自宅で作る甘酒レシピを紹介!基本の作り方からアレンジ方法まで

2019.08.26

市販の甘酒は手軽さが魅力ですが、自家製の甘酒は市販品では味わえないフレッシュな味を堪能できます。家庭にあるものを使って簡単に作れるので、チャレンジしてみましょう。自家製甘酒の基本の作り方からアレンジ方法まで徹底解説します。

自家製甘酒の特徴

甘酒は、ビタミンB群、アミノ酸、食物繊維、オリゴ糖など、体にうれしい栄養素がたっぷりと含まれた健康的な飲料です。市販品は手軽さが特徴ですが、本当の甘酒のおいしさを味わいたい人は、ぜひ自家製甘酒を作ってみましょう。

自家製甘酒には、市販品では味わえない魅力がたくさんあります。その特徴を3点、紹介しましょう。

できたてのおいしい甘酒を味わえる

甘酒は、できたてが最もおいしい飲み物です。甘酒にこだわりのある人は、自家製甘酒を作っている人も多いでしょう。

できたての甘酒は、『滑らかな口当たり』で『後味もさっぱり』としています。特に米麹を使って作った自家製甘酒は、砂糖を加えていないのにコクのある甘さがあるのが特徴です。

新鮮な酵素を取り込める

市販品のほとんどは、甘酒を保存させるために65℃以上の火入れ(加熱処理)をしています。加熱することで雑菌の繁殖を抑え、長く保存できるようになるためです。しかし、加熱処理をすると『甘酒の酵素が失活』してしまいます。

一方、自家製甘酒ならば、『温度調節しながら作れる』ため、失活させることなく『生きたままの新鮮な酵素』を取り込めます。自家製甘酒を作るならば、酵素を失活させないように温度に気を付けると良いでしょう。

作った甘酒はさまざまなアレンジに使える

甘酒は、そのまま飲むだけでなく、他の飲み物と合わせても美味しく味わえます。また、フルーツと組み合わせてスイーツにしたり、砂糖代わりに料理に加えたりと、さまざまなアレンジに使えるのもメリットでしょう。

こうした甘酒を使ったアレンジレシピについては、記事の後半にて詳しく解説していきます。

米麹甘酒の作り方レシピ

ところで、甘酒には幾つかの種類があります。そのうち『米麹(こめこうじ)甘酒』は、最もポピュラーな種類の一つです。

米麹甘酒には、どのような特徴があるのでしょうか?ここでは、『米麹甘酒の特徴と基本の作り方』について紹介します。

米麹甘酒の特徴

米麹甘酒とは、米麹、米、水を原料として作られた甘酒のことです。米麹は、蒸した米に麹菌(こうじきん)を繁殖させたもので、米麹甘酒は『米麹による発酵』で作られます。一般的に飲む点滴と呼ばれる甘酒は、この米麹甘酒のことです。

米麹甘酒では、米麹の発酵によって、ビタミン類、ブドウ糖やオリゴ糖などが生じ、それらによる自然な甘みが引き出されます。砂糖による甘味ではないので、非常にヘルシーと言えるでしょう。

また、米麹には、アルコールが含まれていません。そのため米麹甘酒は、小さな子供から妊娠中の人、車を運転する人など、誰もが安心して飲めるノンアルコール飲料でもあります。

必要な準備物

特徴を把握できたところで、実際に米麹甘酒を作ってみましょう。必要な物は、以下の通りです。

  • 米:1合
  • 水(炊飯用):360ml
  • 水(冷却用):360ml
  • 生の米麹:400g
  • 温度計
  • 炊飯器
  • ふきん

炊飯器を使った基本の作り方

甘酒の作り方は、いろいろな方法がありますが、ここでは家庭の『炊飯器を使った基本の作り方』について解説します。作り方は以下の手順です。

  1. 洗った米に水を入れ、炊飯器で柔らかめに炊く
  2. 炊きあがった米を保温した状態で、冷却用の水を少しずつ入れながらかき混ぜる
  3. 2の米の温度を温度計で測って60℃を維持する
  4. 3に米麹を加えて全体を良く混ぜる
  5. 炊飯器のふたを開けたまま、濡れぶきんをかけて8時間保温して発酵させる
  6. とろりとしたペースト状になれば完成

