天ぷらの具材には何がある?ランキング常連定番から変わり種まで紹介

2019.08.20

天ぷらは、日本の伝統料理として国内だけではなく海外でも人気の高い料理です。天ぷらの基礎知識から種類、さらにはおすすめの具材まで、天ぷらにまつわるあれこれを紹介していきます。変わり種の天ぷらも紹介しますので、気になった人はぜひ試してください。

天ぷらの基礎知識

まずは天ぷらの基礎知識から解説していきます。普段なんとなく食べている天ぷらも、歴史を知って食べてみれば、いつもとは違った感慨を思い浮かべられるかもしれません。

天ぷらとは

天ぷらとは、食材に卵と小麦粉(天ぷら粉)、水を混ぜ合わせた衣(ころも)をからめて、油で揚げた料理です。旬の食材を使ったり、大胆なアイデアでスイーツをくるんで揚げたりと、多くの種類の天ぷらが楽しめます。

油の適温は160~180℃と高温のため、平均的な揚げ時間は約50秒と短くなっています。さくっとした衣と、ふわっと熱の通った具材がマッチした、古くから日本人が好んで食べてきました。

天ぷらの歴史

天ぷらは、15世紀頃、ポルトガルから伝承された南蛮料理とされており、日本が発祥の食べ物ではありません。この時代の油は非常に高価だったため、高級料理として身分が高い人のみが食べていました。

江戸時代になると、油や食材の生産が増えたことで価格が下落し、庶民の間でも楽しまれるようになります。天ぷら屋台は、庶民の味として広く親しまれていました。

基本の作り方やコツ

天ぷらのスタートは衣作りからです。ボウルに卵と天ぷら粉、水を混ぜ合わせて衣を作ります。天ぷら粉がなければ、小麦粉でも代用できます。衣に野菜、魚などの具材を絡めて、たっぷりの油で揚げたら完成です。

天ぷらをカラッと揚げるためには、衣は粉に水をいれるのではなく、冷やした水に粉を入れる順番で作りましょう。このとき、かきまぜすぎないのがポイントです。

油の温度は180度に保つことがコツです。材料を一気に油に入れると温度が下がる原因になるので、少しずつ入れていきましょう。

主な素材の種類

ここからは、主に天ぷらで使われることが多い具材について紹介します。料亭で出されるような高級なものもあれば、自宅で出来るようないつもの具材もあります。

家庭によって天ぷらの具材は異なりますから、気になるものがあればぜひ試してみてください。

肉や魚介

天ぷら料理の定番ともいえる海老の天ぷらやいかの天ぷら、とり天やかしわ天と呼ばれて親しまれている鶏肉の天ぷら、天ぷらの中でも少し高級でふっくらおいしいあなごの天ぷらなど、肉や魚介の天ぷらはたくさんの種類があります。

スーパーなどでも購入できる魚の天ぷらとしては、きすの天ぷらやイカの天ぷら、エビのてんぷらが一般的です。そのまま食べてもおいしいですし、うどんなどのアクセントとして食べてもおいしくいただけます。

野菜

野菜のてんぷらは数えきれないほどたくさんあります。季節によって、旬の野菜を天ぷらにして食べると、うま味がギュッと凝縮しおいしいです。

春ならふきのとうのてんぷらや、アスパラガス、そら豆などがぴったりです。苦みや臭みのある食材も、天ぷらにすることで甘みが増し、食べやすくなります。夏はさやいんげんやコーン、なすなどの定番が並びます。

秋や冬は野菜が少ないですが、ゴボウやレンコン、かぼちゃなど根菜系の優しい味わいの天ぷらが寒い日の体を温めてくれることでしょう。

きのこや山菜

キノコや山菜は、春秋のシーズンに楽しめる天ぷらです。秋はしいたけやまいたけなどが定番でしょう。天つゆにつけて食べてもいいですが、塩につけて食べると、キノコのうまみが引き立ってよりおいしく感じられます。

