つい使ってない?心理が見え隠れする「日常生活でNGな口癖」8つ。

2019.08.20

心理学はジャンルの幅が広いうえに内容も奥深い面白い学問です。しかし、日々の私たちの生活の中には心理学を応用して使った駆け引きがあふれています。この記事では、日常に潜む心理学の効果や、口癖に現れる人の心理など、心理学の面白さについてクローズアップします。

心理学は日常的に楽しめる学問

心理学は、さまざまな仕事に応用できる深い学問です。

心理学を学んでいない方にとってはハードルが高く感じてしまうかもしれませんが、心理学は日常の何気ない言動にも使われているのです。

ちょっとした心理学の面白い効果やポイントを知れば、日常の中で人間関係をいい方向へ持っていくこともできるかもしれません。さっそく、日常の中で生きる心理学の効果を見ていきましょう。

心理学が面白いと思えてしまう効果①人間関係

心理学は人間関係や恋愛においてもあてはまる法則や効果があります。恋愛の駆け引きがうまくいかないと思っている方や、より相手とのきずなを深めたい場合に試してみてください。

相手の心に同調する「ミラーリング効果」

ミラーリング効果とは、相手が取った行動と同じ行動を同じタイミングで行うことで、相手が自分に対して親近感を感じやすくなるという心理学的な効果のことのことを言います。「ミラーリング」という名前がつく通り、そのやり方はまさに「鏡写し」です。

相手と同じ動きを取ることで、相手は自分との共通点を見つけることができます。そうすると相手は心を開き、より親密な関係を築くことができるようになるのです。

また、「家族や親友と一緒にいるとき、無意識に行動が一致してしまった」という経験がある人がいるかもしれません。これはミラーリング効果の裏返しで、親近感を感じている相手の行動を無意識のうちに真似してしまっているのです。

コミュニケーションが鍵「ザイアンス効果」

毎日毎日顔を突き合わせているうちに、つい相手のことを意識してしまったり、心を許してしまったりした経験はありませんか?これは「ザイアンス効果」と呼ばれるものです。

ザイアンス効果とは「単純接触効果」とも言います。これは必ずしも物理的に触れ合うことだけではなく、言葉のやり取りをはじめとする「関わり」そのものの回数を、単純に増やすことによって相手に親近感を感じやすくなるという心理学上の効果です。

ザイアンス効果によって、人は知らず知らずのうちに、相手が自分にとっての理解者であり不可欠な存在だと思いはじめるのです。

心理学が面白いと思えてしまう効果②仕事

心理学は恋愛だけでもなく仕事でも活用できます。営業職の方でも事務員の方でも幅広く使える心理学的な技がありますので、ぜひ活用してみてください。

小さいことからコツコツと「目標勾配」

ビジネスシーンで使える面白い心理学として、目標勾配(もくひょうこうばい)というものがあります。

これは、小さな目標を都度立てて達成を繰り返し、徐々にステップアップをしていくというものです。人は挫折を味わうと志を低く持ってしまいがち。それを防ぐためのビジネス心理学が目標勾配なのです。

小さいながらも成功を重ねていくことで徐々に自信がつき、さらに高い目標へと進むことができるのです。ビジネスでキャリアアップを目指している方にとってはぴったりな心理学活用法です。

高めから攻める「ローボール・テクニック」

どうしても相手に同意させたい条件があるときに使えるのが、ローボール・テクニックです。

例えば、相手に10万円の出資をお願いしたい場面があるとします。そのときに、一番最初に相手にお願いするのは「50万円欲しい」という旨です。

「さすがに50万円は無理だ」との返答を得た場合、やや考え込んでから苦肉の策のように「では10万円でもせめてお願いできないか」とたのみこむのです。

こうすることで、相手は「それならなんとかやってあげられるかもしれない」という気持ちになり、同意へと導かれていきます。

質問で相手を誘導する「YESの法則」

このYESの法則とは、相手に「YES」を繰り返し言わせることで、本題でも「YES」と言わせやすくなるという法則のことを言います。「一貫性の法則」と呼ぶこともあります。

人は簡単な質問をされて、それが自分にとって同意できることであれば「はい」と答えます。ところがそれが繰り返されると、次第に自分にとってすぐには同意しがたいようなデリケートな質問にも、つい「はい」と返事をしてしまうようになる、という法則です。

方法としては、まず絶対に相手が「はい」と言うであろう質問を3回ほど繰り返して同意させた後、本題の質問を出します。そうすると、今まで「はい」と言ってきた流れで思考が前向きになっているので、同意してくれる確率が上がるのです。

