都市伝説の怖い話10選。恐怖体験談からアニメ関連のものまで

2018.10.24

人々を魅了してやまない都市伝説。絶えず現れ続ける都市伝説には、今もなお語り続けられるだけの魅力があります。今回は、そんな都市伝説をたっぷり10選お届けします。誰かに話したくなるような逸話が見つかるかもしれません。

そもそも都市伝説とは?

「都市伝説」とは、一般の人々により語られ・信じられている、本当にあった出来事として語られる怪談話や噂話のことです。

人々の間で広まる奇妙な噂話

都市伝説の奇妙なところは通常の怪談話や噂話とは違い、口承はもちろん、EメールやSNSなどさまざまな媒体を通して拡散され、定期的にその姿を現すことです。明確な根拠もないままに次々と広まっていき、いつの間にか一つの伝説のようになってしまう、新しいタイプの民間伝承といえるでしょう。

都市伝説に詳しくなれる書籍

笠間書院から出版されている「日本現代怪異事典」は、500ページにもおよぶ圧倒的ボリュームもさることながら、戦後のこっくりさんからインターネット上に登場する怪異まで日本を舞台に語られた現代怪異を1000種類以上も網羅しています。

都市伝説に詳しくなれる必読の1冊です。「この記事を読んでもまだ物足りない」「都市伝説マスターになりたい」という方にはぜひおすすめします。

  • 商品名:日本現代怪異事典
  • 価格:2,376円(税込)
  • Amazon:商品ページ

有名な都市伝説の怖い話

ここからは、実際に背筋も凍るような、選りすぐりの都市伝説を3点紹介します。読むだけでも楽しめますが、友だちなどに話して、怖がらせてあげるのも面白いですね。

赤いクレヨン

ある中古の一軒家が売りに出されています。中古とはいえ新築同様で、不思議なことに価格も大変安いものでした。

ある夫婦がこれを気に入りその一軒家を購入することにしたのです。その一軒家には買った当初から、戸棚の上にクレヨンが置かれていました。

「前の住人の忘れ物かもしれない」そう思いながらも、家主はそのままにしていました。ところがそのクレヨンが、ことあるごとに床に転がるのです。何度拾っても床に落ちている。

おかしいと思った夫婦は家を調べはじめます。すると塗り固められた壁の向こうに、もう1つ部屋があることに気が付きます。壁に穴をあけてその部屋に入ってみると、壁や床一面に赤のクレヨンで書かれた文字が埋め尽くされていました。

『おとうさんおかあさんごめんなさいここからだしておとうさんおかあさんごめんなさいここからだして……』

メリーさんの電話

メリーさんは、花子の大切にしていた人形でした。ある日、花子は両親の都合で引越することになります。そのとき、両親が誤ってメリーさんをゴミに出してしまいます。とても大切にしていた人形だったので、花子は大変悲しみました。

新居についてから、花子も次第にメリーさんのことを忘れ始めていました。そんなある日、留守番をしていた花子のもとに電話がかかってきました。

「もしもし、どなたですか」『私、メリーさん。今焼却炉の前にいるの』「えっ……」ガチャと電話が切れる。

いたずらにしてはあまりに悪趣味でした。そう思っていると、また電話が鳴ります。両親だと思い、即座に電話に出る花子。

「もしもし、お母さん?」『私、メリーさん。今〇〇駅の前にいるの』

ガチャッ…と音をたてて電話が切れます。〇〇駅といえば、花子のいる地域の最寄駅でした。その後も同じような電話が繰り返され、メリーさんは確実に花子に迫ってきます。そして、また電話です。

「一体だれなの。変ないたずらしないで!!」『私、メリーさん。今花子ちゃんの後ろにいるの』

夢に出てくる男『This Man』

ある精神科のもとに「夢に、ある男が毎晩出てくる」という相談が来たことから事件は始まります。精神科では、治療の一環としてその女性患者に似顔絵を描いてもらいます。

次の日同じ精神科に、別の男の患者からも「ある男が毎夜夢に出てくる」という相談が持ち掛けられます。例によって、この患者にもその男の似顔絵を描いてもらったところ、前の女性患者に描いてもらった似顔絵と酷似していました。

まるで同一人物の男が、他の患者の夢に出ているようです。同じことが起こっていないか、試しにその似顔絵のコピーを他の医者と共有したところ、約4人の患者の夢に、同じ男が現れていることが分かりました。

精神医はこの男を『This Man』と命名し「Ever Dream This Man?(この男を夢で見たことはないか?)」というプロジェクトを立ち上げ、調査を続けました。世界中の病院にその男の似顔絵を共有したところ、約2000人の人間から「その男に夢の中で会った」との報告が寄せられているそうです。

幾人もの夢の中に現れる謎の男。彼は一体何者なのでしょうか?