衣のカリッとした感触と、キノコのジューシーな食感が合わさって、何とも言えない幸福感が口の中に広がります。

天ぷらの食べ方の種類

天ぷらは、そのまま食べるだけが全てではありません。ご飯や麺と一緒に食べることで、そのまま食べた時とは異なる風味を楽しめるのです。ここでは、丼ものの定番である天丼と、お蕎麦の花形である天ぷらそばなどを取り上げます。

天丼

天丼は、ご飯の上に天ぷらをのせて、醤油や出汁やみりんを煮詰めたタレをかけた丼ものの定番料理です。天ぷらにたれが最初からからめてあるものがほとんどですが、自分でかけて調整することもできます。また、卵で絡めて『卵とじ天丼』になっているものもあります。

ごはんと天ぷらを同時に食べられる手軽さから、定食屋でもよく見かけます。また、後述する蕎麦と一緒に出しているお店も多く、天丼を取り扱うお蕎麦屋さんも少なくありません。

麺類

『天そば』『天うどん』は、そばやうどんの上に天ぷらを乗せた麺料理です。かりっと上がった天ぷらを軽く梅雨に絡めて先に食べてしまってもいいですし、天ぷらの衣がつゆにひたってとろけたものを、麵に絡めて食べるのもおいしいでしょう。

どの天ぷらを乗せるのかはお店次第、さらに言えば自分次第です。好みの天ぷらを乗せ、自分だけの天うどんや天そばを作ってください。

変わり種の主な種類

天ぷらには、揚げる具材によって無限の可能性が秘められています。変わり種の天ぷらのなかでも、特においしく、あっと驚くような具材を3点選んで参りました。家で試すこともできますので、気になったらぜひ思考錯誤しながら挑戦してみてください。

アオサやもずく

沖縄では定番のもずくやアオサの天ぷらは、海藻を天ぷらにしてしまうという一見変わった天ぷらです。主にみそ汁に入れられることが多いアオサやもずくは舌触りがよく、天ぷらにしても非常においしいのです。

人参や玉ねぎと一緒にかき揚げにして食べても磯の風味が香って、舌を楽しませてくれます。

アイスクリーム

『デザート天ぷら』として一躍有名になったのが、アイスクリームの天ぷらです。主にバニラアイスが使われているようですが、お好みで味を変えても大丈夫です。

アイスクリームをそのまま衣につけてあげてもうまくできませんので、食パンやカステラ、バウムクーヘンでアイスを巻いて天ぷら粉で揚げたり、てんぷら粉の代わりにホットケーキミックスで揚げたりして作ります。

巻く際はあまり時間をかけず、手早くしっかりと包んで衣に通します。揚げ時間は、通常の天ぷらよりかなり短めの10秒程度で大丈夫です。長く揚げ過ぎると溶けてしまうので、注意しましょう。

外はアツアツでさくっとした食感が楽しめ、中からはとろりとした冷たいアイスクリームが出てくる絶品料理です。お店でも出していますが、自宅でもチャレンジできますので、興味のある方はぜひ試してみてください。

饅頭

揚げ饅頭というおまんじゅうがありますから、こちらは味の想像がつく人もいるかもしれませんね。おまんじゅうに衣をつけて、30秒ほど揚げれば完成です。中のおまんじゅうがほんのりあたたかくなり、サクッとした衣が食感を楽しませてくれます。

固めに揚げたい人は、50秒ほど揚げてもOKです。中に入れるお饅頭の種類も何でもできますが、いちご饅頭など、フルーツの入っているお饅頭は油と相性が悪いこともありますから、調理の際は十分注意しましょう。

お茶との相性が抜群で、昼下がりのひとときにぴったりのスイーツに仕上がります。

様々な種類の天ぷらを楽しもう

天ぷらには、具材や食べ方で無限の可能性が広がっています。必ずこうでなければならないというルールがないのが、天ぷらの魅力です。固定概念に縛られることなく、自由にさまざまな種類の天ぷらを楽しんではいかがでしょうか。

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