どら焼きってなんでどら焼きと呼ぶの?国民的アニメとの関係も考察

2019.09.08

どら焼きは日本を代表する和菓子の1つですが、円盤のような独特の形状とユニークな名称が印象的です。どら焼きの主な具は餡ですが、クリームやラムネなどの具も登場しています。どら焼きの名称、歴史、具のバリエーションなどをご紹介します。

どら焼きの名称や歴史について

どら焼きの独特の名称の由来や、どら焼きの歴史についてご紹介します。

どら焼きの名称について

どら焼きの独特な円盤のような形状は、金属製の円盤を打ち鳴らす打楽器の銅鑼(どら)をモチーフにしたものとする説がありますが、名称の「どら」についても、そのまま銅鑼に由来するものとされています。

関西地方ではどら焼きは三笠とも呼ばれますが、その呼称は奈良県にある三笠山に由来すると言われています。どら焼きの形状がちょうど三笠山の形によく似ていることから、菓子も山の名前で呼ぶようになったというものです。

どら焼きの歴史について

どら焼きがいつどこで誕生したかについては、実ははっきりしたことはわかっていません。

平安時代末期の源平合戦において、源氏を勝利に導いた立役者である源義経が兄の源頼朝から逃れて奥州に落ちのびる際、従者の弁慶が銅鑼で焼いた生地に餡を包んだ菓子を振る舞ったことが起源という説もあります。

江戸時代にもどら焼きは存在しましたが、現在のどら焼きとは形状が異なります。大きめの皮を1枚だけ用いて中身を包んだもので、角の部分を折りたたむことで四角形になっているのが特徴です。

現代のどら焼きのように2枚の生地で中身の餡を挟むようになったのは、大正時代頃からと言われています。

どら焼きの生地と具について

どら焼きの生地と具について、バリエーションも含めてご紹介します。

どら焼きの生地について

どら焼きの生地の一般的なものは、膨らみのある円盤状の生地を2枚用いて間に具を挟む形になります。

バリエーションとして、1枚の大きな生地を半分にして餃子のような形状にして具を挟むものや、バームクーヘンのように生地を重ねて焼き上げるものなどがあります。

また、スポンジケーキのように蒸すことで生地を形成するものもあり、蒸しどらと呼ばれます。

どら焼きの具について

どら焼きに使用される具として最もオーソドックスなのは小豆を原料とする餡ですが、栗、餅、プリンなどを具としてはさんだどら焼きもあります。

1985年に宮城県のメーカーが小豆餡に生クリームを加えたどら焼きを販売したところ好評を得たことを皮切りに、カスタード、チョコレートクリーム、ジャムなどを具に使用したどら焼きのバリエーションが多数登場しました。

どら焼きは基本的に常温で食べることが可能ですが、クリームなどの具によっては品質を保つために冷蔵する場合もあります。また、アイスクリームを具に用いて冷凍のまま食べるアイスどら焼きなどもあります。

どら焼きとドラえもんの関係

どら焼きに関連するものとしてよくイメージされるのがドラえもんです。どら焼きとドラえもんの関係をご紹介します。

どら焼きが好きな理由とは

どら焼きと深い関わりのあるものとして、ドラえもんがあります。1973年にテレビ用のアニメとして放送されて以降、国民的な長寿アニメとして息の長い人気を獲得しています。

未来世界からやってきた猫型ロボットのドラえもんですが、なぜが大好物はどら焼きです。ドラえもんがどら焼き大好きな理由は2つあります。

1つ目は、どら焼きに含まれている成分がドラえもんのロボットしての動力源の理想的なエネルギーという設定です。2つ目は、ドラえもんが未来世界での初恋の相手にもらった思い出の品であるというものです。

当初はエネルギー源という設定が主でしたが、後に物語として初恋相手とのエピソードが追加されたようです。

色々などら焼きを楽しんでみよう

代表的な和菓子の1つとして親しまれているどら焼きは、正確な発祥がよくわかっていないというミステリアスな一面もあるお菓子です。

一般的な円盤の形状とは異なる形のどら焼きや、アイスクリームなどのユニークな具も登場しているので、自分の好みのどら焼きを見つけてみてください。

その他のテーマ

ART

CULTURE

CRAFT

FOOD

TIME