ヘッドホンを買うならワイヤレス!メリットや選び方

2019.08.31

ワイヤレスヘッドホンは、ケーブルがないことによる利便性の高さだけでなく、近年は機能性や音質も向上していることから、着実に市場を広げています。ワイヤレスヘッドホンの特徴や選び方のポイント、おすすめの製品を紹介します。

ヘッドホンの主な種類と特徴

ヘッドホンは、形状や装着方法、ケーブルの有無により、さまざまな種類に区別されます。それぞれの違いや特徴などを理解しましょう。

開放型と密閉型の違い

ヘッドホンは、イヤーパッドと周囲との遮音性の違いにより、『開放型』と『密閉型』の二つに大別できます。

開放型は、イヤーパッドの背面が周囲に開放されているタイプです。音が自然に広がるような感じで聴こえ、爽快感が得られます。音域のバランスや質感表現も良く、臨場感が備わっていることも魅力です。

一方で、遮音性が低く音漏れもしやすいため、騒音が激しい場所では音量を上げなければ聴こえにくくなることが欠点です。

密閉型は、イヤーパッドの背面が密閉されているタイプです。遮音性が高いため周囲の騒音を減少させ、音漏れも少ないため周りに迷惑を掛けにくいメリットがあります。

また、低音再生に優れ、細かい音の描写力も得意ですが、音がこもりやすく、広がりの表現力は劣ります。

オーバーイヤーとオンイヤーの違い

ヘッドホンは、イヤーパッドの種類により、『オーバーイヤー』と『オンイヤー』の2種類に区別されます。

オーバーイヤーは、イヤーパッドが耳を完全に覆うタイプです。サイズが大きく重量があるものがほとんどですが、ヘッドホンは大型の方がスケール感のある音を出せるため、音質を重視するならオーバーイヤータイプが適しています。

耳への直接的な負担も軽いため装着感は良好です。しかし、外出時などでの利用には不向きで、自宅でじっくりと音楽を楽しみたい人におすすめです。

オンイヤーは、耳の上に重ねるような感じで装着するタイプです。軽量で安価な製品が多く、ポータブル使用に向きますが、イヤーパッドが耳に直接触れるため、長時間の利用で耳が痛くなることもあります。

有線と無線の違い

ヘッドホンには、機器にケーブルをつないで使用する『有線』タイプと、Bluetooth通信などの機能を使用する『無線』タイプがあります。

有線タイプは無線タイプと異なり、外部要因による音質の劣化が起こりにくいメリットがあります。音質劣化をよりおさえられる材質のケーブルを使用したヘッドホンなら、さらに高音質な音楽を楽しめるでしょう。

また、ほとんどのオーディオ機器に使える点も有線タイプのメリットです。ケーブルの差込口さえあれば、古い機器でも十分に使える可能性があります。

無線タイプは、ケーブルが邪魔にならないため、移動時やスポーツ中などの使用に向くタイプです。機器の制限や音質の問題はありますが、開放感のある状況で音楽を楽しめます。

ワイヤレスヘッドホンの長所短所比較

ワイヤレスヘッドホンには、メリットとデメリットがあります。それぞれを比較し、ヘッドホン選びの参考にしましょう。

ワイヤレスの長所

ワイヤレスヘッドホンは、行動を制限しがちなケーブルがないことにより、快適で自由度の高い使用が可能です。具体的には、以下のようなメリットが挙げられます。

  • 移動時や外出時でもケーブルを気にせず音楽を楽しめる
  • 音楽を聴きながら他の作業ができる
  • オーディオ機器やテレビなどから離れた状態でも利用できる
  • ジョギングなどの運動に適したモデルも販売されている
  • 断線して使えなくなるリスクがない

ワイヤレスの短所

ワイヤレスヘッドホンは、ケーブルがないことなどにより、以下のようなデメリットがあります。

  • 同価格帯の有線ヘッドホンと比べ音質が劣る
  • 同スペックの有線ヘッドホンと比べ価格が高い
  • ノイズの発生や電波干渉、音の遅延などが起こる可能性がある
  • 充電が必要で、充電切れを起こすと利用できなくなる
  • 有線ヘッドホンに比べ製品が少ない

この中で最も大きなデメリットは「音質が劣る」ことでしょう。高音質を最優先に考慮し、ケーブルを邪魔と感じないなら、有線にしない理由はないともいえます。

しかし、最近のヘッドホンユーザーは高音質を重視する傾向にある上、ワイヤレスヘッドホンも着実に市場を広げています。

そのため、高機能や利便性だけでなく、ワイヤレスであっても高音質にこだわったモデルを開発するメーカーも増えているのが現状です。

ヘッドホンの選び方ガイド

ヘッドホンを選ぶ際は、タイプや利用目的、機能や音質を考慮することも重要です。

ワイヤレス化などタイプや目的

利用目的を具体的にイメージすることで、選択すべきヘッドホンのタイプを絞れます。用途別に分けたヘッドホンの主なタイプは以下の通りです。

  • 移動中や外出時に使いやすいワイヤレスタイプ
  • 携帯電話で通話もできるマイク付きタイプ
  • 装着感が安定し防滴効果もあるスポーツタイプ
  • 臨場感がありハイクオリティな音を楽しめるハイレゾタイプ
  • 大迫力で映画やライブを楽しめるデジタルサラウンドタイプ
  • iPhoneやiPodで使用できるLightning接続タイプ

ノイズキャンセリングなど機能や音質

最近のヘッドホンは、周囲の雑音を遮断するノイズキャンセリング機能や、デジタル音をアナログに変換せずそのまま鳴らすDnote機能といった、音質を上げる機能が備わったタイプも人気です。

