ウキ釣りの浮き具合の調節方法は?ウキの種類や使い方を解説

2019.08.25

釣りには、さまざまな釣り方の種類があり、『ウキ釣り』もその種類のひとつです。釣り初心者でもウキをうまく使いこなして釣りを楽しむためには、ウキの役割・選び方・使い方について知る必要があります。ウキの種類や使い方を解説します。

釣りで使用するウキとは

ウキ釣りで使用する『ウキ』には、大切な役割があります。また、サイズやカラーがたくさん販売されており、それぞれ特徴が異なります。

ここでは、初心者が知っておくべき『ウキの役割』と『サイズ・カラーごとの特徴や違い』について解説します。

ウキは何に使うものか

まず、『ウキ』にはどういう役割があるのか説明しましょう。ウキはウキ釣りに欠かせないアイテムであり、その最も大きな役割は『目印』です。

たとえば、エサを一定のタナに浮遊させたり、潮の流れや方向・速さを釣り人に伝えてくれたりします。他にも、魚のアタリを教えてくれたり、仕掛けを遠くのポイントまで飛ばす役割も持っているのです。

サイズごとの浮き方の特徴

ウキには、さまざまなサイズが展開されており、それぞれ性能が異なります。ウキの重量があるものは、向かい風や横風からの影響を受けにくく、仕掛けをより遠くへ飛ばすことが可能です。

一方で、小さくて細いシェイプのウキは、大きくて重いウキよりも感度に優れている点が特徴です。どんな小さなアタリや和魚のタッチに対しても、大きく反応してくれるので、初心者にも扱いやすいと言えるでしょう。

カラーの違いは?

サイズと同様に、ウキのカラーも種類豊富に展開されています。ウキのカラーは、釣り人が見えやすいものを選ばなくてはならないので、視認性が高いものがよいでしょう。

ウキ上部のカラーを『トップカラー』と呼びます。トップカラーは、定番のオレンジ・イエローのほか、ピンク・グリーン・スカーレットなどもあります。

どんな状況でも視認性が高いと言われているのはオレンジです。また、海の中に沈めて使う場合などには、見やすいイエロー系がおすすめです。初心者は、まずオレンジとイエローを揃えて使い分け、慣れていきましょう。

ウキの種類はさまざま

ウキは『形状別』や『機能別』など、さまざまな種類に分けられます。

ここでは、ウキの形状別の種類と特殊機能が搭載された種類について、それぞれ紹介します。

玉ウキ、棒ウキなど形状も異なる

代表的なウキの種類と言えば、細長い『棒ウキ』と、昔から使われている丸い形の『玉ウキ』です。

棒ウキは、感度が非常に高いのが特徴ですが、風などの影響をうけやすくアタリを見逃してしまうこともあります。玉ウキは、感度は棒ウキほど優れていません。しかし、風の影響を受けにくく、遠くまで仕掛けを飛ばせる点が特徴です。

このほかにも、玉ウキを進化させた『円錐ウキ(通称どんぐり)』や、玉ウキと棒ウキの特徴を併せ持った『トウガラシウキ』、発泡スチロールやパイプで作られた楕円形の小さな『糸ウキ』、へらぶな釣りで使われる『へらウキ』などがあります。

光る電気ウキ

夜釣りなどの視界がクリアーでない釣り場での釣りには、『電気ウキ』が欠かせません。

電気ウキとは、電気を用いてウキを光らせているウキの種類です。夜釣りなどの暗いなかでも、光ったウキの沈み具合をみて、タイミングを合わせられるのが特徴です。スズキ・チヌ・メバルなどの夜釣りの仕掛けに使われます。

電気ウキには、『中通しの円錐タイプ』または『棒タイプ』の2種類あり、使い方は普通のウキと同じです。

浮力の違い

ウキには、それ自体に浮力があります。このウキの浮力によって、ウキが水面下に沈む、または、水面を浮遊するなどが決まります。

ウキ釣り初心者にとっては、どの浮力を選べばよいのか悩む人も多いのではないでしょうか?

ここでは、『ウキの浮力表記法』と『選び方』について解説します。

00号やBの表記とは

ウキには、0号を基準として、0α(ゼロアルファ)や00号などの与浮力のない種類と、G2~Bなどの与浮力のある種類などに分けられています。

したがって、狙う魚の種類・風・潮流などの釣りの状況に合わせた浮力のウキを選ぶことが釣果に大きく影響します。

00号はゆっくり沈み、0号以上は水面に浮くのが特徴です。

水深によって使い分ける

ウキの浮力を選ぶときには、まず、攻めるタナ(水深)と距離を考えなくてはなりません。本流や超遠投などの特殊なケース以外では、ウキ釣りでメインに攻めるエリアは、水深5~10m、範囲は25m程度を意識してください。

水中にある仕掛けを、どうすれば魚の就餌層のポイントに落とし込んでいくかを考えます。ウキの選び方は、下記を目安にしましょう。

  • 海が浅い、深くても浅いタナで釣る場合:0・G2・B
  • 水深7~8m、タナが5~8mの場合:2B~5B
  • 水深が10メートル以上、タナが10m以上の場合:G1~2号

