テントの選び方の要点をおさらい。チェックポイントをわかりやすく解説

2019.08.29

キャンプに欠かせないアイテムの一つがテントです。テントにはさまざまな種類があるため、どれを選べば良いのか迷ってしまう人も少なくないでしょう。テント選びのポイントとして知っておきたいテントの種類と、テントの選び方について解説します。

テントの種類とは

テントには目的別・形状別・設営方式別にさまざまな種類があります。テントを選ぶ前に知っておきたいテントの種類について解説します。

キャンプや登山、ツーリングなどの目的別

テントはキャンプや登山、ツーリングなどの使用目的によって種類が異なります。

キャンプ用テントはある程度の広さがある平地に設営することを想定しており、1人用の小さなものから4~6人でも使える大型のタイプがあるのが特徴です。また、構造や形状、デザインなども豊富に用意されています。

登山用テントは背負って歩くことを想定した軽量性と、山という厳しい環境に耐えられる耐風性や防水性が重視されるテントです。また、天候の変わりやすい山でもすぐに設営できる簡便性も必要でしょう。登山用テントは1~2人用のものがほとんどです。

ツーリング用テントはバイクの限られたスペースに積む必要があるため、軽量でコンパクトなものが使われます。また、設営の簡単なドーム型テントであれば移動後すぐにテントで休むことも可能です。

ドームやツールームなどの形状別

テントにはさまざまな形状があります。以下がテントの主な形状です。

  • ドーム型:アーチ状のポールで支えるテント
  • ツールーム型:寝室とリビングの二部屋を一体化したテント
  • ティピー型(モノポール型):中央のポールで支える円錐型のテント
  • ロッジ型:居住性の高い小屋型テント
  • トンネル型:アーチ状のポールを並べトンネル状にしたテント

ドーム型テントは軽量でたたむとコンパクトになるため、ソロキャンプや登山、ツーリングなど幅広い用途で使われます。

ティピー型テントも軽量・コンパクトですが、中央のポールで支えるため天井が高く、居住性に優れます。デザインが豊富なので個性を出したい人にも良いでしょう。

スリーブ式やワンタッチ式などの設営方式別

テントの設営方式もテント選びの重要な要素です。以下に主な設営方法を挙げます。

  • スリーブ式:フレームとなるポールを組み立て、テントを通すタイプ
  • ワンタッチ式:数十秒で設置可能なお手軽テント
  • ポップアップ式:収納袋から取り出すだけで開く簡単なテント
  • 吊り下げ式:フレームとなるポールを組み立て、テントを吊り下げるタイプ
  • インフレータブル式:ポールを使わず、空気でふくらませるテント

最も一般的なのはスリーブ式のテントです。2本のポールをクロスさせて立ち上げるシンプルな構造ながら、耐風性や防水性に優れており、慣れれば簡単に設営できます。

ワンタッチ式のテントは折りたたみ傘を開く要領で簡単に設営ができるテントです。軽量で持ち運びにも便利ですが、基本的には1枚布なので防水性や耐久性にやや不安が残ります。ピクニックや海水浴などの日よけなどに使うのが良いかもしれません。

ソロ向けテントの選び方

近年人気が高まっているソロキャンプに適したテントの選び方について解説します。

サイズや軽量性はしっかり確認

ソロキャンプ用のテントを選ぶ際に押さえておきたいポイントとなるのがサイズと軽量性です。

1人で使うものだからコンパクトなテントが良さそうですが、あまりにコンパクトだと体格によっては非常に狭く感じてしまう可能性があります。睡眠だけでなく荷物を置くスペースも必要ですから、実物のテントを見て、自分が快適に過ごせそうなサイズのものを選びましょう。

ソロキャンプは1人ですから荷物はできるだけ軽くしたいものです。荷物を軽くするためには、いかにテントを軽量化できるかがポイントとなります。

中でもテントを支えるポール類は材質によって重量が大きく変わるため注目したい部分です。一般的に用いられるアルミ製のポールよりも、ジュラルミン製ポールは軽量で強度も高いという特徴があります。その分価格も高くなりますが、検討する価値はあると言えるでしょう。

簡単に設営できるかどうかも大事

テントの設営は慣れないうちは時間がかかってしまうものです。特にソロキャンプの場合は、すべて1人でやらなくてはならないため、できるだけ簡単に設営できるテントの方が良いでしょう。

難しいことをせずに簡単に設営できるテントであれば、ポップアップ式かワンタッチ式のテントがおすすめです。ポップアップ式は収納袋から取り出すだけで開くタイプ、ワンタッチ式は折りたたみ傘を開く要領で立ち上げるタイプで、どちらも数秒~数分で設営できます。

中央にポールを立てて支えるティピー型テントもソロキャンプにおすすめです。一般的なスリーブ式テントに比べると構造もシンプルで居住性も高く、慣れてしまえば数分で設営することができます。

ファミリー向けテントの選び方

家族でテントを使う場合、快適に過ごすためにはある程度の広さや居住性能が重要です。ファミリー向けテントの選び方についてポイントを解説します。

人数に合わせたサイズや種類をチェック

ファミリー向けテントを選ぶ際にまず考慮すべきはサイズです。何人でテントを使うのかを考え、適切な広さを割り出しましょう。全員が横になった広さにプラスして荷物を置くスペースも計算に入れることも必要です。

一般的にテントには『○人~○人用』と目安が記載されていますが、この目安から1人減らした人数で考えるとある程度の広さが確保できます。また、子どもがいる場合は成長した先のことも考えておくと無駄がありません。

テントの種類も重要です。登山用・ツーリング用はサイズが小さいためファミリー向けテントにはあまり適しているとは言えません。基本的にはキャンプ用のテントから選ぶことになるでしょう。

居住性や前室などの使い勝手も確認

テント内の居住性もチェックしましょう。1人で泊まるテントと異なり大人数で使用する場合、快適に過ごすためにはある程度の広さが必要です。

ロッジ型のように大きいテントであれば広々と使うことができますし、近年人気のワンポール式テントでも三角形のティピー型ではなく、壁部分があるベル型なら広さを確保することができます。

テントの居住性は広さだけではありません。ベンチレーションなどの通気口や、出入り口の大きさなども判断要素となります。

また前室が付いているツールーム型テントも人気があるテントです。寝室の他にリビングがあるので、就寝時間までそこで過ごしたり、荷物を置いたりすることができます。

目的や好みに合わせてテントを選ぼう

テントは目的や使う人数に合わせ、最適なものを選ぶことが必要です。その中から自分好みの形状やデザインのテントを選び、キャンプを楽しみましょう。

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