スニーカー界の帝王・NIKE(ナイキ)。時代を席巻した人気モデルを紹介

2019.09.06

ロゴが印象的なスポーツブランド・ナイキのスニーカーについて、その歴史や経緯について解説しながら、スニーカーの魅力に触れていきます。ナイキのスニーカーについて知り、見た目だけではなくスニーカーの機能についても詳しく紹介します。

ナイキのスニーカーを知ろう

世界的に名高いスニーカーブランド『ナイキ』ですが、その名前やシンプルで印象的なロゴは記憶に残っていても、スポーツブランドであること以上は知らない方も多いのではないでしょうか。

ナイキがどうしてブランドとして成功しているのか、ナイキのスニーカーの歴史に焦点を当てて、スニーカーの辿ってきた足跡を見ていきましょう。

ナイキというブランド

ナイキのブランドとしての成立には、スポンサードされて活躍した選手たちが多く関わっています。

例えば、1973年にナイキが初めてスポンサー契約した『スティーブ・プリフォンテーン』は、高校時代に2マイルのアメリカ国内記録を更新した選手です。

彼は全米大学体育協会の大会で7度の優勝に輝き、75年5月29日に参加した5000m走では、60.3秒のラップタイプで優勝しましたが、その晩の自動車事故で24年の短い生涯を閉じ、伝説になりました。

当時はランニングの世間的な評価も低く、ドライバーから邪魔者扱いされていたランナーの印象を、ブリティンフォーンが塗り変えたことが、今日のナイキに繋がっています。彼以外の選手もブランドに大きな価値を与えました。

こだわりのクッションシステム

現在では『ナイキ エア』として販売されている独自のエアクッションを搭載したランニングシューズですが、このアイデアは元宇宙エンジニアだった『マリオン・フランクリン・ルーディ』が考案し、持ちかけたものでした。

彼が考えたのは、ソール(靴底)に小型のエアバッグを実装し、衝撃を吸収する仕組みです。彼はこのアイデアを23社に持ちかけましたが相手にされず、失意の中1977年に出会ったのが、ナイキの共同創立者の一人フィル・ナイトでした。

フィル・ナイトは、このシューズを見せられると、早速試作品を履いてオフィスの周りを散策し、その出来栄えに興奮したといい、かくしてナイキ エアの原型が誕生しました。

現在でもエアにはこだわりを持ち、最新式のエアソールが衝撃を吸収しています。

自分だけのスニーカーを特注してみよう

そんな歴史あるナイキのオフィシャルページでは、自分の好みにカスタマイズしたスニーカーが注文できます。

真っ白な『ナイキ エア マックス 97 By You』や『ナイキ エア フォース 1 Low By You』などからスタートして、シューズの高さや足幅、細かなデザインやカラーがカスタマイズ可能です。

頭の中にあるデザインを形にし、全てを選んだら、オリジナルの一足が3~5週間程度で到着します。スニーカーに強いこだわりのある方には、うってつけのサービスと言えるでしょう。

ナイキの定番 エアフォース1

『エアフォース1』は、ナイキの定番として人気のあるアイテムです。1982年の登場と同時にバスケットボールコートで花々しいデビューを飾り、後継モデルに席を譲る形で、86年に一度は生産を終了しました。

その後、88年にメリーランド州で限定復刻されると、他の州からもエアフォース1を求めて人が集まり、その人気ぶりを受けて正式に生産が再開されたという経緯があります。

癖のないシンプルなデザインと、ナイキらしい衝撃を吸収するエアソールによって、バスケットボールシューズとしてだけでなく、ファッションなど様々な用途で活躍しています。

メンズ・レディースともに大人気モデル

メンズのスニーカーとしては勿論ですが、レディースのスニーカーとしても人気があります。

近年エアフォース1とエアジョーダン1を対象に行われたプロジェクト『The 1 Reimagined』では女性向けにアレンジを加えたデザインのエアフォース1が多数製造されています。

