バイク用にレザージャケットを着こなす。種類や選び方を解説

2019.09.04

バイク用レザージャケットは多くのライダーから愛用されています。一般的なレザージャケットとは異なる部分もあり、商品選びは重要なポイントになります。そこで、バイク用レザージャケットの種類や選び方を解説していきます。

レザージャケットを着るメリット

はじめに、レザージャケットを着るメリットを3つ解説します。

風を通さない防風性

レザージャケットには生地の厚さや素材の特徴から風を通さない防風性があります。バイクで走行するときは、走行風を直接受けます。

高速道路では時速50〜100kmの速度で走行するので、体に直接風を受けます。常に強風の中で立っている状態になるので、防風性は重要です。

レザージャケットを着用すると、風の影響を受けにくく体への負担軽減につながるでしょう。

万が一の転倒でも安心の高い強度

バイク走行には転倒のリスクが常にあります。転倒したときに、擦り切れやすいジャケットを着用していると怪我の可能性が高まります。

革素材は引き裂き強度に優れるので、転倒時の怪我を防いでくれます。

立ちゴケ程度ならば、ジャケットの素材はさほど関係ありません。しかし、アスファルトなどの地面の上を滑るような転倒をした場合、強度の弱い素材では体への負担が大きくなるでしょう。

転倒に備えたジャケットを選ぶならばレザージャケットが適しています。

革ならではのかっこ良さ

ライダーであれば革のジャケットにかっこ良さを感じるのではないでしょうか。他のジャケットにはない、見た目のかっこ良さもレザージャケットのメリットです。

また、以前に比べて多くのモデルが販売されています。本格的なライダースジャケットからカジュアルで普段着に近いものも販売されています。

さまざまなタイプが登場しても、革ならではの光沢感や男性らしさは失われません。かっこ良さを求める場合も、レザージャケットは魅力的です。

バイク用レザージャケットの特徴

多くのメリットがあるレザージャケットですが、特徴はさまざまです。バイク用レザージャケットの特徴を紹介します。

プロテクターなどのバイク仕様

ファッション目的につくられているレザージャケットは街中や普段着としての着用が目的であるため、プロテクターは入っていません。

しかし、バイク用レザージャケットは肩や肘、背中、胸部など各所にプロテクターが装着されています。安全面を考えて、バイク仕様になっています。

ライダーであれば一般的なレザージャケットではなく、バイク仕様のモデルを購入しておきましょう。

シングルとダブルの2種類がある

レザージャケットには『シングル』と『ダブル』の2種類があります。

シングルは、前合わせが一重になっているタイプです。ファッションのコーディネートもしやすく、カジュアルからきれいめまで幅広く対応可能です。

一方のダブルは、前合わせが二重になっています。見た目では男性らしい力強さを感じます。

首元には折り返しがあるため、シングルよりも保温性に優れます。ただし、ファッション面においてはコーディネートがしにくい面もあるので、覚えておきましょう。

革にも複数の種類が

レザージャケットは革でつくられていますが、革にも複数の種類があります。

大まかな分類でいうと、牛革などの本革とPUレザーと呼ばれる人口革です。人口革といっても、ライダーに適する革なので大きな問題はありません。

人口革は本革に近い感覚もあり、価格も安く購入可能です。水に強い特徴やメンテナンスの簡単さも特徴になります。ただし、耐久度で考えると本革がいいでしょう。

メンテナンスは適宜必要ですが、それも楽しみの1つと考えるライダーもいます。目的に合わせて革の種類も検討しましょう。

レザージャケット選びのポイント

ここからは、レザージャケット選びのポイントを解説します。選び方のポイントを理解し、自分に最適なレザージャケットを選びましょう。

サイズは体にフィットしたものを

レザージャケットは着用した際に窮屈感を感じることがあります。しかし、革は着用していくと伸びていくため、レザージャケットのサイズは体にフィットしたものにしましょう。

店頭で購入するときは、試着をしてサイズ感を確認しましょう。

また、レザージャケットは高額なモデルもあるため、通信販売などではなく、できるだけ実店舗で試着をして確認してから購入することをおすすめします。

冬の寒い場合はインナーに工夫を

レザージャケットは防風性に優れる特徴があります。しかし、防寒性に関してはそこまで高くありません。よって、冬場のバイク走行を楽しむならばインナーの工夫が必要です。

気温が低いときは、レザージャケットの下にダウンベストを着用すると防寒対策になります。衿(えり)が多少出ることで、首元の寒さを防ぐことも可能です。

また、防寒対策のインナーウエアもたくさん出ているので、重ね着を工夫してみましょう。

夏の着用はメッシュタイプを選ぶ

レザージャケットは夏場に着用すると、体感温度が高くなります。防風性に優れることもあり、涼しさも感じにくいでしょう。

そこで、夏場はメッシュレザージャケットを活用してください。ジャケットに小さな穴がいくつも空いていて、風通しをよくする効果があります。

別名『パンチングレザー』と呼ばれるタイプで、これも、さまざまな商品が販売されています。見た目も通常のバイク用レザージャケットと変わりなく、強度にも問題はありません。

インナーメッシュ素材が採用されているので、汗やベタつきなどの不快感も出にくい仕様です。夏場でもレザージャケットを楽しみたいライダーには重宝するモデルでしょう。

レザージャケットのお手入れ方法は?

