テントは軽量のものが良い?テントの種類や選び方について知ろう

2019.08.25

軽量テントは持ち運びやすく設置も簡単なため、登山やアウトドア、ツーリングなどで役立つアイテムです。数多くの種類が販売されており、適切なものを選ぶことが重要です。軽量テントの種類や、目的に合った選び方を解説します。

テントの種類を知ろう

テントは、キャンプ用と登山用の2種類に大別できます。それぞれの特徴をチェックしましょう。

キャンプ用

キャンプ用テントは『居住性』を優先して作られているのが特徴です。

ドーム・2ルーム・トンネル・モノポール・ワンタッチ・ポップアップ・エア・ロッジ・パップなど、用途に応じてさまざまな種類があります。

基本には『1~3人』で使う小型モデルと『4~6人』で使える大型モデルといったサイズから、使用する人数に合わせて選びましょう。

小型モデルはオートキャンプだけでなく、バイクツーリングなどでもよく使われます。約3kgほどの軽量なものが多く、設営や片付けをサッと済ませることが可能です。

登山用

登山用テントは、変わりやすい天候と過酷な環境での使用を想定しています。コンパクト性・耐風性・設営の簡便性を重視して作られたテントです。

シンプルな構造のドーム型が多く、定員1~2人の少人数用が主流になっています。

キャンプ用テントにも1~2人用のモデルはありますが、人力で運ばなければならない山でのキャンプ泊には軽量で設営がすばやく行える登山用テントが最適です。

選ぶ際は、外気温の影響を受けにくくする『フライシート』の有無に注目しましょう。

『シングルウォール』と『ダブルウォール』の2種類に分けられており、季節や場所によって天候の急転が多い日本ではダブルウォールでの提供が一般的です。

軽量テントの主なタイプ

軽量テントは、フライシートの有無により大きく二つのタイプに分けられます。それぞれの特徴を確認しましょう。

シングルウォール

シングルウォールは『テントを構成する生地が1枚』でできているテントの種類です。1~2人用のものが多く、小型で設営が簡単なうえコンパクトにまとめられるメリットがあります。

その反面、外気の影響を受けやすく、寒い場所で使用すると床や側面の温度が下がりやすいことがデメリットです。外気との温度差で結露が発生しやすくなり、テント内が濡れる可能性もあります。

暑い時期は日差しを遮るものがないと、テント内の温度がかなり高くなるでしょう。それほど重さに差がないのであれば、テント泊に慣れるまでの間はダブルウォールテントの利用がおすすめです。

ダブルウォール

ダブルウォールは『インナーテントとフライシートの二重構造』になっているテントの種類です。外側に張られたフライシートにより、外気の影響を受けにくくなります。

テント内の結露や温度変化を最小限に抑えられるのがメリットです。一方で、軽量なシングルウォールに比べ重く、持ち運びに苦労します。二重構造であるため、設営にも手間取るかもしれません。

しかし、テントを張った後を比較すれば『テント内での過ごしやすさ』の差を実感できます。シングルウォールよりもダブルウォールタイプのほうが、初心者にとってはおすすめといえるでしょう。

