ホッピーのアルコール度数はどれくらい?ビールとどっちが高い?

2019.09.03

ホッピーのアルコール度数はどのくらいで、飲酒運転の危険はないのでしょうか。心置きなくホッピーを楽しむためにも、摂取量と血中アルコール濃度および酒気帯び運転との関係や、ホッピーとビールとのアルコール度数の違いを知っておきましょう。

ホッピーの基本

まず、ホッピーとはどのような飲み物で、どうして人気を集めたのか、基本的な情報をチェックしてみましょう。

ビアテイストの清涼飲料水

ホッピーは、麦芽とホップで作られたビアテイスト飲料です。ビールにも使われている原料を使用し、製造工程もビールと全く同じですが、アルコール度数が低いため『清涼飲料水』として販売されています。

プリン体ゼロ・低カロリー・低糖質という特徴を持ったホッピーは、すっきりとした味わいで、飽きずにずっと飲んでいられると、製造開始から70年が過ぎた現在でも愛されているのです。

焼酎割り飲料として人気

ホッピーには、そのままビアテイスト清涼飲料水として飲む楽しみ方もありますが、焼酎で割り、よりビール風にする飲み方で大きな人気を集めています。

単にビールの代替品という以上に、その日の気分や体調、好みに合わせて焼酎の量を調節しやすく、『アレンジが楽しめる』からです。

日本独自の酒文化とされる、こうした『焼酎+割り飲料』のスタイルは、ホッピーによって広められたとも言えます。

そのまま楽しんでも良し、焼酎割り飲料にしても大人気と、ホッピーの存在感は特に居酒屋などで大きく、大人気の飲料となっています。

ホッピーのアルコール度数

では、ホッピーにはアルコールはどのくらい含まれているのでしょうか?飲酒運転との関係や、他のノンアルコール飲料の度数との比較をしてみましょう。

ホッピー自体のアルコール度数は約0.8%

ホッピーに含まれているアルコール度数は、販売されている五つの種類全てについて『約0.8%』です。

日本の酒税法によって、酒類は『アルコール分1%以上の飲料』と定義されています。ホッピー自体のアルコール度数は約0.8%なので、ノンアルコール飲料に分類されているのです。

一般的な焼酎割りのアルコール度数は約7%

もっとも、お店などでホッピーを注文した場合は、通常単体で提供されることはありません。ほとんどの場合、「ナカ」と呼ばれる焼酎と一緒に提供されるはずです。この「ナカ」にホッピーを混ぜ合わせた場合、当然ですがアルコール度数は跳ね上がります。

たとえばホッピーの公式に紹介されているレシピを参考にしてみましょう。アルコール度数25%の焼酎を110cc入れ、そこにホッピーを330ml(瓶一本分)入れると、アルコール度数は約7%となります。

一般的なビールのアルコール度数が4~6%程度といわれていますので、お店で飲む「ホッピー+焼酎」のアルコール度数は、ビールよりも高いということになります。

ホッピーを飲んだら飲酒運転?

ホッピーはノンアルコール飲料に分類されていますが、アルコールがゼロというわけではありません。単体であっても飲みすぎると『飲酒運転に該当するほどの血中アルコール濃度』となり、酒気帯び運転となる可能性があります。

ホッピーには約0.8%のアルコールが含まれているので、おおむね『1.5l以上の摂取』で、酒気帯び運転に該当する血中アルコール濃度まで到達する可能性が高くなります。もちろんこれ以下の量でも法令違反の対象となる可能性があります。

法的にはノンアルコール飲料ですが、運転の予定があるときなどは、ホッピーの飲みすぎにも注意しておきましょう。また、先述の通り一般的な居酒屋で提供される「ホッピー+焼酎」は完全なアルコール飲料ですので、運転前には厳禁です。

他のノンアルコール飲料の度数は?

大手飲料メーカーが取り扱う他のノンアルコール飲料のアルコール度数は『0.00%』がほとんどです。ただしこれも、完全にゼロなのではなく、『0.00%以下の割合でアルコールが含まれている』ことを表しています。

しかし、ごく微量のため、血中アルコール濃度が酒気帯び運転に当たるまで飲むとすると、おおむね300l以上の摂取が必要です。

大手以外にも多数のメーカーがノンアルコール飲料を販売していますが、中には、『1%未満0.1%以上のアルコールを含む製品』もあります。ホッピーとそう変わらない度数の可能性もあり、注意が必要です。

アルコールを避けたいときは、ノンアルコールという表記があっても、詳細な度数をチェックした上で飲むのが良いでしょう。

ホッピーとビールの違い

ビールととても近い位置にあるホッピーですが、それでは両者の違いとはどこにあるのでしょうか?

最後にホッピーとビールの違いについて知っておきましょう。全く同じ製造工程で作られていますが、アルコールの含有量や価格に違いがあります。

違いはアルコールの含量のみ

基本的にホッピーとビールの違いとは、『含まれているアルコールの量』だけです。

製造設備に関しても、両者は全く同じものを使っています。ホッピーは、アルコールを抑えながらもおいしい味わいを引き出すために研究を重ね、0.8%という度数で作られたビールテイスト飲料なのです。

逆に言えば、『アルコールを抑えながら、おいしさを実現』するホッピーのこだわりは並ではありません。製造から瓶詰めまで、雑味や酸化による風味の劣化をできるだけ抑え、芳醇な香りと味わいを引き立てる工夫がなされています。

ホッピー自体には酒税がかからない

アルコール度数の違いは、値段にも関わってきます。アルコール度数1%以上の飲料に課せられ、消費者が負担する税金として酒税がありますが、ホッピーのアルコール度数が約0.8%と低いため、この酒税がかかりません。

アルコール度数1%未満であるからこそ、ホッピーはビールよりも数段安い値段で購入できます。『アルコール度数の低さ』と『値段の安さ』は、場合によっては有力な選択肢になるでしょう。

ホッピーはアルコールが苦手な人にも最適

ホッピーはアルコールが苦手な人でも飲みやすく、ノンアルコール飲料と近い感覚で楽しめます。焼酎で割る飲み方も人気を集めており、お酒をたしなむ大人の男性にもおすすめできるでしょう。

原料、製造工程に徹底的にこだわったビアテイストのホッピーを愛飲してみてはいかがでしょうか。

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