レザージャケットはメンテナンス(手入れ)次第で長く愛用が可能です。定期的な手入れを、ぜひ、行って欲しいところです。どのように手入れをするか、解説します。

オイルアップで定期メンテナンス

レザージャケットを長持ちさせるには、オイルアップが効果的です。手入れを怠ると、レザー素材が硬くなり寿命も短くなります。ですが、定期的にオイルアップすることで、革が柔らかくなり着心地も良くなります。

オイルアップはジャケット表面の汚れやほこりを落とすことからはじめましょう。

まず、ブラシを使って丁寧に汚れを落とし、適量のオイルを塗っていきます。このとき、衿や袖口などの折り返し部分も忘れないようにしてください。袖部分が革素材の場合、着用して塗ると細部までオイルが行き届きます。

オイルの塗布が終わったら、オイルを塗った部分に霧吹きなどで水をかけて湿らせます。その後はトリートメントをつけたスポンジで、再度、気になる汚れを落としましょう。

きれいに落ちたら乾いた布で拭き取って終了です。仕上げにもう一度トリートメントを塗ると潤いが増します。

雨で濡れてしまった場合

レザーが雨に濡れると劣化の原因です。濡れたしまったときはその都度、手入れをしましょう。

多少濡れた程度であれば、タオルなどですぐに拭き取ってください。乾いた後に木綿の布で乾拭きし、ミンクオイルスプレーを吹きかけましょう。軽度の濡れならば簡単な手入れで十分です。

シミになりそうなくらいに濡れた場合は、もう少し手間がかかります。まずは、濡らした布で、ジャケット全体を湿らせます。全体を湿らすことで、シミ防止に効果的です。

その後、半乾きになった状態でミンクオイルスプレーをかけます。完全に乾いたら、再度、ミンクオイルスプレーを吹きかけましょう。最後に木綿の布で乾拭きします。

ずぶ濡れになったときは、バスタオルなど大きめのタオルでジャケット全体を包み込むように水気をとります。

半乾きの状態でミンクオイルスプレーを多めに吹きかけてください。乾いた後は少量吹きかけて、木綿の布で乾拭きすれば終了です。

有名メーカーのレザージャケット例

バイク用レザージャケットは多くのモデルが販売されています。その中から、3つの商品を紹介しますので、参考にしてください。

DEGNER レザージャケット SHEEP羊革

『レザージャケット SHEEP羊革』はジャケット自体が軽量であることがポイントです。重量は998gで、一般的なバイク用レザージャケットの半分以下の軽さです。ごわつきや重さが気になる人にはおすすめのモデルでしょう。

また、アクションプリーツの装着で前傾姿勢になったときも窮屈感を感じさせません。

リストアップアジャスターによって走行中は防風効果の向上が図れます。また、街中ではファッションのアクセントにもなるデザインです。

  • 商品名:DEGNER(デグナー) レザージャケット SHEEP:羊革
  • 価格:3万6720円
  • Amazon:商品ページ

ラフアンドロード ベンテッド ライディング レザージャケット

どの季節でも着用できるレザージャケットを検討しているならば、『ベンテッド ライディング レザージャケット』がおすすめです。

ベンチレーション機能の採用により、風通しが良く夏場の着用にも適しています。さらに、ラフアンドロードのオールシーズン対応アイテムとして、冬場はインナージャケットから好みのものを選択して防寒対策も可能です。

インナージャケットは豊富な種類があり、選ぶことも楽しみになるでしょう。見た目はベーシックにまとまっていますので、シンプルなモデルを探している人にも適する商品です。

  • 商品名:ラフアンドロード(ROUGH&ROAD) ベンテッド ライディング レザージャケット
  • 価格:3万6365円
  • Amazon:商品ページ

カドヤ バイク用レザージャケット パンチングレザー SELECT SLEEVER-PL

レジャージャケットのメーカーでは有名な『カドヤ』から販売されている『SELECT SLEEVER-PL』は、パンチングレザージャケットです。

逆三角形の見た目がかっこ良く決まっています。脱着可能な脊椎プロテクターが標準装備されていて、安全面にも心配はないでしょう。

さらに、胸部、肩、肘もプロテクターに対応しています。プロテクターは別売りですが、安全性を求めるライダーにもおすすめです。

上腕部分はファスナーで袖が取れるようになっているので、暑さ対策も可能です。

  • 商品名:カドヤ(KADOYA)バイク用レザージャケット パンチングレザー SELECT SLEEVER-PL
  • 価格:4万9665円
  • Amazon:商品ページ

レザージャケットを着こなそう

レザージャケットはかっこ良さがあり、ライダーからも人気のジャケットです。見た目やファッション性だけではなく、バイク専用のものは機能面における特徴も備わっています。

また、夏や冬に対応したモデルも数多く販売されていますが、高額な1着でもあるので、定期的なメンテナンスを行うことが、長く愛用するポイントです。

おすすめ商品を参考に、バイク用レザージャケットを着こなしましょう。

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