発酵中は濡れぶきんが乾燥してしまうので、途中で1~2回ほど濡らしてください。加熱処理をしていないため、冷蔵庫に保存し、1週間以内には飲み切りましょう。飲みきれない場合には、ジッパー付き袋に入れ冷凍保存してもOKです。

酒粕甘酒の作り方レシピ

米麹甘酒と並んでポピュラーな甘酒として、『酒粕(さけかす)甘酒』があります。酒粕と水を温めるだけで作れるため、手軽に自家製甘酒を作りたい人にもおすすめです。

酒粕甘酒の特徴

酒粕甘酒は、その名の通り『酒粕と水』を原料として作られています。酒粕は、米麹に酵母菌を加えて発酵させたものなので、2つの発酵が合わさり、とても栄養価が高い甘酒になる点が魅力です。

たんぱく質や食物繊維、ビタミン類、ミネラルなどの他、発酵で発生するペプチドやアミノ酸、β-グルカン、葉酸なども豊富に含まれています。

ただし、酒粕自体にアルコールが含まれているので、酒粕甘酒にもアルコール成分が残っていることには注意が必要です。アルコールが飲めない人はもちろん、車を運転する予定がある人も気を付けましょう。

必要な準備物

酒粕甘酒を作る際に必要な物は以下の通りです。酒粕甘酒は、砂糖を加えないと甘みが出ません。好みに合わせて砂糖を加減してください。

  • 酒粕:100g
  • 水:400〜500cc
  • 砂糖:50g
  • 塩:少々
  • ショウガの搾り汁:少々

鍋を使った基本の作り方

鍋を使った基本の酒粕甘酒の作り方の手順は、下記の通りです。アルコールに弱い人や子供が飲む場合には、『しっかりと沸騰させてアルコールを飛ばす』と良いでしょう。

  1. ちぎった酒粕と水を一緒にミキサーに入れて撹拌(かくはん)する
  2. ペースト状になったら、鍋に入れて火にかける
  3. 酒粕が溶けて滑らかになったら、砂糖と塩を加えて完成
  4. 仕上げに、好みでしょうがのしぼり汁を垂らす

弱火で煮立たないように作れば、お酒の風味や味わいを残せます。飲む人に合わせて、加熱具合を加減すると良いでしょう。

人気のアレンジドリンクレシピ

甘酒は、そのまま飲んでも十分に美味しいですが、毎日飲んでいるとちょっと味わいに変化が欲しくなる時もあるかもしれません。

そんな時は、アレンジしてオリジナル甘酒ドリンクを作ってみませんか?甘酒を使った人気のアレンジドリンクのレシピを3つ紹介します。

コーヒー好きにおすすめ 甘酒コーヒー

『甘酒コーヒー』は、コーヒー好きな人におすすめのアレンジレシピです。コーヒーのほろ苦さと甘酒の甘さが程良くマッチした、大人の味わいが楽しめます。作り方は以下の通りです。

  1. マグカップに甘酒150mlを入れ、電子レンジで温める(500Wで約50秒が目安)
  2. 1にインスタントコーヒーをティースプーン1~2杯入れて良くかき混ぜて完成

甘酒にインスタントコーヒーを加えるだけの簡単レシピなので、目覚めの1杯にぜひ作ってみてください。

また、より濃厚なコーヒー甘酒が好みの人は、エスプレッソと米麹を使用したレシピもあります。硬めに炊いた米0.5合に、冷ましたエスプレッソコーヒーと米麹を加えてよく混ぜ合わせ、56℃で6時間発酵させれば完成です。

