硬水と軟水の違い、ちゃんとわかってる?ミネラルウォーターの硬度とは

2019.09.06

ミネラルウォーターには硬度という基準があり、ミネラル成分の含有量の違いによって硬水と軟水に分かれます。硬度が違えば口当たりも味も異なるので、目的や好みにぴったりのミネラルウォーターと出会えるよう、この記事で硬度への理解を深めておきましょう。

ミネラルウォーターの硬度は地質の差で決まる

硬度は、水に溶けているカルシウムとマグネシウムの量によって決まります、WHO(世界保健機関)の基準によれば、カルシウムとマグネシウムの含有量が多い水(120mg/L以上)が硬水、含有量が少ない水(120mg/L以下)が軟水です。

日本などの島国は面積が狭い上に急な傾斜の土地が多く、水が地層に浸透する時間が短くなるため、ミネラル分の少ない軟水が多い傾向にあります。ちなみに日本の水道水の硬度は、場所によって異なりますが平均で5060mg/Lです。

その一方で北米や欧州は石灰岩地質の場所が多く、広く緩やかな地形の大地をゆっくりと地下水が流れるため、地層に浸透する時間も自ずと長くなって硬水になりやすくなります。

硬度の違いによるミネラルウォーターの特徴

軟水はミネラル分が少ないため口当たりが軽く、まろやかで飲みやすいのが特徴です。素材の味を引き出しやすいため煮物などの和食作りに適しており、お米もふっくらと炊き上がります。また、コーヒーや緑茶などの風味を多く引き出してくれます。

一方の硬水はミネラル分が豊富なため口当たりが重く、喉を通る際に引っかかりを感じる人もいるようです。運動やスポーツ後の水分とミネラル補給に適しており、便秘の改善にも効果が期待できることからダイエットや美容にもおすすめです。

ただし胃腸が弱い人が飲むとお腹が緩くなることもありますので、一気にたくさん飲むのではなく、体に慣らすことから始めましょう。

硬度別おすすめのミネラルウォーター6

それでは硬度がコンマ以下のものから硬度1800を超えるものまで、通販などで購入できるミネラルウォーターを軟水、硬水から3つずつ選んでご紹介します。

軟水①白神山地の水(硬度0.2

日本でも珍しいほどの超軟水。非常にまろやかで柔らかい喉越しが楽しめます。ミネラル分が極めて少なく体への負担が少ないため、赤ちゃんから高齢者まで安心です。

軟水②い・ろ・は・す(硬度27.7

すっきりとクリアでクセのない万人受けする味と、柔らかな口当たりが特徴。ギュッと潰すと小さくなるペットボトルでもおなじみです。

軟水③ボルヴィック(硬度60

ヨーロッパでは珍しい軟水で、まろやかな口当たりは日本人にもピッタリ。ミネラルやほのかな甘み、後味の良さなど全体的にバランスが取れています。

硬水①エビアン(硬度304

フレンチアルプスの地層を約15年かけて流れているた地下水が原水。硬水の中では比較的硬度が低く、クセの少ないすっきりとした飲み口です。

硬水②サンペレグリノ(硬度674

食欲を心地よく刺激する口当たりのまろやかな微発泡タイプ。ミネラル分が豊富で、微かな塩味とバランスの良い酸味が特徴的です。

硬水③HEPAR/エパー(硬度1,849

日本で購入できるミネラルウォーターの中で硬度は最高クラス。マグネシウムを自然な形で多く摂取できるため、フランスの女性たちに人気です。

硬度を知ると広がるミネラルウォーターの世界

水は人間にとって必要不可欠なもの。体の状態に合う硬度のミネラルウォーターを選ぶことは、健康への第一歩と言えるかも知れません。まずは飲みやすい軟水からスタートして、少しずつ硬度を高めていくのがおすすめの飲み方。これを機に、あなたにピッタリな硬度のミネラルウォーターを探してみてはいかがでしょうか。

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