京都の代表的な和菓子「八つ橋」の魅力とは?手作り体験も紹介

2019.09.01

京都には多くの伝統ある和菓子がありますが、代表的なものの一つが「八つ橋(やつはし)」です。オーソドックスなつぶ餡のみならず、最近はラムネなどの変わり種まで様々な味が楽しめるように進化し続けています。この記事では八ッ橋の種類、老舗のお店、作り方が体験できる施設などをご紹介します。

八ッ橋の色々な種類について

八ッ橋といっても商品の特徴は様々です。ここでは八ッ橋自体の種類と、味の種類に分けてご紹介します。

八ッ橋の種類について

八ッ橋の種類は大きく分けて、「焼き八ッ橋」と「生八ッ橋」があります。

焼き八ッ橋はパリパリとした歯ごたえのある薄い皮が特徴の焼き菓子です。八ッ橋としては一番最初に登場したもので、明治時代には既に京都駅などで販売されてお菓子としての全国的な人気を獲得していました。

生八ッ橋は生地を焼き上げずに一口大の大きさに切ったもので、名称の「生」は焼かないことに由来します。こちらが登場したのは戦後の1960年代ですが、八ッ橋の主流としての地位を確立しており、八ッ橋とは生八ッ橋を指す場合が一般的になっています。

八ッ橋の味の種類について

八ッ橋は生地の素材と中身によって、様々な味が楽しめるのが特徴です。最も代表的な味はニッキを混ぜた生地につぶあんやこしあんなどの餡を使ったものです。

その後、既存の八ッ橋との差別化を図るため、抹茶やチョコレートを素材にした八ッ橋が登場するようになりました。

それらのアレンジが好評を得て以降、ごま、サクラ、栗、芋、ピーチ、ストロベリー、梅、レモン、メロン、ブルーベリーなど、フルーツを中心とした様々な味が誕生しています。

八ッ橋の老舗西尾とニッキについて

八ッ橋は様々な店やメーカーが商品を出していますが、その中でも老舗といえる本家西尾八ッ橋と、八ッ橋の重要な材料であるニッキについてご紹介します。

八ッ橋の老舗西尾とは

本家西尾八ッ橋は、京都市左京区を中心に八ッ橋の製造・販売を行う老舗企業です。古くは江戸の元禄時代1689年に開業した八ッ橋屋をルーツとする企業で、1969年には開業100年以上を誇る雄一の老舗として京都府から表彰されています。

様々な種類の八ッ橋を試食できる直営店があり、スタンダードなあん入り八ッ橋のほか、ラムネ、焼き芋、夏みかんなどのユニークな味も楽しめます。

八ッ橋におけるニッキとは

八ッ橋の独特の風味のもとになっているのがニッキです。ニッキはシナモンのことですが、狭義には近縁種であるシナニッケイの樹皮を乾燥させたものを指します。

シナモンは世界中で古くから用いられている香辛料であり、古代エジプトやギリシャ文明などで既に用いられていました。現代ではインドネシアや中国で特に多く生産されています。

八ッ橋庵とししゅうやかたについて

生八ッ橋の手づくりが体験できる施設をご紹介します。

八ッ橋を手づくりできる体験施設

京都のお菓子に関する施設である八ッ橋庵とししゅうやかたでは、生八ッ橋の手作り体験ができます。体験内容は生地から作る本格的なもので、所要時間は約60分です。

つぶあん、抹茶、栗などの多彩な味で手作りが楽しめて、作った八ッ橋はそのまま京都旅行のお土産にできます。英語と中国語の外国語テキストに対応しているので、インバウンドの接客などにも有効です。

施設では生八ッ橋のほか、京野菜を用いたまんじゅう、生麩まんじゅう、ねりきり、みたらし団子などの手作りも体験できます。体験後は、句の野菜や京とうふを使ったはんなりとした京料理も楽しめます。

施設名称:八ッ橋庵とししゅうやかた

  • 住所:〒615-0877 京都府京都市右京区西京極西衣手町36
  • TEL:075-313-2151
  • 営業時間:9時〜17時15分
  • アクセス:阪急西京極駅より徒歩約15分
  • 公式HP:こちら

八ッ橋の多彩な魅力を楽しもう

京都の代表的なお菓子の一つである八ッ橋の歴史は古く、明治時代には既に焼き菓子として大きな人気を獲得していました。その後1960年代に生八ッ橋が誕生して大人気となり、八ッ橋の代名詞となっています。

伝統的な材料は餡やニッキですが、ラムネやフルーツなどの多くの味が楽しめます。お気に入りの八ッ橋の味を見つけてみてください。

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