公園は大人でも楽しめる?楽しみ方やおすすめの公園を紹介

2018.10.20

外の空気が吸いたい時は最寄りの公園に出かけてみましょう。緑を見ながら過ごすことは体にも心にも良いといわれています。公園は子どもたちだけのものではなく、大人がくつろげる憩いの場です。公園の楽しみ方と、おすすめの公園を紹介します。

公園の現状

公園は住宅街や街の中にあってほしい存在ですが、いざ自分がその近くで生活するとなると難色を示す人が多いといわれています。

子どもがのびのびと遊ぶはずの公園ですが、大声禁止、ボール遊び禁止、子どもの声や泣き声が不快…などと周辺住民からの苦情は絶えません。

少子化や核家族化の影響などで子どもに慣れていない人も多く、大人の対応力が低下していることも理由の1つです。そのため公園の数は減少し、公園で遊ぶ子どもも減少しているという現状があります。

遊具の減少

公園といえば定番の遊具として思い浮かぶのがすべり台やブランコ、ジャングルジムがありますが、最近はちょっと違ってきていることに気づいている人も多いのではないでしょうか。

特に子どもたちが向かい合って座って遊ぶ『箱型ブランコ』は転倒事故が多発したことから国土交通省の指示で多くが撤去されています。

つかまって回る『回転ジャングルジム』も加速しすぎて子どもが落下したり、つかむ部分で指を挟んだりなどの事故が起こった影響で見かけなくなりました。

子どもが使う遊具の代わりに、大人から高齢者までが使える『健康遊具』が置かれるようになっています。

園内や近くのごみの問題

公園といえばベンチに腰かけて飲み物を飲んだり、何か食べたりするのに良い場所です。桜の木などがあれば、お花見と称してちょっとした宴会まで開ける楽しい場所ですが、その分公園を訪れる人の『モラル』が問われています。

持ち込んだ飲食品のごみを持ち帰らないため異臭が漂い、カラスやハエや害虫などの被害も広がっています。もちろん環境としての外観もひどく荒れたものになっている公園が多いのが現状です。

お酒を飲んだあとの空き缶や空きビン、割れたガラスなどもそのままという危険なケースも多く、小さな子どもを連れて行けなくなるなど、近隣住民も自治体も頭を悩ませています。

公園や公園通りなどを含めた場の役割

散らかす人がいる、子どもの数が減少している、近隣住民からの苦情などマイナス面だけでなく、公園は以下のようなプラスの役割も持っています。

  • 地球温暖化防止
  • ヒートアイランド現象の緩和
  • 生物多様性の保全による良環境の提供
  • 地震や災害時の安全性向上
  • 市民活動や地域の活性化のための場所

公園は、このような役割を務める大切な場所なのだということも含めて考える必要があります。公園がなくなってしまったら、さまざまな弊害が起こりそうです。

意外と知らない公園の魅力

公園で遊ぶよりもテーマパークに行ったほうが楽しいという人もいるかもしれませんが、公園でも充分楽しめます。テーマパークを超えるかもしれない、意外に知られていない公園の魅力をチェックしてみましょう。

都会でも自然を楽しめる

都会の喧騒の中にいると自然が恋しくなる時があるものですが、忙しいとなかなか遠くの海や山まで出向くことは難しいものです。ならば都会でも気負わずに自然を楽しめる『公園』を目指しましょう。

渋谷区にある代々木公園、新宿区の新宿御苑、台東区にある上野恩賜公園、江戸川区にある葛西臨海公園などは都会からアクセスの良い場所にありながら、緑もたっぷりあります。癒しを求めて、仕事前や仕事帰りに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

気軽に体を動かせる

人生80年を超えて100年とまでいわれる昨今、健康を考えて毎日運動をする人が増えています。小さな公園にも高齢者向けの健康器具が置かれていますが、しっかりと体が動かせる『アスレチック』もおすすめです。

アスレチックは公園によって、難易度に差があります。子ども向けのものや大人と一緒に楽しめるもの、大人が本気で取り組んでもドキドキするハードなものなど、日本全国には運動施設の充実した公園があります。

逆に遊具がない公園にも魅力があるものです。田園調布にある『ぽかぽか公園』は広い芝生があり、自由に体を動かすのに適しています。子どもとボール遊びをするなど、楽しみ方は色々です。

地域とのコミュニケーションに役立つ

『公園デビュー』などという言葉が流行った時期がありましたが、子どものあるなしに関わらず、自宅近隣の公園へ出向くことにはたくさんのメリットがあります。

公園は地域の人々に触れあうことができる場所です。防犯の意味でも自分の存在を知ってもらいましょう。子どもがいるなら、同じ子ども連れの人と知り合うチャンスの場でもあります。地域に認知してもらう場所として公園は大切なのです。

公園の遊具の名前を思い出せる?