また、折りたたみ機能やリモコン機能など、利便性を追及した機能も多くのヘッドホンに搭載されています。

しかし、こと音質重視なら、これらの機能はできるだけ少ない方が余計なコストかからず、また回路の場所が少なくなる分有利です。

音質重視のヘッドホンには、安価な機種では不可能な、ケーブルを付け替えできるものが多いことも特徴です。ケーブル交換により、音質の違いを楽しめます。

おすすめのワイヤレスヘッドホン

Bluetoothに対応した高音質ワイヤレスヘッドホンの中から、おすすめの人気モデルを3点紹介します。

SENNHEISER PXC 550 WIRELESS

『PXC 550 WIRELESS』は、ドイツの音響機器メーカー『SENNHEISER(ゼンハイザー)』が販売する、使いやすさと機能性を備えたノイズキャンセリング対応ワイヤレスヘッドホンです。

高精度なノイズキャンセリング機能によって、周囲の騒音に影響を受けにくいため、優れた音質による音楽再生が可能です。

簡単にペアリングできるNFC機能や、直感的な操作が可能なタッチコントロール機能、ヘッドホンを耳から離すと音楽の再生が止まる機能など、さまざまな便利機能が備わっています。

最大約20時間の再生が可能なうえ、多機能ながら軽量なため、外出用にも向くヘッドホンです。

  • 商品名:PXC 550 WIRELESS
  • 価格:3万4100円(税込)
  • Amazon:商品ページ

SONY WH-1000XM3

『WH-1000XM3』は、日本の大手電機メーカー『SONY(ソニー)』が業界最高クラスの雑音低減性能を謳う、ハイレゾに対応した高性能ワイヤレスヘッドホンです。

SONY独自の機能により、一般的な低域の騒音だけでなく、人の声など日常生活から発せられる中高域のノイズに対しても、ノイズキャンセリングの効果が期待できます。

ヘッドホンを装着したまま周囲の音を聴ける機能も搭載し、外出時などでの急な呼びかけやアナウンスの確認に役立ちます。

バッテリーは約30時間再生可能なうえ、10分間程度で約5時間分の急速充電ができることも魅力です。

  • 商品名:WH-1000XM3
  • 価格:3万2977円(税込)
  • Amazon:商品ページ

Bose QUIETCOMFORT 35 WIRELESS HEADPHONES II

『QUIETCOMFORT 35 WIRELESS HEADPHONES II』は、アメリカの音響機器メーカー『Bose(ボーズ)』が展開する、高性能かつ多機能なワイヤレスヘッドホンです。

3段階で調整可能な高性能ノイズキャンセリング機能を搭載し、利用シーンに応じ効果的に雑音を抑制します。

『Googleアシスタント』と『Amazon Alexa』の音声アシスタントシステムに対応することも特徴です。話しかけるだけでさまざまな操作が行えます。

約20時間の連続再生ができ、装着感も良好なうえ折り畳み可能なため、ポータブル使用にもおすすめできるヘッドホンです。

  • 商品名:QUIETCOMFORT 35 WIRELESS HEADPHONES II
  • 価格:3万4200円(税込)
  • Amazon:商品ページ

リーズナブルなワイヤレスヘッドホンなら

ヘッドホンとしての基本的な性能が確保され、なおかつコスパの良いおすすめ製品を3点紹介します。

audio-technica ATH-S200BT

『ATH-S200BT』は、日本の音響機器メーカー『audio-technica』が販売するワイヤレスヘッドホンです。

約40時間も連続駆動できるコスパの良さが魅力で、フルに充電しておけば長時間利用し続けられます。

中音域が聴きやすく、自然なバランスがとれた音質を楽しめます。プラスチック製とは思えない、高級感のある材質が使われていることも特徴です。

  • 商品名:ATH-S200BT
  • 価格:5670円(税込)
  • Amazon:商品ページ

Pioneer SE-MS7BT

『SE-MS7BT』は、日本の大手電機メーカー『Pioneer』が販売する、密閉型オーバーイヤー式ワイヤレスヘッドホンです。

高級感のあるレトロモダンなデザインで、大きいサイズのイヤーパッドが耳全体を包み込み、高い気密性と心地よい装着感が得られます。

バッテリーが切れても付属のケーブルをつなぐことで、通常の有線ヘッドホンとして利用できます。付属ケーブル使用時にはハイレゾ再生に対応することも魅力です。

  • 商品名:SE-MS7BT
  • 価格:9480円(税込)
  • Amazon:商品ページ

Plantronics BackBeat 505

『BackBeat 505』は、Bluetoothヘッドホンの先駆者として知られるアメリカの音響機器メーカー『Plantronics』が展開する、オンイヤー型ワイヤレスヘッドホンです。

サウンドはやや低音よりの、どっしりとした音質を得意とし、バランスのとれた深みのある豊かなサウンドを実現します。

1回の充電で最大約18時間使用できるため、1日中バッテリー切れの心配がありません。充電できる場所がない場合も、付属のケーブルを使用して音楽を再生できます。

  • 商品名:BackBeat 505
  • 価格:7665円(税込)
  • Amazon:商品ページ

ワイヤレスで便利に音楽を楽しもう

ワイヤレスヘッドホンは、ケーブルを気にすることなく、どこでも快適で自由度の高い使用が可能です。

ヘッドホンの形状・装着方法・機能などを理解し、数あるワイヤレスヘッドホンの中から最適な製品を選び、便利に音楽を楽しみましょう。

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