甘酒を飲むメリットとは?飲み方・作り方・おすすめ商品まで徹底解説

2019.08.17

甘酒には健康面はもちろん、美容面でもたくさんのメリットがあるのをご存知でしょうか?甘酒に含まれる成分の特徴や目的に応じた甘酒の飲み方、炊飯器の保温機能を使った米麹甘酒の作り方などを紹介します。アレンジレシピにも挑戦してみましょう。

甘酒は飲む点滴と言われるほど栄養が豊富

栄養価の高い甘酒は『飲む点滴』とも言われており、様々なメリットがあります。「食生活が乱れて顔色がさえない」「便秘で肌荒れが続く」「間食がやめられない」という人には特に甘酒はおすすめな飲み物です。では、甘酒にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

腸内環境の正常化におすすめ

甘酒は『米麹甘酒』と『酒粕甘酒』の2種類があり、アミノ酸・ビタミン・ミネラル・葉酸など、どちらにもたくさんの栄養素が含まれています。

『米麹甘酒』の甘みはデンプン質が分解された『ブドウ糖』と『オリゴ糖』です。オリゴ糖は腸の善玉菌を増やして、良い腸内環境をサポートする役割があり、ブドウ糖は脳のエネルギー源となります。

ブドウ糖は砂糖よりもカロリーが低く、空腹を感じた時に摂取すると血糖値がアップし、脳の空腹感が解消されます。甘酒を上手に取り入れれば、ついつい間食してしまうお菓子の量も減らせるかもしれません。

また、『酒粕甘酒』には、タンパク質ながら食物繊維のような機能を持ち、腸内にある油を捕まえて、体外に排出を促す『レジスタントプロテイン』が含まれています。

米麹と酒粕のどちらもメリットがある

米麹と酒粕のどちらがおすすめなのか迷う人もいるでしょう。人それぞれの体質や悩みによりますが、それぞれにメリットがあります。

  • 米麹甘酒:疲労を感じている方
  • 酒麹甘酒:睡眠不足な方

多くのブドウ糖を含む『米麹甘酒』は、疲れた時に飲むと、体にしみわたるように感じるでしょう。米麹には肌の健全な状態をサポートする『ビオチン』や『エルゴチオネイン』などが多く含まれているのも特徴です。

一方『酒粕甘酒』には、メラニン合成を抑制する『遊離リノール酸』や『フェルラ酸』、肌の保湿機能に関わる『プロリン』などが含まれています。

また、人はアデノシンという物質の分泌が多くなると睡眠が誘発されますが、酒粕の清酒酵母にはアデノシンを促す働きがあります。

酒粕甘酒と米麹甘酒を混ぜて飲むのもおすすめです。

おすすめの飲み方をチェック

甘酒の飲み方に決まりはありませんが、甘酒の栄養素をしっかり受け取りたいなら、朝や夜がおすすめです。さらには、他の食材や飲み物と合わせてアレンジをするのも良いでしょう。

甘酒はいつ飲むのが良い?

頭をしゃきっとさせたい、またおやつの代わりにしたい方は、『朝』や『小腹が空いた時』がおすすめです。

1日の始まりに甘酒を摂取すると代謝が高まり、カロリーが消費されやすくなります。米麹甘酒のブドウ糖は脳のエネルギーになるため、頭がシャキッとして仕事もはかどるでしょう。

小腹が空いた時は、おやつの代わりに甘酒を飲んでみましょう。甘酒のカロリーは100gあたり約80kcalなので、飲みすぎにさえ注意すれば、砂糖がたっぷり入った菓子類よりも健康的です。

甘酒の栄養をしっかり取りたいなら、体が栄養を吸収しやすい『夜』がおすすめです。

市販されている甘酒は、アルコール度数が1.0%未満ですが、自家製の酒粕甘酒はアルコール濃度がやや高めなので、日中よりも夜のほうが安心でしょう。

しかし、空腹時に飲むと血糖値が上がる恐れがあります。血糖値が高い人は量やタイミングに気を付けましょう。

脂肪を燃焼する食材と合わせよう

脂肪燃焼のために甘酒を飲もうと考えてる場合は、そのサポートに役立つ食材に加えてみましょう。

  • 生姜
  • シナモン
  • レモン
  • コーヒー・紅茶

『生姜』の辛み成分である『ショウガオール』は体を温め、代謝を助ける成分があります。冷え性で代謝や血流が悪く、なかなか体重が落ちない人や汗をかきにくい人は、甘酒に生姜汁を加えてみましょう。