軽量テントの選び方

種類が豊富なテントの中から、適切なテントを選ぶ方法を紹介します。

タイプや設営の手間

テントには『自立式』と『非自立式』の2タイプがあります。設営と撤去のしやすさを重視する場合は、自立式テントがおすすめです。

自立式は、ポールのテンションだけで設営できるテントの種類です。ペグ打ちなどの面倒な作業は不要で、岩場など『ペグが打てない場所』でもテントを設営できます。

非自立式は、ペグやトレッキングポールなどを利用して設営するテントの種類です。自立式に比べ手間がかかりますが、軽量なものが多く荷物を少なくできます。

しっかりと設営することで、耐久力も問題なく使用できるでしょう。

機能や目的

山は平地に比べ天候が変化しやすく、激しい風雨にさらされやすい特徴があります。雨に強い素材や風に強いデザインといった『耐久力』のチェックは欠かせません。

季節によっても、適切な宿泊環境を整えましょう。特に冬の場合は、ほかの季節用とは別に密封性が高く温度が下がりにくいテントを用意するのが一般的です。

通気性のよいメッシュ素材の夏用テントも販売されています。

さらに、天候に対応した素材やデザインに加えて、荷物が多い場合は自分が寝るスペースのほかにテント内に荷物を置くスペースも必要です。

1人で使うなら2人用など『利用人数プラス1人分の容量』を確保できるテントを選びましょう。

ソロ向け軽量テントのおすすめ

近年ではソロキャンプで楽しむ人が増えていることから、1人用のテントも数多く販売されています。ソロ向けで、軽量のおすすめテントを二つ紹介します。

コンパクトで1人でも十分広いSMD Deschutes Plus Tarp

『Six Moon Designs (シックスムーンデザインズ)』の『Deschutes Plus Tarp』は、開放感と快適性を両立させた1人用テントです。

四方を取り囲むボトムネットは新鮮な空気を常に内部に送ってくれるだけでなく、外部からの虫や粉雪、枯れ葉などの侵入をカットする役割を担います。

基本は3シーズン用ですが、使い方によっては森林限界下の残雪期や初冬の使用でも可能です。

室内高は約120cmと余裕があり、四方の壁から下に垂れるバグネットは地面に対してほぼ垂直に落ちています。入り口を閉じた状態でも内部の活動面積が広くとれることが大きな特徴です。

就寝しながらも、360度メッシュ越しに外をすぐ観察できます。強風でも石やペグなどでしっかりと固定しさえすれば、ほとんど飛ばされることもないでしょう。

  • 商品名:SMD Deschutes Plus Tarp
  • 価格:3万7800円(税込)
  • Amazon:商品ページ

安い上に前室が広くて人気のBUNDOK ツーリングテントUV

『BUNDOK(バンドック)』の『ツーリングテントUV』は、丈夫で高性能ながらコストパフォーマンスが抜群の1人用テントです。

フライシートが付いたダブルウォールのドームタイプで、前後に荷物やくつを置ける便利空間が完備されています。

インナーテント上部は換気に優れたメッシュ仕様になっており、入り口は前後どちらからも出入りが可能です。

天上にはミニランプなどをかけられるフックが装備され、サイドにはテント内の整理に便利な小物入れも付いています。

もともと浸水しにくい構造ですが、グランドシートを敷けばより快適に過ごせるでしょう。

コンパクトにまとめられるうえ重量も軽く、事前に練習しておけば初心者でも約10~15分で設営できる手軽さです。

  • 商品名:BUNDOK ツーリングテント
  • 価格:4885円(税込)
  • Amazon:商品ページ

軽量化のポイント

登山のときは、不測の事態への不安ゆえにいろいろな物を持っていきがちです。場合によっては、必要以上に荷物が重くなってしまうこともあります。

持ち物を軽量化するためのポイントを確認しましょう。

安全上必要な物を優先

最優先で装備すべき持ち物は『身を守るために安全上必要なもの』です。絆創膏・消毒液・鎮痛剤・解熱剤などの薬類、水筒、緊急時用の非常食、健康保険証のコピーは最低限携帯しておきましょう。

急激な温度低下に対する体温維持のため、防寒着も最低1枚は必要です。体を温めるブランケットや火を起こすためのライターなども、安価なものでも最低一つあると便利です。

また、山では大気の層が平地よりも薄く、普段よりも紫外線のダメージを受けやすくなります。

身体への負担を軽減するため、季節に関係なくサングラスや日焼け止めなどのUV対策グッズを活用しましょう。

兼用できるものを減らす

オーバージャケットとレインコートなど『重くてかさばりやすい衣類』は、兼用できるものをどちらか1枚に絞りましょう。

着替えも毎日必須の行為ではないため、下着やタオルなどは最低限の枚数に抑えられます。テルモスなどに温かい飲み物を入れていく場合は、日帰りであればお湯を沸かすバーナーは不必要です。

防寒着も複数枚はなるべく避けましょう。フリースとインナーウェアなら、機能性の高いものどちらかだけを持っていくのがおすすめです。

上手に使いたい軽量テント

アウトドアや登山で活躍するテントには、軽量な種類も多く販売されています。少しでも持ち物を軽くするために、目的に合った機能が備わっている軽量テントを選びましょう。

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