少し相手をだましているような気分になりますが、仕事でどうしても通したい重要な案件を抱えているときなどは、頭の片隅に置いておくといいかもしれません。

心理学は面白い!口癖で見破る相手の心

心理学は自分が実践するだけではなく、相手の心も見破ることができてしまうとろこかが面白い点です。

特に注目してみて欲しいのは、口癖。口癖にはその人の潜在意識や直しがたい性格が表れやすいのです。相手とうまく付き合っていくために、相手の心を理解するキッカケを見つけてみましょう。また、自分が使う口癖にも注意してみてください。

ただし、もちろん口癖だけでその人の性格がすべてわかるというわけではありませんし、自分や相手の性格を決めつけてしまうとかえってコミュニケーションがギクシャクしてしまうこともあります。

以下で紹介する傾向は、あまり決めつけすぎず、あくまで「こういう傾向があるかもしれない」と参考にする程度にしておきましょう。

注目を浴びたい人の口癖

  1. 「実は~~なんです」
  2. 「僕(私)って~~じゃないですか」
  3. 「要するに~~ですよ」

1の「実は」という口癖は、「他の人が知らないことを自分だけは知っているんだ」というアピールの表れと取られてしまいがちな口癖です。注目を集め、自分の話に集中させようという承認欲求の表れとも考えられますので、つい使ってしまいがちな人は注意してみるとよいかもしれません。

2の「じゃないですか」と同意を求めるかのような話し方は、相手が自分のことをわかってくれることを前提とした口癖です。自分のことであれば絶対に理解してもらえるという高慢さと取られてしまうこともあり、自分が使うときは要注意な口癖と言えます。

3の「要するに」は「つまり」と言い変えることも多々あります。要約して話を進めることができる、場を取り仕切ることができると思っている、自己表現が強い人だと判断されてしまうかも。また、相手の話を自分の解釈にもっていってしまうことで、なかなか意見を曲げない人だととられてしまう可能性もあります。

自分に自信がない人の口癖

  1. 「だって~~だったんだよ」
  2. 「なるほど、確かにそう思うよ」
  3. 「どうせ~~しないよ」

1の「だって」は、ちょっと言い訳がましいという印象を与えてしまう口癖です。どうしようもなかったんだ、仕方がなかったんだという気持ちをアピールすることで、自分の失敗をうやむやにしようとするパターンであることがあります。

2の「なるほど」を多用する方は、自分自身の意見をあまり強く持っておらず、相手の意見に合わせているだけと考えられてしまう可能性があります。自分の意見に自信がないので、長いものに巻かれる気持ちで周囲に同調しようとしているように映ってしまうのです。

3の「どうせ」はネガティブな印象をあたえる言葉です。目標設定をせず、はじめから諦めた様子を醸し出すこの口癖は、後ろ向きで志が低い人だと判断されてしまう場合があります。ビジネスの場などでは、特に注意が必要な口癖です。

打ち解けようとしない人の口癖

  1. 「別に」
  2. 「一応~~してみよう」

1の「別に」という言葉は、相手の言ったことや事柄について興味がない可能性が高いときに出すものです。そのため、相手とそもそもわかり合おうとしていないときに使っている場合があります。つい使ってしまいがちな方は、一度相手の意見に心を開くことを意識してみるとよいでしょう。

2の「一応」が口癖になっている方は、その場しのぎでなんとか乗り切ろうとしているととられてしまうかもしれません。自分の本音を言わずその場で何事も終わらせようとしている可能性があり、心と心を開いて付き合うことがなかなか難しいと思われてしまいます。

心理学が面白いと思える本を紹介

心理学を学ぶのであれば、面白いと思える読みやすい本に手を出してみることをおすすめします。

まずはこちらのメンタリスト・DaiGo氏の著書。人生においてどういった選択肢を選んでいくのかということをまとめたこの本には、自己啓発にも似た指針が描かれています。

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次におすすめなのが、ストレスを溜めがちな方に読んでほしい面白い本です。自分の心をコントロールするのも立派な心理学の応用。イライラやモヤモヤを解消したいと感じているのであれば、ぜひ隙間時間でマインドとコントロールの練習をしてみてください。

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心理学は日常的に見ると面白い学問のひとつ

心理学は日常のいたるところに転がっている面白い学問です。小さなことから大きなことまで、挙げだすとキリがないほど心理学のメカニズムは日常の中にあります。

相手との関わり方や自分自身を見つめ直したときに、ふと「今の言動は心理学でいうところのどういう仕組みなんだろう」と考えてみましょう。新しい発見があってとても面白いのでおすすめです。

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