ちなみに、『This Man』と検索すると、その男のモンタージュとされる画像を見つけることができます。興味がある人はぜひ検索してみては?

シンプルだけどゾッとする都市伝説

次に紹介するのは、これまで紹介した都市伝説よりはこじんまりとしていますが、シンプルゆえに「ゾッ」とする都市伝説もあります。続けて、お伝えしましょう。

コインロッカー

あるところに子供を身ごもってしまった女性がいました。彼女は子供を育てるには若すぎるたため、駅のコインロッカーに、生まれた赤ちゃんを捨てることにしたそうです。

それからというもの、そのロッカーを彼女は避けるようになっていました。しかしある日、用事のためにどうしてもそのロッカーの前を通らなくてはならなくなってしまいます。

彼女は急ぎ足でその場を通り過ぎようとしますが、そこで小さな男の子がロッカーの前で泣いているところに出くわしてしまいます。

「どうしたの?迷子なの?」と話しかけますが、男の子は泣いてばかりで返事をしません。ところが「お母さんはどこかな?」と聞くと、男の子はピタリと泣き止み彼女の服の端をつかむと一言。

『お前だ!!』

ガソリンスタンド

ある女性がガソリンスタンドに立ち寄ったときの話です。ガソリンスタンドから店員と思われる中年の男性スタッフが出てきます。

給油中、目を細めニヤニヤしながら薄ら笑いを浮かべるスタッフを見て、何か気味が悪いと感じ、給油が終わるとすぐにその場を離れようと、クレジットカードで精算を頼みました。

するとその男はニヤついた顔で「お客さん、このカードは偽造カードです。ちょっとこちらまでご同行願えますか」と言うのです。

「そんなはずはない」と抗議するも聞き入れられず、彼女を事務所にひっぱり入れると、男は扉を後ろ手で閉め、鍵をかけました。そして不気味な顔を近づけてきました。もうダメだ…と観念した彼女に、信じられない言葉が投げかけられました。

「さぁ、早く警察へ通報して」

そういうと男は、ヘタヘタと地面に座りこんでしまいました。驚いた彼女に男は続けました。

「あなたの車の後ろに包丁を持った男が乗っていたんです。だから、こうするしかありませんでした」

その後の通報で、無事、車の後部座席にいた包丁男は逮捕されました。

マンションの窓から見つめる女性

マンションのベランダから夜空を見上げることが習慣になった男がいました。きれいな夜空を見上げていると心が洗われるようだったのです。ある時ふと隣のマンションをみてみると、その一室にも、同じように空を見上げている女性がいることに気が付きました。

「きっと彼女も僕と同じように空を見上げているのだ」

そう思うと、彼女に親近感がわきました。毎夜同じように空を見上げている彼女に好意をもった男は、ある日、彼女と話しがしたくなり、彼女の元を訪問することにしました。呼び鈴を押してみても反応はありません。しかし扉は空いていました。

恐る恐る入ってみると、そこには…

首を吊って死んでいる女性の姿がありました。

毎夜見ていた彼女の姿は、遠目からは空を見上げているように見えたのでした。

2ch発祥の怖い長編都市伝説

インターネット巨大掲示板『2ちゃんねる』(2ch)も都市伝説の宝庫です。現在では『5ちゃんねる』と名前を変えましたが、ここでは2ch時代に話題となった読み応え抜群の長編都市伝説の概要を2つ、紹介します。文字数の都合上、概要しか紹介できませんが、とても面白い話なので、「八尺様」「C菜の夢」でぜひ検索してみてください。

八尺様

ある夏休みの日、男はいつものように祖父母の実家へ遊びに来て、田舎道を散歩していました。すると背丈が2mを超える、長身で髪の長い女性に出会います。

実家に戻り、祖父母たちにその話をすると始めは笑って聞いていた祖父母も、だんだん表情が強ばってきます。「これは大変なことになった」とうろたえる2人。そして、八尺様のことを話し始めます。