ブランコやすべり台、うんてい、シーソーなど公園の遊具の名前をいくつ言えますか?すっかり少なくなってしまった公園の遊具について解説します。

ジャングルジムなどの定番遊具

『スタンダード遊具』と呼ばれる公園遊具には次のようなものがあります。

  • すべり台
  • ローラーすべり台
  • ブランコ
  • うんてい
  • ジャングルジム
  • はん登棒(登り棒)
  • 鉄棒
  • スプリング遊具
  • 砂場
  • マット

昔はどこでも見かけた定番遊具ですが、年々その数は減っていますね。

コンビネーション遊具とは

『コンビネーション遊具』とは、主に低年齢用の子ども向けに作られた『総合遊具』のことです。すべり台へ登るために階段だけでなく登り棒からも行けるようになっているなど、様々な遊具を合わせた作りになっている遊具です。

小型のコンビネーション遊具だけでなく、大型のものは高学年以上の子どもや、親も一緒に楽しめるのが魅力です。

郊外型の大きな公園などではコンビネーション遊具のまわりに大きなローラーすべり台が設置されているなど、さらにバリエーションが楽しめるものがあります。

公園で遊ぶ場合の大人の楽しみ方

公園は子どもや散歩を楽しむ高齢者だけのものだと思っている人も多いでしょう。しかし、公園は大人のためにもある素敵な場所です。大人が公園で遊ぶためにおすすめの楽しみ方を見てみましょう。

家族や友達とピクニックを楽しむ

ある程度の広さのある公園ならばピクニックはいかがでしょうか。少人数でも4~5人以上でもゆったりと座れるレジャーシートや食べ物を用意すれば、それだけで充分楽しめるでしょう。

日差しの強い日はコンパクトなテントをもっていくのもよし、サンドイッチやお弁当など自分が食べたいメニューを詰め込んで外で食べるだけで立派なピクニックです。

女子高生などの若い世代の女子は『おしゃピク』(おしゃれなピクニック)と称してインスタ映えするランチメニューやお菓子、持ち物すべてにこだわったピクニックを満喫するのがブームです。もちろん年代に関わらず誰でも手軽に楽しめます。

デートスポットしても利用できる

まだ家族ではない恋人同士や、子ども連れでないカップルにも公園はおすすめです。公園はデートスポットとして利用できます。

デートスポットとして利用するにはあらかじめ下調べは必須です。広さや設備によっては簡単なスポーツを楽しめます。童心に帰ってバドミントンを楽しんだり、おしゃべりしながら散策したりなども良いでしょう。

池などがありボートに乗れる公園もあります。レジャーシートとお弁当、お菓子や飲み物があればプチピクニックが楽しめます。季節によっては防寒対策や虫よけ対策をしっかりして行きましょう。

多彩なイベントに参加しよう

公園ではさまざまなイベントも行われています。アウトドアな遊びは普段あまりしないという人でも、公園で行われるイベントなら参加しやすいでしょう。いつも家の中で過ごしているという人にこそ公園はおすすめです。

どんなイベントが開かれているのかがわからないという人は、次に紹介する公園の情報サイトをチェックしてみましょう。

公園の情報サイト

あまり時間をかけずにサクッと公園の情報を知りたいなら、情報数や口コミ数の多い次の3つのサイトをチェックしておけばバッチリです。

公園へ行こう!

『公益財団法人東京都公園協会』という都立公園と庭園の管理を主に行い、墨田川テラスなどの施設、駐車場や売店、飲食店やボート場の管理なども行っている団体が運営しているサイトです。

東京都内の自然を満喫したい、バーベキューができる公園やイベントを知りたいという人にピッタリの情報が得られるでしょう。公園遊びだけでなく、水上バスでのロマンチッククルーズなども紹介しています。

環境問題に興味のある人は『水と緑のカレッジ』でいろいろな側面から東京都の自然環境について学ぶことができます。予約が必要ですが『公園へ行こう!』のサイトから予約可能です。

公園へ行こう!

おでかけトヨタ

自動車メーカーのトヨタが運営しています。全国約6万件ものスポット情報の中から検索でき、車で目的地までの所要時間や駐車場の空き状況なども知ることができます。

全国各地のテーマパークを始め、無料で遊べるスポットや雨の日でも遊べるスポットの情報が得られます。

検索の多いキーワードや注目されている場所の特集もあるので「どこに行こうか全然決まっていない」という人でも楽しみながら遊び場探しができるサイトです。

おでかけトヨタ

いこーよ

子どもとおでかけしたいイベントや旬のお出かけスポット、工場見学や動物園、アスレチック、全天候型の遊び施設などの情報がギュッと詰まったサイトです。

遊べる施設の情報だけでなく実際に訪れた人たちの体験記や口コミも詳しく書かれています。子どもの年齢によって連れていける施設かどうかの見極めの参考にもなるでしょう。

子育てQ&Aのコーナーもあるため、子どもとのお出かけ検索サイトでありながら、子育ての心配事や悩みの解消も期待できます。

いこーよ

目的別のおすすめ

公園に行くときには、人それぞれに目的が違います。動物園が併設された公園、桜が見事な公園、自然を見ながら日本文化にも触れられる公園などを紹介します。

無料で楽しめる川崎市立夢見ヶ崎動物公園

川崎市の建設緑政局緑生部が管理・運営している『夢見ヶ丘動物公園』は、1972年に開園した入場無料の動物公園です。

マーモセットなどの小型動物や鳥類、シマウマや鹿などの草食動物、ペンギンや亀など、比較的おとなしめの動物を約60種類も見ることができ、可愛く寄り添うレッサーパンダの夫婦も話題です。

