ビール小瓶の容量はどのぐらい?意外と知らない小瓶の特徴

2019.09.02

ビール小瓶の容量や、その読み方などについて解説します。小瓶の特徴や、サイズ感をつかめば、最適な大きさの瓶ビールを選べるようになるでしょう。注ぎ方や飲み会の席でのマナーも一緒に紹介します。ビールライフの参考にしてください。

ビール小瓶の基本情報

ビール小瓶は、持ち運びもよく重宝するサイズの瓶ビールです。まずは、読み方やサイズ感などの基本情報をチェックしていきましょう。

高さや容量など小瓶のサイズ感

瓶ビールの小瓶は『高さ241mm、奥行き61mm』、容量334mlの小さめの瓶です。大瓶は高さ290mm、奥行き77mmで、中瓶は高さ257mm、奥行き72mlなので、かなり小さめに作られていることが分かります。なお、各瓶の高さは蓋を含むサイズです。

その小ささは、少しだけ飲みたい時などに便利です。冷蔵庫のすき間に入れて冷やしておくのにも便利なサイズと言えるでしょう。

ところで小瓶の読み方は?

小瓶の読み方は『こびん』で、読んだ通り小型の瓶のことを指します。古い書物などでは『こがめ』と読ませることもあり、この場合、意味が変わってくるので注意が必要です。一般的には、こびんと覚えておいていいでしょう。

カロリーの目安

ビール小瓶(334ml)のカロリーは『135kcal前後』です。炭水化物と糖質が主な栄養素で、ミネラル類はカリウム・リン・マンガンを含んでいます。

ビールメーカー各社でカロリーや栄養素に若干の幅はありますが、大瓶と比べると100kcalほど低いのには変わりありません。

小瓶はなぜ中途半端な大きさ?

最初に示したように、ビールの小瓶のサイズは切りの悪い数字が並んでいます。なぜこんなに中途半端な規格で作られているのでしょうか。ビール瓶各種の容量や、中途半端な理由を見ていきましょう。

ビール瓶の各容量とは

大瓶・中瓶・小瓶という、ビール瓶の代表的な各サイズの容量は、以下の通りです。こうして見てみると、大瓶と小瓶はずいぶんと『中途半端な容量』で作られているのが、お分かりいただけるでしょう。

  • 大瓶:633ml
  • 中瓶:500ml
  • 小瓶:334ml

中途半端な容量で作られるようになった背景には、酒税法が大きく関係しています。その経緯を解説を見ていきましょう。

中途半端な理由

現在のビール瓶の容量は、1940年(昭和15年)3月に、新しい『酒税法』が制定されたことによって決められました。この法律以前、ビールには以下の2つの税金が課せられていました。

  • ビール税:生産量に応じて課税される
  • 物品税:出荷数に応じて課税される

税金が二重にかけられていたところ、新しい酒税法においては『出荷数に応じて課税される』だけになりました。これを受け、メーカー各社は出荷数を公平にするため、ビール瓶の容量統一を図ることとなります。

調査の結果、一番小さかった大瓶の3.51合(633.168ml)を基準として大瓶の容量が統一され、同様の経緯で小瓶も334mlに定められたのです。ちなみに、中瓶はその後に追加された新しい規格のため、切りのよい数字で作られています。

居酒屋での美味しい飲み方ポイント

小瓶のビールを美味しく飲むためにも、居酒屋での飲み方を中心にポイントを紹介します。グラスへの注ぎ方などは、『宅飲み』にも応用できるテクニックでしょう。

瓶ビールは安定した品質が特徴

居酒屋では、ジョッキビールと瓶ビールのどちらも取り扱っているのを見かけます。これは、ジョッキに注ぐビールの保存に使われている樽と、瓶ビールでは、保存状態で味わいが変わってくるためです。

ジョッキに注ぐビールは、ビアサーバーや樽の『管理状態』で味が変わります。一方、栓によって密閉されており、開封してコップに注ぐことで最適なガス抜きが行われる瓶ビールは、『安定した品質』で提供することが可能です。

瓶ビールの安定した味わいを求める層も多いことから、ジョッキと瓶のどちらも取り扱う店が多いと言えるでしょう。

小瓶は飲む量を調整しやすい

安定した品質を保てるのが瓶ビールの魅力ですが、そんな瓶ビールの中で、わざわざ小瓶を飲むメリットというものはあるのでしょうか?

まずは、飲む量を調節しやすい点が挙げられます。つまみと一緒に飲むことが多いビールは、炭酸によって満腹感を覚えて食事量が減ってしまうことがあります。飲む時間がかかれば、それだけ風味も悪くなってしまうでしょう。

小瓶を選べば、それほど腹も膨れず、急いで飲む必要もないので、『食事と一緒に飲みやすい』と言えます。料理をしっかり味わってもらうために、ビールは小瓶しか置かない店もあるほどです。

大瓶のようにがっつりでなく、『少し喉を湿らせる分だけ』ビールを飲める小瓶は、おしゃれなビールライフを演出してくれる小道具とも言えるでしょう。

グラスへの正しい注ぎ方

ところで、瓶ビールといえばグラスに注いで飲むのが普通です。グラスへの正しい注ぎ方は、お酒の席でのマナーでもあるので、ぜひ覚えておきましょう。特に気をつけたいポイントは以下の通りです。

  • ラベルを見せて注ぐ
  • 片手で注がない
  • グラスに瓶を当てない
  • 最初は勢いよく、徐々にゆっくりと注ぐ

どの銘柄かを相手に伝えるためにもラベルを見せ、失礼にならないよう両手で注ぎます。美味しく注ぐために、注ぐペース配分などを工夫してみるのもよいでしょう。

時には小粋に小瓶のビールを

小瓶のビールは食事との相性を楽しみながら少しお酒を飲みたい時や、ビールの飲みすぎが気になる時にもぴったりのサイズです。ぜひ日頃のちょっとした晩酌タイムに取り入れてみてはいかがでしょうか。

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