焼酎「三岳」の魅力に迫る。三岳シリーズの種類や味、おすすめの飲み方

2019.09.05

世界自然遺産・屋久島から生まれた『三岳』は、入手困難にもなったプレミア焼酎です。三岳シリーズの種類や味、おすすめの飲み方を紹介しつつ、焼酎三岳の魅力に迫ります。気になっていた人は、ぜひチェックしてみてください。

焼酎の三岳とは?

三岳は、鹿児島が生んだ芋焼酎の銘品です。誰もが飲みやすいおすすめの焼酎として、全国各地の多くのファンが存在しています。

まずは、焼酎三岳がどのようなお酒なのか、原産地や蔵元を紹介します。

屋久島で生まれた薩摩焼酎

全国屈指の焼酎王国として知られる鹿児島県で高い人気を誇っているのが、今回紹介する『三岳』です。鹿児島県には多くの芋焼酎がありますが、中でも香りが他の芋焼酎に比べてやや抑えめで飲みやすいと評判です。

鼻の奥にぐっと入ってくる芋の香りはすぐに引き、後にはすっきりした喉越しが残ります。そのため、芋焼酎が苦手な人や初めてトライする人であっても、三岳であれば挑戦しやすく、各地の焼酎ファンが購入したがる人気商品として名を馳せています。

蔵元は三岳酒造

三岳の蔵元は、鹿児島県から南に約60キロの沖合いに浮かぶ世界遺産である屋久島に店を構える三岳酒造です。

昭和33年に創業してから、雄大な自然の中で焼酎を作り続けてきました。大量生産で一気に作るのではなく、1本1本、ほかに負けない上質な焼酎を心をこめて世に送り出しています。

三岳の美味しさの秘密

鹿児島の芋焼酎は、強いさつまいもの香りが特徴です。芋の香りが強い焼酎はくせも強く、苦手な人も多いのが現状です。

そんな中、豊かな自然から生まれた三岳は、飲みやすくくせがないことで人気を博しています。コアなファンも多い三岳の美味しさの秘密を解説します。

日本名水百選にも選ばれた上質な水

屋久島の山々から流れ出る豊かな水は『縄文水』と呼ばれ、日本名水百選にも選ばれた上質な水です。その水を惜しげもなく使ったのが、三岳です。

縄文水は屋久杉の原生林がろ過した歴史深い水で、ミネラルを豊富に含んでいます。口に含むとまろやかな甘さが広がります。雑味のない水だからこそ出せるみかんの皮のような香りと自然な甘味は、どこか屋久島のどかな風景を感じさせます。

三岳の豊かな味わいは、この水が生んでいるといっても過言ではないでしょう。

タイ米を使った米麹

三岳は一般的な芋焼酎と比べて、爽やかな味わいの中に、ほかの焼酎では感じられないほのかに香る苦味と甘い香りが漂うのが特徴的です。

三岳の原材料の中には、タイ米で作られた白麹が含まれています。黒麹のきりりとした味わいに対して、タイ米を使った白麹はすっきりとした後味が特徴です。白麹は、沖縄の名産酒である『泡盛』にも使われています。

泡盛独特の甘くすっきりとした風味は、白麹によるものなのです。それと同じような軽くさわやかな風味を、三岳にも感じられます。

三岳シリーズ種類と味

三岳には、レギュラータイプ、原酒タイプ、さらに『春薩摩 旬上がり』という特別なタイプと、三つの銘柄があります。三岳を飲むなら、飲み比べるのもいいでしょう。

それぞれの特徴やおすすめポイントを紹介していくので、どれを買おうか迷っている人は、ぜひ参考にしてください。

レギュラータイプの三岳

数量限定で醸造されているレギュラータイプの三岳は、ほんのり香る軽やかな芋の香りと、原生林でろ過された縄文水の澄み切った口当たりが特徴です。タイ米の白麹が醸し出している丸みを帯びた甘さが魅力です。

くせがなく、芋焼酎を飲みなれていない人も、ロックやストレートで飲めてしまうほどです。

一升瓶、五号瓶の他、300mlや200mlの小さなタイプも販売されています。芋焼酎が苦手だけれど試してみたいという人や、お土産に小さいタイプを購入したい人におすすめです。

  • 商品名:三岳酒造 三岳
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他の焼酎や水を加えていない三岳原酒