『AF1 LOVER XX』では、アーモンドのような全体のシルエットと、大きなソールによって、エアフォース1をミュール調に仕立てました。

また、『AF1 REVEL XX』では、かかとにコルセットを思わせるような意匠を施し、靴全体が逆になった印象を受けます。こうした商品が企画されることは、女性向けとしても人気がある証しと言えるでしょう。

白と黒だけじゃない多彩な種類

白と黒だけではないカラーリング、長い年月をかけて様々なアレンジが施されてきた豊富なデザイン、汎用性の高いデザインで多彩な種類があることも、エアフォース1の魅力です。

基本的なデザインながらオーバーレイ(表面の飾り)をかかと部分に採用した『エアフォース1 MID』と『エアフォース1 LOW』、大きなベルトとバックルが目を惹く『エアフォース1 ユーティリティ』は、基本的なバリエーションと言えます。

また、アメリカのプロバスケットリーグNBAとの契約により、各チームのカラーを反映した『エアフォース1 07 LV8 スポーツ』など、ラインナップには多様性があり、探せば好みの一足が見つかるはずです。

エアフォース1 ホワイト

そんなエアフォース1から一足を取り上げるなら、王道をいく『エアフォース1 LOW 07』のホワイトモデルがおすすめです。

このモデルもシンプルで汎用性のあるデザインは健在で、特にホワイトなら、カジュアルにファッションからスポーツまで活躍するでしょう。

現行のローカットモデルではオーバーレイヒールを採用し、全体にボリュームの感じられるフォルムに仕上がっています。

  • 商品名:エアフォース1 LOW 07 ホワイト
  • 価格:10400円(税込)
  • 楽天:商品ページ

代表モデル エアジョーダン

『エアジョーダン』は、ナイキの代表的なスニーカーです。バスケットボールの神様とも呼ばれた伝説的な選手、マイケル・ジョーダンとのスポンサーシップ契約により生まれたことから、その名を冠しています。

バスケットシューズとして誕生

1985年にマイケル・ジョーダンがエアジョーダンを履きコートに立つと、その赤と白と黒によるシカゴカラーのスニーカーが、NBAのレギュレーションに違反しているとして、公式試合での使用が禁止されました。

しかし、それでもナイキとジョーダンはエアジョーダンでの出場を続行します。『毎試合5000ドルの罰金』を支払いながらも、その内容をCMで取り上げるなどして、結果的にイメージアップに繋げることに成功しました。

なお、ジョーダン本人は、そのシカゴカラーが悪魔を思わせることから、嫌いだったという説もあります。

赤やピンクなど様々なカラーが存在

エアジョーダンには、そんな逸話がある初代エアジョーダンの赤以外にも、白や黒といった多様なカラーと、様々な形状のものがあります。

白を基調にした本体に、青いナイキのロゴをあしらった『エアジョーダン 1 LOW』や、ボディに足をしっかり固定するベルトとメッシュを採用し、近代的なデザインの『エア ジョーダン 33 SE PF』など、アレンジも多彩です。

メンズのバスケットボールシューズ以外に、ピンクのモデルやキッズ向けのシューズ、アパレルなどもあり、マイケル・ジョーダンの人気具合が伺えます。

エアジョーダン5 レトロ

そんなエアジョーダンの中でも、代表的なシリーズが『エアジョーダン5 レトロ』です。

優れた跳躍力から生み出されるジャンプの滞空時間はマイケル・ジョーダンの特徴の一つですが、エアジョーダン5では、そんな彼のジャンプ力をシューズで表現しています。

この一足は、2006年にレディース向けとして発表されて、10周年記念にメンズ向けの商品も展開されたものです。白と黒2色の本体に、ソールなどにあしらわれたファイアレッドのカラーリングが美しい一足です。

