知られざる心理学の種類。深く自分を知るために身につけたい知識

2019.09.08

ひと口で心理学と言っても、その種類はさまざまです。心のケアをするために使う心理学もあれば、犯罪者を追い詰めるための心理学もあります。この記事では心理学の種類分けについてをご紹介するほか、心理学が応用される仕事についても解説します。

心理学は大きく分けた場合の一覧

心理学は大きく分けると15の種類に分けることができます。それぞれに特色があり、実際に利用される現場やシーンもばらばらです。

基礎心理学は基礎的な幅広い心理学

基礎心理学とは、心に対する実験を繰り返して「気持ち」のメカニズムを紐解くことを目標とした学問です。基礎心理学には以下のようなものがあります。

  1. 認知心理学
  2. 学習心理学
  3. 行動心理学
  4. 知覚心理学
  5. 神経心理学
  6. 生理心理学
  7. 発達心理学
  8. 人格心理学
  9. 社会心理学

感覚そのものについてを読み解くものや、人が長く生きていく中でどう変化するかを学ぶものなど種類がたくさんあります。

応用心理学とは実践できる心理学のこと

応用心理学とは、基礎心理学の幅広い知識を実際のさまざまな悩みや事件にあてはめて応用する学問のこと。種類は以下のようなものがあります。

  1. 臨床心理学
  2. 犯罪心理学
  3. 教育心理学
  4. 産業心理学
  5. 交通心理学
  6. 動物心理学

「応用」と聞くとやや難しく感じるかもしれません。しかし、応用心理学は犯人を捜すために使われる犯罪心理学や、子供たちの心の発達を支える教育心理学など、実例を交えた身近な心理学なのです。

心理学を学ぶためには心理学部のある大学へ

心理学には独学で勉強して資格を取ることができる検定もあります。しかし、心理学を実際の職業として活用したいと思っているのであれば、大学に行って決められた条件を満たす必要があります。

例えば、臨床心理学であれば大学院まで進んで合計6年間の勉強をしなくては資格取得ができません。

心理学を学べる大学は400校を超えます(短大も含む)。ただしこの中には欲しい資格取得のために条件を満たせない学科や大学も多くあるので、よく下調べしてから大学選びをする必要があります。

心理学で自分を知る16類型性格診断とは

心理学の診断でよく使われるものとして、16類型性格診断というものがあります。これは有名な心理学者であるユングが考え出したものを診断に応用させたものです。

性格を指標と態度で示すもの

16類型性格診断は4つの指標と判断的・知覚的態度を合わせて見る診断です。これによってわかるのは、その人の本質を示す答えです。

しかしながら、その答えがすべてではありません。答えを知ることによって自分を理解し、転じて相手を理解して人と人との関係を強固にする目的も含まれているのです。

設問数は100問近くある

世界的に決められている質問の数は全部で93問。かなり多いように感じますが、これくらいの量の質問がないと人の深層心理までは暴くことができません。

簡易版も出回っていますし、質問の内容もさまざま。一度自分を診断してみて、他の人との関わり方を見つめ直すキッカケにするのもおすすめです。

心理学を応用して働ける種類別のお仕事

多くの種類に分けられる心理学を学ぶと、その種類によって適している職業がおのずと見えてきます。

また、あらかじめなりたい職業を決めておいて、そこから学ぶ心理学の種類を選ぶのも効率的な方法です。

カウンセラーや心理専門職になる

心理士の資格を取ると、産業カウンセラーやスクールカウンセラーなどのカウンセリング専門家になることができます。

カウンセラーのほかにもなれる職業はあります。児童相談所の職員として子どもの発達心理を応用していったり、地方自治体や法務省の関係で心理学の専門家として働いたりすることもできるのです。

臨床心理士になって病院で働く

臨床心理士の資格を取ることで、病院で患者さんの心のケアをすることができるようになります。

臨床心理になるのはなかなか難しいことですが、患者さんの治療に関する気持ちの立て直しに一躍買うことができるという達成感が味わえます。

また、大きな病院であれば収入面でも安定して働けることが多いので、心理学を専門として働きたい方にはおすすめです。

研究者になる

特定の職場に就職することなく、心理学をそのまま大学の研究室で学び続けることもできます。

大学によって定められているルールは異なることがありますが、研究者への道もまた心理学を学ぶ方々のあこがれです。

もっと心理学を極めたいと少しでも感じたのであれば、実践ではなくて研究という目線から心理学への視野を広げていってもいいでしょう。

心理学の種類は幅広く奥も深い

心理学の種類はとても多いものです。表面上や基礎部分だけを学んだだけでは、実際の現場でうまく応用できないこともしばしば。

職業として心理学のいずれかの種類を極めたいと思うのであれば、専門機関で勉強をすることをおすすめします。

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