三岳原酒は、数量限定で販売されているプレミア焼酎です。通常のレギュラータイプに比べ、アルコール度数が39度と高くなっています。これは、ほかの焼酎と異なり、水を加えていないためです。

とろみのある焼酎に仕上がっており、原酒ならではの濃厚さが特徴です。甘い芋の香りと爽やかな風味は残したまま、ガツンとくる力強さと芳醇なコクを感じられ、まさに焼酎の中の焼酎というべき厚みのある味を楽しめます。

ぜひ、ロックでそのぜいたくな味を感じてみてください。

  • 商品名:三岳酒造 本格焼酎 原酒 三岳(720ml)
  • 価格:2820円(税込)
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春季限定で出荷される春薩摩 旬あがり 三岳

『春薩摩 旬あがり 三岳』は、秋に収穫したばかりの新鮮なさつまいもで焼酎を仕込み、さらにそれを150日間熟成し、早期に出荷する初物です。

熟成によって荒々しさの取れた澄んだ味が特徴です。25度と適度なアルコール度数なので、初めて飲む人にもおすすめです。

3月下旬から4月頃の春の間だけ楽しめるため、流通量が非常に少ないので、三岳シリーズの中でもよりプレミア感の高い焼酎です。

  • 商品名:三岳 春薩摩 旬あがり 芋焼酎 900ml
  • 価格:2266円(税込)
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三岳のおすすめの飲み方

ここからは、三岳のおすすめの飲み方を紹介します。

三岳は芋焼酎のため、基本的に味のある割材で割って飲むのには適していません。三岳を美味しく飲むなら、定番のお湯割りやオンザロックがいいでしょう。

相性のいいおつまみも紹介していくので、晩酌のお供にぜひ加えてみてください。

鹿児島で定番のお湯割り

鹿児島で定番の飲み方といえば、芋焼酎の香りを一番に感じられる飲み方であるお湯割りです。

すっきりした飲み口の三岳なので、何杯でもさらりと飲めてしまいます。ポットにお湯を入れておけば、簡単にお湯割りを楽しめ、まず先にお湯を先に入れ、そこへ焼酎を入れる順番がおすすめです。香りが立ち、より美味しく飲めます。

焼酎5:お湯:5の割合で割って飲むと、アルコール度数が適度に下がるため、二日酔いが少ないのもうれしいポイントです。寒い日の夜にもぴったりですし、疲れを癒すひと時のお供としてもいいですね。

飲みやすいオンザロック

お酒に弱い人は、ついお茶やジュースなどで割って飲んでしまいがちです。ですが芋焼酎は割材に味や風味のあるものを使うと、焼酎ならではの強い香りや風味とぶつかり合ってしまい、あまり美味しくなりません。

三岳は芋焼酎の中でもライトなタイプなので、氷を浮かべて飲むオンザロックがおすすめの飲み方です。ストレートで飲むのに比べて、さつま芋の香りが軽減されます。

さらに、飲み口が軽くなり、フルーティーな風味を感じられます。一気にのどを潤す飲み方ではなく、少しずつ口の中で味わうように飲むと、酔いも回りにくくなるのでおすすめです。

海鮮や肉にも合う

芋焼酎の歴史として、鹿児島の郷土料理である甘めの豚肉料理の味に負けないお酒として発展してきた背景があります。そのため、鹿児島の芋焼酎は強めの香りとがつんと来る味のものが多いのです。

ですが三岳は、他の芋焼酎に比べて軽やかに仕上がっています。そのため、豚肉以外にも馬肉などの上品な旨味が特徴の肉料理にも適しています。

また、鹿児島名産のトビウオや首折れ鯖、キビナゴのような魚料理との相性もよく、すっきりした飲み口で料理を引き立ててくれます。

屋久島の焼酎三岳を飲んでみよう

世界遺産屋久島が生んだ本格芋焼酎である三岳は、爽やかでフルーティーな味わいが楽しい一品です。焼酎初心者でも飲みやすい芋焼酎として人気の高い焼酎でもあります。

三岳はほかの芋焼酎にはない、多くの魅力が詰まった焼酎で、焼酎ブームのさなか、入手困難にもなったのもうなづけることでしょう。芋焼酎が苦手な人もぜひ、その深い味を堪能し、魅力を発見してみてください。

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