ピカソを鑑賞できる!建物が独創的なグッゲンハイム美術館の見どころ

2019.08.19

ニューヨークには多くの美術館がありますが、その中でも独特な建物の形状で人目を引くのがグッゲンハイム美術館です。竜巻が渦を巻くようなユニークな建物の中では、螺旋状の吹き抜けを歩きながらピカソなどの巨匠の作品を鑑賞できます。

ニューヨークのグッゲンハイム美術館とは

グッゲンハイム美術館はアメリカのニューヨークにある現代アートの美術館で、ソロモン・R・グッゲンハイム美術館といいます。

ソロモン・R・グッゲンハイムとは、美術館の創業者の名前です。ペンシルベニア州に生まれたグッゲンハイムは、スイスに留学した後に帰国し、家業の鉱山経営を継承して大成功を収めます。

美術館に展示されている主な作品は、ピカソの「黄色の髪の女」、シャガールの「誕生日」、マティスの「肘をつく女」などです。また、美術館自体は複数のハリウッド映画の舞台にもなっています。

ピカソを始めとする巨匠の作品を鑑賞できるほか、建物の上層部のエキシビションフロアーでは、定期的に入れ替わる現代アートの展示も楽しめます。

ソロモン・R・グッゲンハイム美術館

  • 住所:1071 5th Ave,NewYork,NY10128,アメリカ合衆国
  • TEL:(+1)212-4233500
  • 営業時間:10:00〜17:30
  • 公式HP:こちら

グッゲンハイム美術館のユニークな建築

グッゲンハイム美術館の大きな特徴は、美術館の建物自体が一つの巨大な芸術作品のようになっていることです。

巨大な渦や竜巻のような独特の形状の建物の外観は、かたつむりの殻にも例えられています。美術館の建物の内部についても、外観と同じく螺旋状の構造で、中央部分が巨大な吹き抜けになっています。

建築を担当したデザイナーは、日本の帝国ホテルのデザインも手掛けています。美術館の建築設計がデザイナーに委託されたのは1943年でしたが、建物の竣工までにはそこから10年の歳月を要しました。完成したのは1959年で、美術館の創設者のグッゲンハイムの没後のことでした。

美術館といえば、一階の入り口から館内に入って徐々に上の階に上がっていくという鑑賞スタイルが一般的ですが、グッゲンハイム美術館は最初にエレベーターで最上階に上がり、順路を進んで鑑賞しながら徐々に階下に降りていく方式になっています。

また、館内にはお土産を販売するギフトショップがありますが、グッケンハイム美術館の外観をモチーフにしたお土産も売っています。

スペインのグッゲンハイム美術館

グッゲンハイム美術館の分館として、スペインにビルバオ・グッゲンハイム美術館があります。同国のビルバオ市の老朽化した港湾地区に建設されたもので、1997年に落成式が行われました。

ガラスやチタニウムなどの複数の素材で構成された美術館の建物は、外壁の無規則な曲面や集光性などが工夫されており、夢の世界の巨大な船のようなデザインになっています。

ビルバオ・グッゲンハイム美術館の特徴は、館内だけでなく屋外にも多くの作品が展示されていることです。3トン以上の重量を有するカラフルなチューリップのオブジェ、母親に関する複雑な感情を表現した巨大な蜘蛛の模型など、個性的な作品が展示されています。

ビルバオ・グッゲンハイム美術館

  • 住所:Abandoibarra Etorb,2-48009,Bilbo,Bizkaia,スペイン
  • TEL:(+34)944-35-90-80
  • 営業時間:10:00〜20:00
  • 公式HP:こちら

グッゲンハイム美術館でアートを楽しもう

ニューヨークにあるグッゲンハイム美術館は、ピカソやシャガールなどの巨匠の作品を鑑賞できる現代美術館です。竜巻やかたつむりの殻のような独特の形状の建物は、それ自体が芸術品のような存在感があります。

また、美術館を創設した財団は、分館としてスペインにビルバオ・グッゲンハイム美術館も建設しています。独特の形状の建物を楽しみつつ、現代アートの真髄に触れてみてはいかがでしょうか?

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