八尺様は2mを超える長身の女の神様で、好む未成年の男性を見つけると、あの世まで連れて行ってしまうといいます。彼は八尺様に魅入られてしまったのでした。祖父母は男に「2階の部屋にこもり、朝になるまで決して外に出てはいけない」と告げました。

男は布団にくるまり。ガクガクと震えます。そして、男は夜通し八尺様の誘惑に合いますが、朝まで決して「出るな」と言われていた彼は、外には出ずに、朝まで布団にくるまっていました。

翌日、目を覚ました彼は、東京まで送り戻されるのでした。それ以降、彼は祖父母の家の周りに行くことを禁じられ、戻ることはありませんでした。

C菜の夢

ある男の小学4年生から大学に入るまでに経験されたとされる話で、一応、実話という形で2chに投稿された話です。

その男(話の中では俺)と友人Aには、C菜という女の子の友達がいました。ある日からC菜は、学校に来なくなります。入院したと聞き、見舞いにいく2人でしたが、とうとうC菜は帰らぬ人となりました。

しかし話はここで終わらず、C菜は毎夜毎晩、「俺」と友人Aの夢の中に現れ、2人をあの世に引きずり込もうとします。次第に夢の中だけでなく、現実にも怪奇現象が起こり始めます。

そのころ、似たような怪奇現象の都市伝説が学校内に広がります。「俺」はそれを調べるために奔走するが……。

残念ですが、かなりの長編なので文字数の都合上このくらいにしておきます。続きは「C菜の夢」で検索してみてください。

アニメにまつわる怖い都市伝説

ここからはアニメにまつわる怖い都市伝説です。アニメだからと侮るべからず、こちらも恐ろしい話が目白押しです。

ドラえもんの不気味すぎる回

1984年に放送されたといわれているドラえもんの幻の回『タレント』は、終始ストーリーに脈略がなく、意味不明な回として有名です。

伝えられているところによれば、おおよそのストーリーは以下の通りです。

  1. のび太が「地下世界の商店街に行きたい」と言い出す。
  2. ドラえもんが出した秘密道具で地下の世界に向かう。
  3. 地下の世界に到着すると、ベレー帽をかぶった女の子がいる。女の子はドラえもんとのび太にペン、インク、封筒を渡すと、なぜか壁の中に消えてしまう。
  4. ドラえもんとのび太も壁の中に入ると、別の部屋につながる。そこには案内人のような男がおり、のび太とドラえもんをさらに別の通路に案内する。
  5. 通路の先に、地球のオブジェのようなものがある。それを眺めていると、突然地球のオブジェが割れ、中から黒い液体が流れ出す。
  6. のび太とドラえもんが驚き、抱き合うシーンで終了となる。

回のタイトルも、従来ならば秘密道具の名前がつけられることが多いのですが、この回に「タレント」という秘密道具は出てきません。タイトルが、そして意味不明なストーリーが意味するものは何なのか?答えは謎のままです。

この回についての証言はネット上に多数存在するものの、実際の映像などは確認されておらず、真偽については不明です。しかし、もし事実でなかったとしても、こんな回があったことを想像しただけでゾッとしてしまう不気味さがあります。

トムとジェリーの残酷で切ない最終回

俊敏な猫トムと頭脳明晰のネズミのジェリーとのドタバタ喜劇を演じる『トムとジェリー』は、長くアニメ界で高い評価を受けてきました。実は、このアニメに最終話はありませんが、その構想はまことしやかに噂されていたのです。

寿命でトムが引退した後、別の猫が現れます。ジェリーはいつもどおりその猫をだましてやろうと画策するも、あっという間に捕まり殺されてしまいます。死の間際にジェリーは、トムがいつもワザと負けたフリをしてくれていた事実に気が付くというものです。

残酷ですが、どこか切ないですよね。

ほのぼのとしたアニメにまつわる怖い都市伝説は、そのギャップから特に人気が高く、他にも意外な都市伝説があります。興味がある人はぜひこちらの記事もチェックしてみましょう。

都市伝説となっているアニメの怖い話。人気アニメ3つの噂話を紹介

都市伝説は思わず人に話したくなる

都市伝説が途絶えず、なお現存するその意味は、つい人に話してしまいたくなるその性質にあるのではないでしょうか。きっと都市伝説には、人の心を掴む『何か』が存在するのでしょう。

その他のテーマ

ART

CULTURE

CRAFT

FOOD

TIME