いずれの場合も、釣りの状況に応じて、浮力の大きさだけでなくウキのサイズも一緒に組み合わせて考えることが大切です。

ウキ仕掛けの違い

『ウキ仕掛け』は、釣り方ごとに対象魚が異なるのと同様に、仕掛けの種類も豊富です。大きく分類して『遊動式』と『固定式』の2タイプがあります。遊動式と固定式では、ウキの動き方が変わるので、狙っている魚によって選びましょう。

ここでは、遊動式と固定式のそれぞれの特徴について解説します。

遊動式の仕掛けとは

『遊動式』の仕掛けは、ウキが道糸を上下に動くようにセットされた仕掛けのことです。クロダイ・メジナ・メバル・スズキなどを釣る時に用いられる方法です。

遊動式の仕掛けのなかでも、ウキ止め糸やシモリ玉を使用した仕掛けは『半遊動仕掛け』、ウキ止め糸やシモリ玉を使用しない仕掛けを『全遊動仕掛け』と言います。

固定式の仕掛けとは

『固定式』の仕掛けは、ウキに最も反応が出やすい仕掛けです。アジ・ウミタナゴ・ハゼ・メジナなどを釣る時に用いられます。

ウキ穴の下部にヨージ(小さな穴の付いた棒状の道具)を差し込んで固定し、固定したウキからハリまでが狙えるタナの深さです。

ウキが動かないように固定するためには、ウキゴムを使います。ウキゴムとは、小さなゴムに道糸を通すための穴が開いている仕掛け道具の1つです。

固定式の仕掛けは、竿1本弱までのタナで釣るのに適しており、ラインにヨージでウキを固定しているので、ウキにアタリが出やすいのが特徴と言えます。

固定ウキ仕掛けを自作してみよう

ウキ釣りの初心者は、あらかじめ完成されたウキ釣りセットを購入してもOKです。しかし、釣り状況に合わせてウキを変えることが上達への近道になります。

自分で仕掛けを作ることで、釣りの楽しさをより感じられるようになるので、自分でも作ってみましょう。

ここでは、固定ウキ仕掛けの作り方を紹介します。

ヨージの付け方

一般的な固定ウキ仕掛けの作り方は、下記のとおりです。

  1. タナの深さに合わせてヨージをウキ穴の下部に差して固定
  2. ウキ穴の下部に差し込んだヨージを抜いて、ウキを移動させてタナの深さを調整

通常、固定式ウキ仕掛けでは、抜いたヨージを紛失してしまったり、収納場所に困ってしまったりする人も多く見られます。

そんな悩みのある人は、『テーパーヨージ』と呼ばれるアイテムを使ってみましょう。ヨージの根元に糸通しの穴があらかじめついているので、その穴にヨージを通して置けば、仕掛けの一部としてそこに付けたまま釣りができるので紛失の心配がありません。

また、テーパーヨージは付けるか、外すかという動作だけでとても簡単に釣りを楽しめます。

ウキゴムの付け方

ウキゴムを道糸に通し、狙いたい深さでウキをゴムに差す方法もあります。ウキの重量が軽いため、遠くへ飛ばすことはできません。そのため、足元~竿下までの釣り範囲で使用できる固定ウキです。

主に、万能振り出し竿(のべ竿)で使われることが多いこのウキゴムでの固定ウキの作り方は下記のとおりです。

  1. 釣り糸に、ウキゴムの太い穴から細い方に釣り糸を通す
  2. 糸を通したら、ウキゴムの太い穴の方にウキを刺して仮止めする
  3. サルカンの金具の輪の方に糸を通して結ぶ

かさばるウキの収納方法は?

これまで紹介したように、ウキにはいろいろな種類があり、釣り場・対象魚の特徴や、天候などによっても使用する種類が異なります。そのため、釣りには1つのウキではなく、何種類かのウキを持ち運ばなくてはなりません。

しかし、ウキはいろいろな形があり、持ち運ぶときにかさばって困ってしまうこともあります。

ここでは、かさばるウキをすっきりと収納できる方法を2つ紹介します。

中身が見えるポーチに入れる

かさばるウキは、『中身が見えるポーチ』に入れて収納しましょう。『サンライン マグネットウキポーチ・コンビ ブラック』ならば、上部がメッシュ素材で作られているため、中身がよく見えます。

また、取り出し口にマグネットを採用しているので、ウキがファスナーに絡むことなく収納可能です。底面にもマグネットが付いているため、重ねて合体できます。

たくさんのウキをストックとして収納するだけでなく、必要な分だけ持ち出せるので便利です。

  • 商品名:サンライン マグネットウキポーチ・コンビ ブラック
  • 価格:2527円(税込み)
  • amazon:商品ページ

小さめのウキは小物ケースでOK

小さめのウキは、クリアータイプのプラスチック製の小物ケースに収納すればOKです。小物ケースならば、小さめのウキだけでなくハリスなどのほかの小さな釣り具と一緒に収納できるため、場所が限られた釣り場でも扱いやすく便利です。

また、小物ケースは仕切りの付いたタイプを選ぶとよいでしょう。小物ケースは、100円ショップなどで販売されているので、すっきりと収納できるだけでなく、コストも抑えられます。

正しいウキ選びでタナ設定もばっちり

ウキには、サイズ・形状・浮力などさまざまな種類があります。釣り場のあらゆる状況から判断したウキ選びが大切です。

それぞれのウキの種類の特徴をよく理解すれば、自分の釣りに合った正しいウキ選べるため、タナ設定もバッチリできるようになります。

ウキ選びをマスターして、釣果アップを目指しましょう。

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