駐車場は19台分しかないため、電車やバスなど公共の交通機関を利用してのおでかけをおすすめします。

  • 公園名:夢見ヶ先動物公園
  • 住所:神奈川県川崎市幸区南加瀬1-2-1
  • 電話番号:044-588-4043
  • 開園時間:9:00~16:00
  • 閉園日:年中無休
  • 公式HP

桜の名所 高遠城址公園

明治8年に公園となった『高遠城址公園』(たかとおじょうしこうえん)は、ここでしか見られない1500本もの『タカトオコヒガンザクラ』で有名な桜の名所です。

春には『さくら祭り』が開催され、多くの花見客でにぎわうことでも知られています。11月には『高遠城址もみじ祭り』などのイベントも楽しめます。

  • 公園名:高遠城址公園
  • 住所:長野県伊那市高遠町東高遠
  • 電話番号:0265-94-2556(伊那市役所)
  • 公式HP

文化や自然に触れる滋賀県営びわこ文化公園

『びわこ文化公園』は、総面積43.2ヘクタールの広さの中に、埋蔵文化センターや県立図書館、県立近代美術館などの文化施設が充実しています。

お菓子とお茶を戴ける茶室や、カモがのんびりと泳ぐ日本庭園、子ども広場など多くの人がゆったりと楽しめる滋賀県営の公園です。文化ゾーンと呼ばれるところにはカフェなどもあり食事が楽しめます。

  • 公園名:びわこ文化公園
  • 住所:滋賀県大津市南大萱町1740-1
  • 電話番号:077-543-5831
  • 公式HP

地域別のおすすめ

関東、中部、近畿、九州と各地域別のおすすめを紹介します。自分の住んでいる地域はもちろん、旅行などで遠くの公園などを訪れる際の参考としてもチェックしてみましょう。

関東 唐沢山県立自然公園

『唐沢山県立自然公園』は、関東の7名山の1つである唐沢山にあり、自然公園として多くの人に愛されています。

樹齢100年を超えるアカマツ林が広がる自然豊かな公園です。唐沢山城跡と唐沢山神社があり、自然と共に歴史ある場所や建物の散策も楽しめます。

  • 公園名:唐沢山県立自然公園
  • 住所:栃木県佐野市富士町1409
  • 電話番号:028-623-3211(栃木県自然環境課)
  • 公式HP

中部 国営木曽三川公園

『木曽三川公園』(きそさんせんこうえん)は、木曽川の下流域に点在する13の公園からなる国営公園です。

アスレチックや植物園、ハイキング体験などを楽しめるほか、クリスマスのイルミネーションの美しさにも定評があります。年間を通してイベントが充実している公園です。

  • 公園名:国営木曽三川公園
  • 住所:岐阜県海津市海津町油島255-3(木曽三川公園センター)
  • 電話番号:0584-54-5531
  • 営業時間:9:30~17:00(イベントや時期により変更あり)
  • 公式HP

近畿 池上曽根史跡公園

大阪府の『池上曽根史跡公園』では、2000年前の弥生時代の建物が再現されています。広場の中には当時の井戸、竪穴住居などが復元され、弥生時代の集落遺跡が点在している様子はまるでタイムスリップしたかのようです。

なかでも圧巻なのは、大型神殿『いずみの高殿』です。1995年に発見された大型建物で、床までの高さは約4mあり、床面積は約135平方メートルもあります。外から見るだけでなく中に入って見学できる施設です。

  • 公園名:池上曽根史跡公園
  • 住所:大阪府和泉市池上町4-15
  • 電話番号:0725-45-5544(池上曽根弥生情報館)
  • 営業時間:10:00~17:00
  • 定休日:月曜日、祝日の翌日、年末年始
  • 公式HP

九州 東平尾公園

『東平尾公園』は、小学生以下なら草スキーも楽しめる総合公園です。陸上競技場やテニスコート、野球場などの運動施設が充実しており、サッカー競技が開催される場所として有名な『レベルファイブスタジアム』は、この公園内にあります。

自然のままの丘陸地と豊かな緑が残っていて、小さな子どもでも楽しめる公園です。じゃぶじゃぶ池やソリすべり台、ジャイアントトリムというクモの巣のように張り巡らされた網の中を通るアスレチックで、子どもと一緒に楽しめます。

  • 公園名:東平尾公園
  • 住所:福岡県福岡市博多区東平尾2-1-2
  • 電話番号:092-611-1515
  • 公式HP

大人の楽しみ方で公園を満喫しよう

子どもから大人まで楽しめる人気の公園を厳選して紹介しました。公園は毎日忙しくストレスを抱えて生きる大人にこそ必要なスポットです。

気軽に自然と触れ合うことで癒されて、明日への元気をチャージできます。大人こそ公園での時間を大切にしたいものですね。

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