があります。

天ぷらの粗熱が取れたら、天ぷらをクッキングペーパーで上下から挟むようにして、保存容器(密閉できるタイプのもの)に入れます。こうすることによって、余計な油をクッキングペーパーに吸わせつつ、天ぷらが空気に触れることを防ぐことが可能です。

保存容器はプラスチック製のタッパーや、ジップ付きのポリ袋が適しています。冷蔵による保存期間は2~3日が目安です。

冷凍保存

天ぷらは冷凍保存することも可能です。冷蔵する場合と同じく、粗熱が取れたらクッキングペーパーに包み、冷凍用のジップ付きポリ袋に入れます。

このとき、粗熱をきちんと取っておかないと素材に含まれる水分が出てしまい、天ぷらの味が落ちてしまうため注意が必要です。

冷凍した天ぷらの保存期間は最長でも1カ月程度になります。保管期間が長ければば長いほど天ぷらの味が落ちるため、冷凍したからと安心せず、できるだけ早めに食べるようにしましょう。

冷凍保存のメリット

前述のとおり、天ぷらを保存するには冷凍するのが一番おすすめです。天ぷらを冷凍保存することで得られるメリットについて解説します。

油の酸化を防げる

天ぷらの油が空気に触れることで酸化することについてはすでに述べました。油の酸化した天ぷらはサクッとした食感が失われるだけでなく、味も大幅に落ちてしまいます。

冷凍保存のメリットは、油の酸化を防ぐことができるところにあると言えるでしょう。油の酸化は温度の低下とともに緩やかになり、また、ジップ付きのポリ袋に入れて空気を抜いておくことによって、さらに酸化しにくくなります。

油の酸化を防ぎながら、天ぷらの味を長期間キープできるのが冷凍保存のメリットだと言えるでしょう。

アレンジしやすい

冷凍保存した天ぷらは、上手に解凍することができても、風味や食感が少なからず失われてしまいます。

しかし、天丼や天ぷらそば、卵とじなどにアレンジすれば、サクッとした食感や天ぷら独特の風味が多少落ちていても気にならないものです。

天ぷらを冷凍保存する場合は、あらかじめアレンジレシピを用意しておくと、計画的に冷凍天ぷらを消費することができるかもしれません。

冷凍保存や解凍のポイント

天ぷらをおいしい状態で冷解凍するにはちょっとしたコツがあります。天ぷらの冷凍保存や解凍のポイントについて解説します。

サクサクのまま保存する

天ぷらの冷凍保存については前述しましたが、上手に冷凍保存する方法を改めて解説します。

まずは天ぷらをよく冷まします。粗熱が残っていると冷凍の際に出る水分が、天ぷらの風味を落とすため注意しましょう。うちわで扇いで冷ますと、油の酸化が進む前に冷ますことができるのでおすすめです。

次にクッキングペーパーで天ぷらを包みます。クッキングペーパーを使わない場合は、天ぷらを一つ一つラップで包みましょう。天ぷらが空気に触れなくなり、酸化しにくくなります。

クッキングペーパー(もしくはラップ)に包んだ天ぷらをジップ付きのポリ袋に入れ、急冷凍させるために金属製トレイに乗せて冷凍庫に入れます。

解凍の方法やポイント

冷凍した天ぷらを解凍する方法は大きく分けて二つあります。

一つは油で揚げ直す方法です。凍った状態の天ぷらを水にくぐらせてから油であげることで、冷凍前のサクサクした食感を取り戻すことができます。

もう一つはオーブントースターを使う方法です。電子レンジを使って解凍した天ぷらを、丸めてから開いたシワシワのアルミホイルに乗せ、オーブントースターで数分焼きます。

ポイントはアルミホイルをシワシワの状態にすることです。アルミホイルに凹凸を作ることで余分な油が落ち、揚げたてとまでは行きませんが、ある程度サクサクした食感の天ぷらに近づけることができます。

冷凍で天ぷらを賢く保存

天ぷらは上手に冷凍保存し、正しい方法で解凍することができれば、おいしい状態の天ぷらを楽しむことができます。

食べきれずに残ってしまった天ぷらは油が酸化する前に冷凍保存しましょう。

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