コーヒーの種類、メキシコのALとは?味の特徴や伝統的な飲み方まとめ

2019.08.23

ブラジル、コロンビアに次いで世界第3位のコーヒー栽培量を誇るメキシコは、オーガニックコーヒーの産地としても有名です。今回はメキシココーヒーの特徴や、有名な銘柄「メキシコAL」、伝統的なメキシココーヒーの飲み方についてまとめて紹介していきます。

「メキシコ」ってどんなコーヒー?

コーヒー栽培に適した温帯気候の高原を持つメキシコ。朝夕の気温差が激しいことからコーヒー豆の身がきゅっと引き締まり、キレのある味わいが生まれます。メキシココーヒーの味の特徴や、等級の仕組みをご紹介します。

味の特徴と等級の仕組み

メキシココーヒーの味の特徴は、上品なコクと香ばしい芳醇な香り。酸味と苦味も強すぎずバランスが良いため、ストレートでも美味しく飲むことができます。

また、コーヒーの等級はコーヒー豆のサイズや欠点豆の数で決まる国が多いですが、メキシコは産地の標高によって決まります。標高約1300m以上の高地で採れたコーヒーを最高級「AL(アルチュララバド)」とし、約900m以上1300m未満で採れたもの「PL(プリマラバド)」、約700m以下で採れたものを「BL(ブエンラバド)」と呼びます。

チアパス?メルセデス?有名な銘柄を紹介

メキシココーヒーには産地や等級によって味の特徴が変わってきます。今回は有名なメキシココーヒー「チアパス」と「メルセデス」をご紹介します。

オアハカ州のメルセデス農園で栽培されているメキシココーヒー「メルセデス」は、100パーセント天日乾燥で作られており作業工程に手間暇をかけていることから「コーヒーの女王」とも呼ばれています。まろやかな酸味が特徴で日本でもなかなか手に入らない希少価値の高いメキシココーヒーです。

メキシコ南部のチアパス州で栽培されている「チアパス」は、香ばしいナッツのような香りと、キャラメルのような甘みが特徴のメキシココーヒーです。オーガニックのものも多く、旅行のお土産にもおすすめです。

最高品質の「メキシコAL」とは?

メキシココーヒーの等級の中でも最高級とされる「メキシコAL」は、標高1300m以上の高地で栽培されたメキシココーヒーです。

万能でコスパ良しの味と香り

「メキシコAL」は甘み、苦味、酸味、コクの全てがバランス良く整い、後味に柑橘系のフルーティさも感じられる豊かな風味が特徴で、味のバランスが良いためブレンドにも良く使用されています。

高品質にも関わらず比較的安価に手に入るため、毎日楽しむのはもちろん、ブレンドや焙煎の試飲などにも気軽に使用できる「コスパ良し」のメキシココーヒーです。

メキシココーヒーの伝統的な飲み方

メキシコではシナモンなどの香辛料を加えて煮出す「カフェ・デ・オジャ」という伝統的な飲み方が有名です。カフェや家庭によってこだわりのレシピがありますが、今回は基本の飲み方をご紹介します。

カフェ・デ・オジャの作り方

材料(3杯分)

  • メキシココーヒー コーヒースプーン3杯
  • 黒砂糖 100〜120g
  • シナモンスティック 3~4本
  • 水 600cc

作り方

  1. 鍋に水、黒砂糖、シナモンスティックを入れて黒砂糖が溶けるまで沸騰させる
  2. 砂糖が溶けたらコーヒーを入れて5分程煮立てる
  3. よく濾してカップに移して完成

メキシコの人々は陶器の器でコーヒーを飲む?

メキシコでは伝統的な製法で作られた陶器の鍋で「カフェ・デ・オジャ」を作り、陶器のカップで飲むのが伝統とされています。使われる黒砂糖の種類の他にも、この陶器に使われている土の種類によって味が変わることもあるようです。

メキシココーヒーは遊び心のあるコーヒー

いかがでしたか?ストレートやブレンドで飲むのももちろん美味しいメキシココーヒーですが、メキシコの人々はストレートではなく黒砂糖やシナモンなど好みの材料を加えて楽しんでいます。気になった方はぜひメキシコの伝統の味を試してみてはいかがでしょうか?

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