バイクのライト交換の基本知識。ライト切れの原因や対処方法を解説

2019.08.24

バイクのヘッドライトが突然切れるトラブルを体験したことはないでしょうか。ライトが切れる原因はいくつか考えられます。原因を踏まえて、正しい対処が必要です。そこで、ライト交換の方法を中心に解説します。

ヘッドライトは突然切れる、その原因は?

バイクのヘッドライトが突然切れてしまう原因はいくつか考えられます。ここでは、主な原因を2つ取り上げます。

ライトのバルブの球切れ

ライトが点灯しなくなる原因で最も多いのが『バルブの球切れ』です。ライトが点灯しない理由の6、7割が『バルブの球切れによるもの』としているショップもあります。

また、球切れが多いのはロービームです。バイクのライトはロービームとハイビームが独立していますが、ロービームだけ球切れを起こすことが多くなります。

接続不良や配線周りの断線

ライトのバルブ切れ以外にも『接続不良や配線周りの断線』もヘッドライトがつかない原因です。

特に自分でライト交換を行った場合は配線のつけ間違いも考えられるでしょう。また、断線していればライトはつきません。

自分で配線をした場合などは、断線に気づかないこともあります。常にライトがつかなければ、断線も疑いましょう。

ヘッドライトがつかないときの対処方法

突然、ヘッドライトがつかなくなると走行に支障が出ます。そのため、すぐに対処したいところです。

ライトが切れたままの走行は罰則の対象に

ライトが切れたまま走行すると、整備不良車両として罰則の対象になります。ライト切れに気づいたら、即座に修理する必要があります。

『ライト切れだけれども少し走るだけだから…』と軽い気持ちで走行するのはやめましょう。何より、安全に走行できない可能性があるので十分注意してください。

ガソリンスタンドで替えを購入できる

特に夜間走行時や山道走行時にライトが切れたら、危険な状況に陥ります。

ヘッドライトが切れた場合、ガソリンスタンドなどでライトを買うことができます。バルブの球切れであれば、ライトの替えを購入して交換するだけで十分です。急を要する場合はまず、最寄りのガソリンスタンドに向かいましょう。

ただし、ガソリンスタンドによって修理やメンテナンスを行わない店舗もあります。事前に修理することが決まっているならば、希望する店舗に連絡を入れて確認しましょう。

ロービームだけの場合はハイビームで代用

ライト切れの場面で、立ち寄るガソリンスタンドやショップがない場合は『ハイビーム』で代用しましょう。

球切れを起こすのはロー側が多くなっています。その場合、ハイ側は球切れしていない場合もありますので、ハイビームが使える場合は応急処置として代用してください。

ハイビームはライトが上向きで、照らす範囲も広いです。レンズを手で隠し、適度な範囲を照らせるポイントを見つけたらガムテープなどを貼りましょう。

さらに、ライトの角度調整をするボルトを緩めてライトを下向きにします。そうすることで、ロービームの役割を代用可能です。

自分で行うバイクのライト交換方法

ここからは、バイクのライト交換方法を解説します。事前に交換費用と作業時間を確認しましょう。

交換費用と時間

ライト交換作業は自分で行えば工賃がかかりません。電球代の500円程度で済みます。

作業時間は慣れると、10〜20分で完了するでしょう。作業に必要な道具もスパナやドラバーだけです。ですからライト交換は比較的、簡単な作業と言えます。

交換する方法

ライト交換は、ヘッドライト側面などにあるボルトを外すことから開始します。

ボルトは数本あると考えられますが、灯具を固定するものも含まれます。灯具固定のボルトは外さない方が無難です。外してしまうと、光軸がずれてしまって作業が増えてしまいます。

ボルトを外したあとはレンズを取り出してください。多くの場合、灯具の下に引っかかり(爪)があるので、下部を支点にして取り外しましょう。

レンズにはソケットが付属しています。ソケットが出てきたら、垂直に引っ張って取り外してください。ソケットを外す際は左右にずらしながらではなく、垂直に引っ張ります。

左右にずらすとソケットの破損につながります。ソケットを外し、古いバルブを新しいものに変えれば作業完了です。あとは、灯具などを元に戻します。

原付バイクTODAYの交換例

大まかなライト交換作業は共通ですが、交換例としてホンダの『TODAY』について解説します。まずは、ヘッドライトケースの取外しです。

ハッドライト真下に8mmネジがあるので外しましょう。このとき、付属する特殊なワッシャー(ボルトとナットを締め付ける際に使用する部品)を失くさないように注意してください。

TODAYはケースの上部の爪があります。下部から持ち上げるようにして外しましょう。ケースを外すと、カプラーがみえてきますので反時計回りに回して取り外してください。

電球も同様で軽めに回すと外せます。あとは新しい電球に変えれば作業終了です。念の為、試験点灯をして正常につくか確認してみましょう。

日常でのライト交換時期は?

バイクのライト交換はライダー自身が作業できる難易度です。日常でのライト交換時期を把握すれば、効率的なメンテナンスになるでしょう。ライト交換の目安時期などを解説します。

ライトが暗く感じたら交換

ライトの交換は『暗く感じたら』適宜行うのが望ましいです。ライトの暗さを感じたら交換して、安全な走行につなげましょう。

日本の車種に採用されているヘッドライトは、長期使用のできるものが多いです。車検や定期点検の時期に合わせて交換しても十分でしょう。

しかし、ライトの暗さが気になったらその都度交換してください。先にも解説したように交換せずに走行をすれば、罰則を受けることになります。

プロに依頼する場合の工賃の目安

ライト交換をプロに依頼する場合は、工賃が発生します。工賃の目安は500〜3500円ほどです。車種などで工賃は変わるので、見積もりを取って確認しましょう。

工賃の他に、電球代が2000〜1万円必要です。合計すると2500〜1万5000円程度を想定すると問題ないでしょう。作業時間は個人で行う場合とさほど変わらず、10〜20分くらいです。

ハロゲンからLED交換もアリ

ハロゲンライトよりも明るく寿命が長いLEDに交換するのもいいでしょう。明るさがアップするので、走行時の視界も良くなります。また、長期間にわたり交換が不要なのでメンテナンス費用を抑えることが可能です。

長い目で考えると、LED交換はメリットがあるでしょう。

ただし、LEDのライトを使用する場合、雨天時は注意が必要です。ライトの光が濡れた地面に反射しやすいため、視認性を下げてしまう場合があります。メリット・デメリットを考えましょう。

バイクのLED化はこれからの主流になる可能性があります。動向を見ながら導入を考えましょう。

ライト交換で日々のバイクメンテナンスを

バイクのヘッドライトが切れると、走行の安全面に問題が出てきます。また、繰り返しになりますが、ライトが切れたままで走行すれば罰則の対象です。

ヘッドライトの暗さを感じたら交換の目安と考え、早めに交換しましょう。ライトなどの交換作業は、個人で行うことも可能です。

今後、主流であるLED化も考えながら、ライト交換で日々のバイクメンテナンスを進めましょう。

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