  • 商品名:エアジョーダン5 レトロ Low
  • 価格:42900円(税込)
  • 楽天:商品ページ

特徴的なソールで人気 エアマックス

『エアマックス』は、それまでのナイキのスニーカーよりも、ソールの中間層に当たるミッドソールの割合を減らしてエアバッグ部分を増やしたことによる、高い衝撃吸収力を誇る点が特徴的なスニーカーです。

有名なハイテクスニーカー

エアマックスは、その高い衝撃吸収力により、地面に足が接地した際の衝撃を和らげ、同時に反発によって足を踏み出しやすくなっており、快適な歩行を実現させてくれます。

こうした衝撃吸収の仕組みは、柔軟性が高く十分な耐久力のある素材と、空気圧を綿密に計算したエアソールユニットによるものです。近年発売されたモデル『エアマックス2015』などでは、より機能性が増しています。

伝説のモデルから新作まで幅広い

そんなエアマックスには幅広い種類があります。コンセプトモデルとしてデザインは1985年に完成していたものの、30年後の2015年に発売された『エアマックス ゼロ エッセンシャル』などは、その経緯がひときわユニークな一足でしょう。

また、衝撃吸収機能はそのままに軽量化を施し、快適な歩行を追求したモデル『エアマックス 1 ウルトラ フライニット』は、多くの人の注目を集めました。

その他にも、カラフルさが印象的な『ナイキ エア マックス 720 SATRN』など、高機能モデルらしく、デザインだけではない多彩なラインナップが存在しています。

エアマックス 90 オールホワイト

バラエティ豊かなエアマックスシリーズから紹介するのは、エアマックスの中でもシンプルなデザインの一足『エアマックス 90 オールホワイト』です。

エアマックスの衝撃吸収機能はそのままに、全体のシルエットには細めのデザインを採用し、シンプルなフォルムと白く清涼感を与えるカラーリングから、どんなコーディーネートにも似合う一足に仕上がっています。

  • 商品名:ナイキエアマックス 90 オールホワイトレザー
  • 価格:17799円(税込)
  • 楽天:商品ページ

その他のラインナップも見逃せない

エアマックスやエアフォース1以外にも、20017年に登場した革新的な『エア ヴェイパーマックス』、抜群の履き心地の『フリー』、ちょっとした外出にうってつけの『ソックダート』など、数多くのラインナップがあります。

いずれも珠玉のスニーカーばかりですが、ここでは『エアズーム』と『コルテッツ』を紹介します。

エアズーム

『エア ズーム』は、ランニング向けに設計されたスニーカーです。軽めのジョギング向きの『エア ズーム ペガサス』、5~10km走に適した『エア ズーム スピード レーサー 6』など、走る距離に応じて様々な種類が用意されています。

中でもコストパフォーマンスに優れた一足として『エア ズーム スピード ライバル 6』が挙げられるでしょう。2018年秋に発売されたモデルで、『エア ズーム』の機能性が比較的安価に体験できる一足となっています。

  • 商品名:エア ズーム スピード ライバル 6
  • 価格:3989円(税込)
  • 楽天:商品ページ

コルテッツ

『コルテッツ』は、ベーシックでクラシカル、特別な機能や特性を持たない代わりに、デザインにまとまりがありコーディーネートに合わせやすいのが特徴です。

元は1972年に生まれたスニーカーで、アスリート用に作られていた為、機能性の面でも問題ないと言えるでしょう。

『コルテッツ レザー』は、コルテッツの中でもオーソドックスなスニーカーです。コルテッツらしいデザインはそのままに、履き心地と衝撃吸収機能が搭載されています。

  • 商品名:コルテッツ レザー 価格:3990円(税込) 楽天:商品ページ

お気に入りを見つけて履きこなそう

ナイキの歴史を踏まえつつ、そのスニーカーについて紹介してきました。スポーツと密接に関わってきたことから、デザインだけでなく、機能性にこだわったスニーカーが多いのに気づきます。

用途も考慮して選ぶと、理想のスニーカーが見つかりやすいかもしれません。記事を参考に、長い歴史の中からお気に入りの一足を探してみてください。

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