ホッピーの「ナカ」「ソト」ってどういう意味?居酒屋での注文方法を知ろう

2019.09.06

ホッピーは近年、低カロリーで低糖質な、健康的な飲み物として注目されています。最近ではホッピーが飲める居酒屋も多く、『なか』や『そと』といった独特の用語を耳にする機会も増えてきました。ここではホッピーの飲み方や注文方法を解説します。

ホッピーのなかの意味

居酒屋でホッピーを注文すると、ホッピーの瓶と、焼酎の入ったジョッキがセットになって出てきます。

初めての場合、このスタイルにとまどう方も多いのではないでしょうか。まずはホッピーの特徴と、焼酎やジョッキの意味について解説します。

そもそもホッピーとは?

ホッピーは、1948年に製造・販売が始まった、『ビールテイスト飲料』です。ノンアルコールビールの元祖と言っても良いでしょう。

アルコール度数は0.8%未満と低いので、『焼酎で割ってビール気分』を味わうのが基本の飲み方です。戦後の、まだビールが高級品だった時代に、安く飲めるホッピーは、庶民の間でとても人気がありました。

その後もコストパフォーマンスの良さから、安定して飲まれていましたが、最近では低カロリー・低糖質・プリン体ゼロという『ヘルシーさ』が受け、お酒を控えたい人やダイエット中の人の間で人気が出ています。

ホッピーには中身と外身がある

居酒屋で注文するホッピーは、基本的にホッピー単体ではなく、焼酎とのセットを指します。ジョッキに入った焼酎は『なか』、ホッピーは『そと』と呼ばれています。

ホッピーの基本的な飲み方

ホッピーの『なか』と『そと』の謎が解けたでしょうか。それを踏まえて、次は家庭と居酒屋での、ホッピーの基本的な飲み方を紹介します。

基本の3冷で飲む

家庭でホッピーを飲むなら、メーカーが推奨する『3冷』を実践してみましょう。この『3』とは、ホッピー・焼酎・ジョッキの三つのことです。

ホッピーと焼酎を冷蔵庫でよく冷やし、ジョッキは冷凍庫で凍らせておきます。ホッピーに氷を入れると味が薄くなってしまいますが、ジョッキを凍らせておくことで、氷を入れずにおいしく飲めるのです。

凍ったジョッキに焼酎を入れたら、上から勢いよくホッピーを注ぎます。焼酎1に対してホッピー5が基本ですが、好みに合わせて加減しても構いません。

居酒屋ではソトナカどっちかを注文する

居酒屋では、焼酎は最初からジョッキに入って出てきますので、そこに好きな量のホッピーを注いで飲みます。ジョッキを凍らせるのではなく、氷がたくさん入っていることがほとんどです。

ジョッキにホッピーを注いでも、半分以上余ってしまうので、ジョッキが空になったら『なか』の焼酎だけをおかわりします。ホッピー1本で、『なか』を2~3回は追加できるでしょう。

逆に瓶の中が空になり、ホッピーだけを追加したいときは、『そとを下さい』と言えば持ってきてくれます。両方欲しいときは、『ホッピーをセットで』や『そとなか両方』のように伝えましょう。

なかが多い嬉しい店もある

ホッピーは瓶に入っているので、どこで飲んでも量は同じですが、ジョッキの『なか』の量は居酒屋によって違います。店の方針にもよりますが、氷の数や、ジョッキの大きさによって変わることも珍しくありません。

ときにはジョッキの半分以上が『なか』という、酒好きにとっては非常にありがたい店もあります。

おすすめの中身の種類

ホッピーの『なか』は焼酎が定番ですが、ほかのお酒でも楽しめます。飲み過ぎやカロリーオーバーが心配な方にも、ホッピーのアレンジはおすすめです。最後に『なか』として最適な焼酎の種類と、ホッピーに合うお酒を紹介します。

家庭用にも最適 金宮焼酎

焼酎には、『甲類』と『乙類』の2種類があります。乙類は芋や麦など、素材の風味が強く残っているのが特徴で、主にロックやお湯割りなどで飲みます。

一方の甲類は味にクセがなく、梅やレモン、ホッピーなどで割って飲むのに適しています。甲類の焼酎の中でも、とくに『金宮焼酎』は、ほのかに感じられる甘みが、ホッピーに非常によく合うと言われています。

暑い日は、シャーベット状に凍らせた金宮焼酎(通称『シャリキン』)にホッピーを注ぐ飲み方も人気です。

紙パックや瓶入りのほか、シャリキン用に便利な90ml入りのパウチタイプもあります。価格もお手頃なので、家庭用にもおすすめです。

外国風味な味に ウイスキー

最近では、ウイスキーを炭酸やコーラで割る飲み方が人気です。同じように、ウイスキーをホッピーで割ってみると、これも意外と良く合います。

淡白な味わいのホッピーに、ウイスキーのコクがプラスされ、『外国産のビールに近い風味』になります。ウイスキーの香りや苦みは、ほとんど残らないので、ウイスキーが苦手な方でも楽しめるでしょう。

ワイン好きには 白ワイン

ワインがお好きな方は、白ワインを同量のホッピーで割ってみましょう。『スパークリングワインに似たカクテル』が、簡単にでき上がります。コストパフォーマンスの面でも優秀な飲み方です。

ホッピー独自の言い回しを覚えよう

居酒屋では、ジョッキの『なか』の焼酎と『そと』のホッピーが、セットになっているのが基本です。

独特な言い回しを覚えておけば、すぐにホッピー通の仲間入りができるでしょう。家庭でも『なか』を工夫して、ホッピーを楽しんでいただけると幸いです。

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