簡単アレンジ ミルク甘酒

牛乳と甘酒を組み合わせた『ミルク甘酒』を作ってみましょう。牛乳は冷たいものよりも、温めた牛乳の方を使った方が、味わいがマイルドになります。

また、甘酒独特の味も和らぐので、甘酒が苦手な人でも飲みやすく感じるかもしれません。作り方の手順は以下の通りです。

  1. マグカップに1:1の割合で甘酒と牛乳を入れる
  2. 電子レンジで温める(500Wで約50秒が目安)
  3. 仕上げにお好みでハチミツやココアパウダー、シナモンパウダーを入れて完成

代謝を上げたい人は、すりおろしたショウガを入れても良いでしょう。夜寝る前におすすめのアレンジレシピです。

健康派はこれ 甘酒スムージー

栄養たっぷりの甘酒に、好みの野菜やフルーツを加えた『甘酒スムージー』は、まさに『飲む美容液』です。組み合わせるフルーツや野菜によって多彩なアレンジが可能なので、好みの味を見つけてみましょう。

中でも人気が高いのが『バナナ×甘酒』の組み合わせをベースにしたものです。バナナ×甘酒をベースに、トマトやヨーグルト、豆乳などでさらにアレンジもできます。作り方は下記の手順です。

  1. 甘酒180ccと バナナ1本をミキサーに一緒に入れて撹拌する
  2. 滑らかになったら、氷を入れたグラスに注いで完成

好みで、シナモンパウダーを入れてもおいしく仕上がります。季節の変わり目や、疲れた時におすすめです。

料理に利用するアレンジレシピ

甘酒は、その甘みが砂糖の代わりになるため、料理にも利用可能です。自然な甘さで、いつもの料理がまろやかな味わいになります。

自家製甘酒を作りすぎて困っている人は、料理にもぜひ使ってみてください。以下、甘酒を使った料理のアレンジレシピを2つ紹介します。

おかずにも最適 鶏肉との組み合わせ

甘辛い味付けとの相性が抜群の鶏肉に、砂糖やみりん代わりに甘酒を使いましょう。鶏肉と甘酒を組み合わせた料理は栄養満点です。

鶏肉と甘酒を使った料理の中でも人気のレシピ『みそ風味の甘酒チキン』は、下記の手順で作ります。各材料の分量は2人分です。

  1. 手羽先6本に塩をまぶし、ジッパー付き袋に入れる
  2. 甘酒大さじ1、みそ大さじ1、酒小さじ1、おろしショウガ少しを1に加えてよく揉む
  3. 3時間以上漬け込み、袋から鶏肉を取り出して表面の漬けダレを拭う
  4. オーブンシートを敷いた天板に並べて、180℃に予熱したオーブンで15分焼いて完成

あらかじめ漬け込んでおけば、あとは焼くだけなので、忙しい時用に作っておくと便利です。

スイーツとしても 甘酒のフレンチトースト

フレンチトーストと言えば、牛乳と卵の液にパンを浸して焼きますが、『牛乳の代わりに甘酒』を使っても美味しく作れます。

作り方の手順は以下の通りです。甘酒を使うことで、しっとりふっくらとした優しい甘さのフレンチトーストに仕上がります。

  1. バットに1/4にカットした食パンを並べる
  2. ボウルに卵を割り入れる
  3. 2に甘酒を入れてよく混ぜる
  4. 3を1に流し入れ、ラップをかけて冷蔵庫で2時間以上じっくりと浸す
  5. フライパンを弱火にかけてバターを入れたら、浸したパンを並べて焼く
  6. きれいな焼き色がついたら裏返して、両面焼いて完成

自宅で甘酒作りを始めよう

 

甘酒は、比較的簡単に手作りが可能です。作ったばかりの自家製の甘酒ならば、新鮮なおいしさを堪能できます。大量に作った場合には、ドリンクや料理などのアレンジ料理にも使用してみましょう。

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