蝶々夫人でオペラデビューを!あらすじやおすすめの劇場を紹介

2019.08.18

長崎を舞台にした異色なオペラ作品『蝶々夫人』。「さくらさくら」や「君が代」など日本音楽のモチーフ多用されており、オペラデビューにもおすすめの名作です。この記事では、蝶々夫人のあらすじや、名曲、公演されているオペラ劇場をご紹介します。

オペラ『蝶々夫人』とは?あらすじと概要

蝶々夫人は、イタリアの作家「ジャコモ・プッチーニ」作のオペラ作品です。

登場人物紹介

  • 蝶々夫人(ソプラノ):15歳の没落藩士令嬢。夫を一途に愛する純粋な心を持っている。
  • ピンカートン(テノール):アメリカの海軍兵。日本駐在中に蝶々夫人と結婚する。
  • シャープレス領事(バリトン):長崎在住の領事。蝶々夫人を思いやる優しい人物。
  • ケイト・ピンカートン(メゾソプラノ):ピンカートンがアメリカで結婚した本妻。
  • スズキ(メゾソプラノ):蝶々夫人の世話をする女中。
  • ゴロー(テノール):お調子者の結婚紹介人。
  • ボンゾ(バス):蝶々婦人のおじであり僧侶。

知っておきたいオペラ『蝶々夫人』の有名曲

蝶々夫人の劇中では様々な有名曲が歌われます。劇場に行く前に押さえておきたい名曲をいくつかご紹介します。

愛の二重奏「可愛がってくださいね」

ピンカートンと蝶々夫人が歌うデュエットです。僧侶の叔父に激怒される蝶々夫人をピンカートンが慰めるシーンで歌われます。情熱的で美しい愛の歌となっており、メロディとハーモニーが美しい曲として有名です。

Youtube視聴:こちら

アリア「ある晴れた日に」

蝶々夫人が歌うアリアです。第二幕でピンカートンの帰りを信じて待つシーンで歌われます。ソプラノの蝶々夫人が歌うにも関わらず、中低音を重視した歌唱が必要なため、ソプラノ殺しの曲とも呼ばれています。

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アリア「さらば愛の巣」

ピンカートンが歌う最も有名な楽曲です。三章で自分の罪にやっと気づき、立ち去るシーンで歌われます。歌詞は卑怯な自分を責め、蝶々夫人との思い出を一生苦しみながら背負い続けるという内容になっています。ピンカートンとの対比で、より蝶々夫人の純粋な精神が際立ちます。

Youtube視聴:こちら

蝶々夫人が公演されているオペラ劇場

蝶々夫人は有名な作品のため、数々の劇場で公演されています。この記事では、オペラデビューにもおすすめの有名な公演をご紹介します。

東京二期会オペラ劇場「蝶々夫人」

演出は数々の舞台を手掛けている有名演出家の宮本亜門氏。主要人物は基本的にダブルキャストなので、日によって違いを楽しめるのも魅力です。

指揮: アンドレア・バッティストーニ 演出: 宮本亜門 合唱: 二期会合唱団 管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

蝶々夫人 森谷真理・大村博美 スズキ 藤井麻美・花房英里子 ケート 成田伊美・田崎美香 ピンカートン 樋口達哉・小原啓楼 シャープレス 黒田 博・久保和範

出典:東京二期会オペラ劇場公式サイト

新国立劇場のオペラ公演「蝶々夫人」

新国立劇場はオペラ、バレエ、現代舞踊、演劇などが公演されている劇場です。平成9年にオープンした比較的新しい劇場で、最新の技術が備えられています。

蝶々夫人 佐藤康子 ピンカートン スティーヴン・コステロ シャープレス 須藤慎吾 スズキ 山下牧子 ゴロー 晴 雅彦 ボンゾ島村武男 ヤマドリ星野 淳 ケート佐藤路子

合唱指揮 冨平恭平 合唱 新国立劇場合唱団 管弦楽 東京フィルハーモニー交響楽団

出典:新国立劇場公式サイト

藤原歌劇団公演「蝶々夫人」

藤原歌劇団は日本で最も古いオペラ・カンパニーです。1934年の創立以来、本格的なオペラを80作品近く上映しています。

総監督 折江 忠道 指揮 鈴木恵里奈 演出 粟國安彦

蝶々夫人 小林厚子・迫田美帆 ピンカートン 笛田博昭・藤田卓也 シャープレス 牧野正人・市川宥一郎 スズキ 鳥木弥生・但馬由香 ゴロー 松浦 健・井出 司 ボンゾ 豊嶋祐壹・田島達也 ヤマドリ 泉 良平・柴山昌宣 ケイト 古澤真紀子・𠮷村 恵

合唱:藤原歌劇団合唱部 管弦楽:テアトロ・ジーリオ・ショウワ・オーケストラ

出典:藤原歌劇団公式サイト

オペラの名作「蝶々夫人」を楽しもう

蝶々夫人はオペラ初心者からコアなファンまで楽しめる作品です。物語はもちろん、メロディやハーモニーが美しい歌も魅力の一つです。劇場によっても演出に違いがあるため、ぜひ色々な公演を見てみてください。

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