一眼レフにストロボは必要?内蔵フラッシュではダメな理由と効果的な使い方

2019.08.28

「夜景モード」など、暗いところでも様々な機能を使いこなせばそれなりの写真が撮れる一眼レフ。それならフラッシュ機能である外付け「ストロボ」は必要ないのでしょうか?今回はストロボを使った効果や使い方、おすすめ機種をご紹介します。

一眼レフに「ストロボ」は必要?

外付けのフラッシュはプロが使うものだと思っている方も多いはず。でも、実は誰でも気軽に使えて写真のクオリティを一気にアップしてくれる魔法の道具なんです。

初心者には「クリップオンストロボ」が便利

「フラッシュなら内蔵のものを使えばいいんじゃない?」と思う方も多いかと思いますが、それは大間違い。内蔵フラッシュは、暗いところにある被写体がただはっきり写ればいいという場合はいいですが、「プロっぽい写真」を目指す方にとっては使わない方が無難な機能です。

内蔵フラッシュの大きな問題点として、光量も少なく、正面からしか光を照射することができないという点が挙げられます。「暗い場所でも写真を撮れるようにするだけ」であればよいかもしれませんが、きれいなプロっぽい写真を撮るには向かないのです。

ストロボ(外付けフラッシュ)を使うことで、陰影がついて質感のある美しい写真を撮ることができます。

中でもオートモード搭載で簡単な設定のみで使える「クリップオンストロボ」は、発光する向きを自由に変えることができたり、太陽に近い光源のため室内蛍光灯の光で撮影するよりも自然な色味で撮影できることができるので、プロだけでなく初心者の方にもぜひおすすめしたい外付けフラッシュです。

ストロボ撮影の基本と効果的な使い方

「クリップオンストロボ」を購入しても、ただ被写体に向けて発光させるのでは内蔵フラッシュと大差ありません。ここではストロボ撮影の基本と効果をご紹介していきます。

天井バウンス(初心者向け)

外付けフラッシュを使った撮影方法の中でも基本中の基本となるのが「天井バウンス」と呼ばれる方法です。

通常、ストロボを直接被写体に当てると光が強すぎて白く飛んだり、周囲が真っ暗になったりします。昔のインスタントカメラのフラッシュや、一眼レフの内蔵フラッシュを使った場合には特にこの傾向が顕著です。

一方、発光する向きを自由に変えられるクリップオンストロボなら、天井に向けて発光することで光が天井から被写体の周囲全体に広がり、明るさはもちろんやわらかい自然な陰影や立体感が生まれ、プロっぽい写真を簡単に撮ることができるのです。さらに、天井バウンスは被写体にとって「眩しくない」のもポイント。お子さんの自然な表情を崩すことなく撮影できます。

スローシンクロ(中級者向け)

夜の屋外で外付けフラッシュを使ったストロボ撮影をすると、「背景と被写体をどちらも明るく」撮ることができます。この方法を「スローシンクロ」と呼び、簡単にいえばカメラの設定(明るさ)は背景に合わせ、ストロボの設定を被写体に合わせる撮影方法です。

夜景や星空をバックに人物などを撮影をしたいときに使える方法ですが、まずは夜景や星空を通常のカメラで美しく撮れる技術が必要不可欠です。また、屋外では被写体に対して天井ストロボを使うことができないため、自然な光量で撮影したい場合にはストロボに「ディフューザー」と呼ばれる光を柔らかくする機材を別途取り付けるのがおすすめです。

下半分が暗くなる理由は?

ストロボを使って撮影していると「写真の下半分が真っ暗になる」という現象が起こります。これはカメラ本体のシャッタースピードが早すぎてフラッシュとのタイミングが合っていないために起こる現象です。頻繁に起こるようなら、シャッタースピードを遅くしてみると改善されることがほとんどです。

ストロボの選び方とおすすめ機種

クリップオンストロボはカメラメーカー純正のものから機材メーカーのものまで様々な種類が存在します。初心者がまず最初に購入するにはどのクリップオンストロボを選べばいいのでしょうか?

ポイントは「首振り機能」と「純正かどうか」

初心者がクリップオンストロボを選ぶ際に注意すべきはまず「首振り機能があるか」「純正かどうか」の2点です。

先ほど紹介した天井ストロボを活用するにはストロボの「首振り」機能が欠かせません。最低限「上下左右」に動かせるものを選びましょう。

また、一眼レフと同じメーカーの純正のストロボは、相互性が完璧で使いやすいですが、価格が高額になりがちなのがデメリットです。お試しも兼ねて初めて購入する方や、頻繁にストロボは使わないけどいざという時のために持っておきたい方は純正のものでなくても充分でしょう。

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  • 価格:3,580円
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自分に合ったストロボ選びが大切

いかがでしたか?初心者の方はいきなり高額なものを買う必要はありません。練習のためにまずは最低限の機能があるストロボであれば充分です。外付けフラッシュを使ったストロボ撮影で、新たな一眼レフの魅力を感じてみてはいかがでしょうか?

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