中国美術館で何を見る?新しい中国に出会える美術館

2019.09.07

北京にある中国美術館は、新しい北京観光スポットとして注目されはじめたミュージアム。北京オリンピック以降の中国興隆を担う施設として生まれ変わる予定もあります。新しい中国を感じることのできる中国美術館を紹介していきましょう。

建国以来、国内最大級の近現代美術館

実は、現在の北京は中国現代アートの中心地になっています。現地の若者の間では、798芸術区や今日美術館などと共に、中国美術館も注目の的。その特徴を紹介します。

中国らしい建築様式の美術館

1949年の中華人民共和国の建国以降、近現代の中国を紹介する施設をつくることは、新しい政府の念願でした。1963年に開館した中国美術館は、北京市の中央に位置し、国内最大級規模の近現代アートに特化した美術館です。入り口に掲げられた館名を掲げた表札は、毛沢東の揮毫となっています。 建物は、古くからある楼と呼ばれる中国の屋敷をイメージし、瑠璃色(黄色)の屋根瓦を使った伝統的な建築物となっています。

無料で鑑賞できる巨大な美術館

旅行者は入り口でパスポートを見せると、無料入場料を発行してもらえます。入って驚くのはその広さ。6階建て、21展示ホールに分かれている本館は、中国近現代の著名なアーティストの作品と、各地で伝統的に使われてきた民芸作品を中心に、11万点以上の作品が所蔵されています。

北京中心街にある美術館

伝統と革新が入り混じった街、北京では、少し前までの観光コースは、万里の長城と故宮博物館、天安門広場が主でした。これらは街中から遠いところもあり、時間のかかる場所が多いのですが、それに比べ、中国美術館は北京の中心・王府井から徒歩でいける距離。無料のため、気軽に行ける美術館といえるでしょう。

ホテルからも徒歩圏内!行き方を紹介

中国美術館は、休館日の月曜日以外は、9時~17時まで開館していいます。市内中心に宿泊していれば、バスや徒歩でもいける場所に位置しています。様々な行き方があるため、公式ホームページにある地図を参照してください。

英語で確認できるホームページ

膨大な所蔵物は、随時入れ替えられていて、展示会の内容は、頻繁に変更されます。事前に何が行われているか、または鑑賞したいものが展示されているか調べたい場合は、公式ホームページの展示紹介で確認を。中国語がメインですが、英語で見ることもできるようになっています。

中国美術館公式HP:こちら

オリンピック跡地にてリニューアル予定

北京オリンピック後、どんどん生まれ変わる北京市街。五輪後の土地に、中国美術館を含めた新しい美術館が建設される予定です。その広さは、現在の中国美術館の約8倍、巨大さで有名なルーブル美術館の約2倍の13万平米とされています。

ジャン・ヌーヴェルによる新デザイン発表

世界的な名建築家、ジャン・ヌーヴェルによって、2014年に新しい中国美術館のデザインが発表されました。 フランスの建築家、ジャン・ヌーヴェルは、ガラスによる建築を得意とし、パリのカルティエ現代美術財団、東京の電通本社、スペイン・バルセロナのトーレ・アグバールなど、精巧な彫刻のような建築物の設計で有名です。その彼が、中国美術館のデザインを発表し、建築界からも注目を浴びました。

もっと大きな美術館に生まれ変わる!

新しい美術館は、斬新なデザインもさることながら、その巨大さでも驚きの声があがりました。所蔵品を展示するギャラリーのほかにも、教育センターや、ガーデン、屋上にはオープンエアテラスなどが登場する予定です。 また所蔵・研究できる施設が大きく設けられ、古代中国美術から現代作品まで、幅広く所蔵できそうです。

成長する中国を感じられるアート施設

中国といえば、悠久の歴史を感じられる施設も多く、その奥深さに感動するのですが、現在著しい成長をしている躍動感や動力を感じたいこともあるはず。そのときには、中国美術館を訪れて、そのパワーを感じてみてください。

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