漢方の素材である『シナモン』も、生姜同様に、飲むと体がポカポカしてきます。甘酒との相性も良いとされています。

レモンは、脂肪の代謝を助ける『フラボノイド』が含まれています。冷やし甘酒に加えたら、すっきり感がアップするでしょう。

『コーヒー』や『紅茶』に含まれるカフェインは脂肪燃焼をサポートします。甘酒とコーヒーを1:1で混ぜて『コーヒー甘酒』にするのもおすすめです。

豆乳で割ってさらにクリーミーに

甘酒は、牛乳や豆乳と割ると味がまろやかになり、飲みやすくなります。

特に、豆乳はコレステロール0で、『イソフラボン』や『レシチン』などの体にうれしい栄養素がたっぷり含まれています。無調整豆乳で『豆乳甘酒』を作ってみましょう。

  • 甘酒:100ml
  • 豆乳:100ml
  • はちみつ:お好みで
  • 塩:ごく少々

材料をマグカップに入れ、電子レンジで温めるだけの簡単レシピです。甘酒に含まれる水溶性のビタミンは熱に弱いので、加熱しすぎに注意しましょう。味が薄い場合は、塩をごくわずかに加えると味に深みが出ます。

手作り米麹甘酒がおすすめの理由とは

スーパーでは甘酒コーナーが作られるほど、たくさんの種類の甘酒が売られています。しかし、健康を意識するならば市販されているものよりも、ノンアルコールの自家製米麹甘酒をおすすめします。

手作りならではの栄養を摂取

市販されている甘酒は、加熱して麹菌の酵素の働きを止める『火入れ』をして保管期間を長くしています。火入れをしないと、永久的に麹菌が発酵を続け、風味や色に変化が出てしまうためです。

一方で、火入れを行うとビタミンなどの加熱に弱い栄養素が損なわれてしまいます。甘酒の栄養素をまるごと取り入れたいのならば、火入れをしない自家製甘酒を飲むことをおすすめします。

材料と用意するもの

米麹甘酒は材料や作り方の違いにより『かた作り』『うす作り』『はや作り』の三つがあります。かた作りとうす作りは、『米麹とご飯(米)』で、はや作りは『米麹のみ』で作る方法です。

ここでは、米麹の風味がしっかりと味わえる『はや作り』の作り方を紹介しましょう。

  • 米麹:200g
  • 60℃前後のお湯:400~500ml
  • 温度計・へら・濡れ布巾・炊飯器(保温機能付き)

保温機能を使った作り方

  1. 板状の米麹はあらかじめよくほぐしておき、60℃前後に温めたお湯と米麹を炊飯器の中に入れてへらで混ぜ合わる
  2. 炊飯器のふたを開けたままの状態で、上に清潔な濡れ布巾をかぶせ、保温スイッチをオンにする
  3. 米麹の麹菌は高温に弱いため、温度が70℃以上にならないように注意しながら見る
  4. スタートから5~6時間で甘い香りが漂い、その間に何度かへらでかき混ぜて、温度が高くなり過ぎていないかをチェックする
  5. 麹の芯がなくなり、とろっとしたペースト状になったら完成

完成してからすぐに飲まない場合は、粗熱を取って密閉容器に入れ、冷蔵庫で保管しましょう。賞味期限は夏場は2~4日、冬は1週間ほどを目安にしましょう。環境にも左右されやすいので早めに飲むことをおすすめします。

市販されているおすすめの甘酒を紹介

自家製の生の甘酒は栄養が凝縮されていますが、時間がない人や外出先でも手軽に飲みたい人は、市販の甘酒を購入しましょう。添加物やアルコールが含まれていない良質の甘酒を厳選しました。

こうじや里村 お米と米麹でつくったあまざけ

米麹を知り尽くした専門メーカー『こうじや里村』が手間暇かけて作った米麹甘酒です。国産米と良質な米麹を長時間じっくりと熟成しており、原料が持つ栄養素や旨みがしっかりと引き出されているのが特徴です。

ふた付きの1000mlパックはその都度しっかり密閉できる上、折りたたんで捨てられるのがメリットでしょう。毎日甘酒を続けたい人にぴったりのサイズです。

  • 商品名:こうじや里村 お米と米麹でつくったあまざけ(1000ml×6本)
  • 価格:3690円(税込)
  • 楽天:商品ページ

八海山 麹だけでつくったあまさけ

新潟の南魚沼が誇る蔵元『八海山』が作った米麹甘酒です。原料は高精白の米から作る麹と八海山水系の極軟水のみで、お米由来の優しい甘みや雑味のないクリアな味わいが感じられるでしょう。

夏はきりっと冷やして飲むのがおすすめで、容器ごと冷凍すればデザートにぴったりの甘酒シャーベットになります。

  • 商品名:八海山 麹だけでつくったあまさけ(118g×20本)
  • 価格:4480円(税込)
  • 楽天:商品ページ

甘酒を飲んで美容意識を高めよう

甘酒には、健康や美容面にメリットのある成分が豊富に含まれています。おやつや朝食に飲めば、体に必要な栄養素が無理なく摂取できるでしょう。

甘酒の栄養素をしっかり取り入れたい人は、ぜひ自家製の甘酒作りに挑戦してみてはいかがでしょうか?米麹と炊飯器があれば、簡単においしい甘酒が作れます。

その他のテーマ

ART

CULTURE

CRAFT

FOOD

TIME