獺祭を飲み比べるならどれを選べばいい?銘柄の違いと飲み比べセットを紹介

2019.09.05

日本を代表する世界最高峰の日本酒として知られる『獺祭』は、原料の磨き具合により大きく三つの種類に分けられています。それぞれの特徴や味わいなどの違いを解説し、獺祭の飲み比べにおすすめの商品を紹介します。

獺祭を飲み比べてみよう

獺祭シリーズは、精米歩合により、45%・39%・23%の3種類があります。それぞれの特徴や味わいの違いを紹介します。

獺祭 純米大吟醸45

日本酒は、原料となる米をより高度に精米することで、雑味を抑えクリアな味わいになります。吟醸酒は精米歩合60%以下、大吟醸酒は50%以下でなければ、それぞれを名乗れないと定められています。

『獺祭 純米大吟醸45』は、これまで精米歩合50%のお酒として販売されていた『獺祭 純米大吟醸50』をさらに5%磨き、2019年4月からリニューアルされた銘柄です。

こだわりの品質でありながら比較的安価なこともあり、獺祭シリーズの中で最もよく飲まれている人気商品です。

フレッシュな香りが感じられ、スッキリとした辛口ながら後味はフルーティーな甘さが残り、とろみのあるやわらかな口当たりで飲みやすいことが特徴といえます。

  • 商品名:獺祭 純米大吟醸45 720ml
  • 価格:1620円(税込)
  • Amazon:商品ページ

獺祭 純米大吟醸 磨き 三割九分 遠心分離

獺祭シリーズには、遠心分離の技術を使って造られた銘柄があります。

高コストの遠心分離機で造られている酒は、獺祭を含め数えるほどしかありません。無加圧状態でもろみから酒を分離できるため、より雑味が抑えられたまろやかな味わいが実現されます。

『獺祭 純米大吟醸 磨き 三割九分 遠心分離』は、遠心分離で絞った酒と、精米歩合を39%まで磨いた酒をブレンドしたものです。

もろみの豊かな香りがふわっと広がり、口に含んだ後は華やかな吟醸香と米の甘みがしっかりと感じられ、純度の高いパンチの効いた風味を堪能できます。

『純米大吟醸45』と比べ割高になりますが、よりフルーティーで飲みやすく、上品な味わいが楽しめる銘柄です。

  • 商品名:獺祭 純米大吟醸 磨き 三割九分 遠心分離 720ml
  • 価格:4440円(税込)
  • Amazon:商品ページ

獺祭 純米大吟醸 磨き 二割三分

精米歩合が23%という、極限の磨き具合を実現した『獺祭 純米大吟醸 磨き 二割三分』は、獺祭シリーズの中でも高級酒に分類される銘柄です。

一般的な大吟醸クラスの日本酒は、精米に3日程度かかるといわれますが、当製品はさらに手間をかけて造り込み、倍以上の約1週間かけ精米されています。

獺祭の三割九分と比べさらに雑味が抑えられ、豊かな甘みとジュースのような口当たりで、より一層上品な飲み心地を味わえます。

価格がかなり高めであるため、特別な日に少しずつたしなむ酒として選ぶとよいでしょう。家族や知人、上司などへのプレゼントとしてもおすすめです。

  • 商品名:獺祭 純米大吟醸 磨き 二割三分 720ml
  • 価格:6095円(税込)
  • Amazon:商品ページ

獺祭を飲み比べる時のポイント

獺祭は、それぞれの銘柄において、香りや味わいに細かな違いが出るよう造られています。銘柄ごとの特徴がよりはっきりと感じられるように、飲み方にもこだわりましょう。

順番は二割三分から

一般的に、日本酒は精米歩合が低いほど、雑味がなく味わいが繊細になります。獺祭シリーズの3種類も、精米歩合の低い銘柄の方が、味におけるきめの細かさが際立ちます。

獺祭を飲み比べる際は、最も味の繊細な二割三分から飲み始めれば、味の違いがより分かりやすくなるでしょう。

また、二割三分は、最初はそれほどの美味しさを感じなくても、二口、三口と飲み進めることで、徐々に美味しさが分かってくるともいわれています。

表面的な美味しさだけでなく、深いところでも様々な表情を見せる、奥ゆかしい美味しさを求めて造られている銘柄といえるでしょう。

グラスや温度にもこだわろう

獺祭を飲む際は、小ぶりのワイングラスを使えば、より上品な香りを感じやすくなります。薄めのグラスなら口当たりよく味わえるでしょう。

飲む際の温度は、冷蔵庫から出し10分程度経過した10~12℃で飲むと、豊かな香りとフルーティーな甘みのバランスがより分かりやすくなります。

その後はそれぞれの銘柄をゆっくりとたしなみながら、常温程度まで温度が上がるごとの香りと旨味の変化を味わうのもおすすめです。

獺祭はどの銘柄も冷蔵庫か冷暗所で保存し、1~2カ月以内を目安に飲みましょう。開栓後は数日以内に飲み切れば、風味を落とさずに味わえます。

飲み比べセットはプレゼントにもおすすめ

獺祭は、違う種類の銘柄がセットになった商品も販売されています。飲み比べて味わいを確かめたい場合に向くほか、プレゼントにも適した商品です。

獺祭 おためしセット 180ml×3本

『獺祭 おためしセット 180ml×3本』は、獺祭の『磨き』が『四割五分』『三割九分』『二割三分』が、それぞれ小さなサイズでセットになった商品です。

リーズナブルな価格で3種類の銘柄を一度に味わえるため、好みの味を見つけて大瓶を購入する前の飲み比べに最適のセットです。

『四割五分』を飲み慣れている人が、『三割九分』や『二割三分』の味を確かめてみたい場合にも、抵抗の少ない価格やサイズといえます。

また、1本180mlは少な過ぎず手頃な飲み切りサイズといえるため、ちょっとしたプレゼント用に購入するのもよいでしょう。

  • 商品名:獺祭 おためしセット 180ml×3本
  • 価格:2786円(税込)
  • Amazon:商品ページ

気に入ったらその先へセットもおすすめ

獺祭には、『二割三分』よりさらに磨き込んだ米を使って造られた、『獺祭 磨き その先へ』という銘柄があります。

他の銘柄と違い720mlサイズしかなく、精米歩合は非公開で、価格も定価で3万円を超える高額商品です。

国内でも最高級の品質を誇る『磨き その先へ』は、究極の味わいを求めて『二割三分』よりもさらに一歩踏み込んだ品質であるため、単独で飲んでも魅力が分かりにくいといわれています。

そのため、獺祭の蔵元は、『磨き その先へ』の美味しい飲み方として、『二割三分』を1~2杯味わった後に飲むことを推奨しています。

『その先へセット』は、『二割三分』と『その先へ』がセットになった商品です。『二割三分』まで経験し、より獺祭を極めたい人や、最高級のプレゼントを検討している人におすすめです。

  • 商品名:獺祭 磨き その先へセット 720ml×2本
  • 価格:3万7800円(税込)
  • Amazon:商品ページ

飲み比べて味の違いを楽しもう

獺祭は、精米歩合により3種類の銘柄が用意されています。全て大吟醸の基準をクリアした人気の日本酒ですが、磨き具合が低くなるほど高品質かつ高価格です。

それぞれに香り・味わい・飲み口などの特徴があるため、飲み比べて味の違いを楽しみながら、自分好みの銘柄を探してみましょう。

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